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ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト
【ふぁいなるふぁんたじー・くりすたるくろにくる りんぐ・おぶ・ふぇいと】
ジャンル
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アクションRPG
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対応機種
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ニンテンドーDS
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メディア
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(容量不明)DSカード
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発売・開発元
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スクウェア・エニックス
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発売日
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2007年8月23日
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定価
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5,040円
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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概要
FFシリーズの派生作品であるファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズの2作目。『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の続編にあたる。主な略称は『FFCCRoF』。
評価点
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前作の不満点の改善
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新たにジャンプが出来るようになり、アクション制が増した。
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前作で一部不満点となっていた瘴気システムを廃止。
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シングルモードのストーリーの深みが増し、前作のマルチプレイでないとあまり楽しめないという部分も解消された。
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ストーリーはとてもシリアスかつ鬱気味な大筋と、ところどころに挟まれる異様なノリのギャグとの対比が評価されている。
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マルチプレイのシナリオは全体的に暴走気味でキャラ崩壊が激しい。もっともこれには理由があるのだが。
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戦闘は特に難しい操作をしなくていいので、覚えやすい。
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ステージの難易度も程よく設定されていて、普通に敵一匹に一瞬で殺されるということも無い。
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クリアすると難度が少し上がる2周目プレイが楽しめる。さらにそれをクリアするとさらに難しい3周目もできる。
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装備は種類が豊富で、レシピも1周目だけではすべて手に入らない。
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BGMの質も高く良曲が揃っている。
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町の人との会話の内容も面白く出来ている。
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凄まじくショタコンな鍛冶屋の女店主、いいお兄さん的態度で接しておきながら主人公の台詞の一撃で態度が豹変しやさぐれる門番兵士などブラックなネタが多い。
問題点
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視点変更ができないため、見づらいときがある。
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装備品のアビリティは決まっており、変えられない。そのためお気に入りの装備品があっても能力値によっては使いづらい。
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前述の通りストーリーは深いのだが、後半が鬱気味。
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ただし、最後は一応主人公は幸せになる。ただ人によってはバッドエンドともとれる終わり方をしているため純粋なハッピーエンドではない。
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Wi-Fiで協力プレイができない。この部分は次回作で出来るようになった。
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AIが全体的に馬鹿。黒魔の心得装備時に無駄に魔法を使って魔石を消費しまくったり何も考えずに敵に突っ込んでいったりする。
総合
前作の問題点であった部分のほとんどが解消され、全体的に丁寧な出来となった。
多少操作性が悪いものの、慣れれば特に気にならない。
その後の展開
2009年に直系の続編であるファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイムがWiiとDSで発売された。
こちらはWi-Fiで協力プレイができ、装備品にアビリティがつけられるなどができるようになった。