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グランド・セフト・オート・バイスシティ - (2011/04/09 (土) 01:57:43) の編集履歴(バックアップ)


Grand Theft Auto Vice City

【ぐらんど・せふと・おーと ばいすしてぃ】

ジャンル アクション

対応機種 Windows
プレイステーション2
Xbox
開発元 Rockstar Games
発売元 カプコン
発売日 【Win】2003年9月25日
【PS2】2004年5月20日
【Xb】2004年7月29日
定価 7,140円(税込)
レーティング CERO:18歳以上対象(初版のレーティングを記載)


WARNING!!!!!!!
本作はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。
(※現在のレーティング)


概要

 大ヒットクライムアクションゲームの第4弾。80年代のアメリカ・バイスシティを舞台にした作品。
本作からはバイクやヘリコプターが一般登場したほか、着せかえも可能。また武器のバリエーションも前作から大幅に増えた。

ストーリー

 フォレッリファミリーの一員であった主人公、トミー・ベルセッティ。彼はフォレッリの密告により逮捕、服役中であった。出所後、彼は取引のためにバイスシティに向かうが、取引中に何者かの襲撃にあい、命からがら生き延びるも仲間は死亡。バイスシティに残された彼は、生き延びるために頂点へ這いあがろうとする…!

ゲームシステム

  • 本作は過去作同様、ミッションクリア制である。ミッションは「取引を護衛する」「ボスを暗殺する」といったものから「レースで1位をとる」「ラジコンヘリで建物を爆発させる」など様々。
    • もっとも、根本には「ボスに復讐する」という目標があり、その足掛かりの1つとして上記のようなミッションがある。

良点

  • 自由度が高い。せっせとタクシーで金を稼ぐのもアリ、人を轢き殺して金を奪うのもあり、レースで稼ぐのもアリ。
  • リゾート地であることが前面に出ているからか、全シリーズの中でも雰囲気が明るい。美しい海、空、夕焼けに、夜のネオン。他のシリーズにはない華やかさがある。
  • 「3」からの進化
    • ミッションのバラエティ性
      • 前述のように、「暗殺」や「レース」、「写真撮影」など数多くのミッションがあり、飽きさせない。
    • 武器の追加
      • マグナム銃やミニガンもそうだが、特に打撃武器が充実。バットだけだったのが、ゴルフクラブや日本刀、チェーンソーといったものが追加された。
    • シリーズ初の着せ替え機能。
      • サンアンドレアスのスペシャルセットのように、上から下まで決められたセットでの着せ替えだが、強盗スタイルでナタを持てばもう13日の金曜日だし、警察官の服を着れば警察署に入っても撃たれなくなる。
    • 一作目以降登場しなくなったバイクが復活。
      • 機種もスクーターからハーレーまで様々。更にジャックナイフ・ウィリーもちゃんと出来る。
    • 本作からヘリコプターが登場。
      • 前作の「Dodo」は飛ぶ事、飛行状態を維持する事が難しかったが、ヘリコプターは簡単な操作で自由に飛べる。これは嬉しいところ。
    • 前作ではストーリーが進むごとに隠れ家(セーブポイント)が出てきたが、本作からは自分で購入するシステムに。
      • ストーリーが進めば印刷会社やボート乗り場も買収可能。更に、物件ごとのミッションをクリアすれば、その物件から収益を得る事までも可能に。
    • 入れる建物が増加。ショッピングモールなんかも登場する。
  • ラジオがすごい。
    • あのマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」から、バグルス「ラジオ・スターの悲劇」、本作に登場する架空のバンド「ラヴフィスト」の曲まで収録。
    • ちなみに、本作のモチーフになったドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」の主題歌も収録している。

問題点(PS2版)

  • ロードが長い。後年の『サンアンドレアス』より長い。また、島を移動するごとにもロードが入る。
  • 良くも悪くも洋ゲー。ミッションの難易度は高い。
    • 逮捕や体力がなくなるたびに手持ちの武器が全部なくなるのでいちいち買わないといけないし、かといって生身でミッションはクリアできない。
  • やっぱり有害。
    • PS2版はそれなりに規制されているが、それでもチェーンソーはひどい。
    • ただ、だからと言って規制をしすぎるとこうなる

総評

 難易度は実はこれでも簡単な方。ミッションの数も多すぎず少なすぎず、ちょうどよい。 GTAシリーズ入門には最適の一本である。

備考

  • 本作は主に、1983年公開の映画「スカーフェイス」に影響を受けており、ディアス邸のレイアウトなんかももろにそれである。また、1984年放映のドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」からも影響を受けている。
  • なお、この作品の廉価版(カプコレ)は、カプコレ史上最も売れた作品。また、「最も世界中で売れたプレイステーション2用のゲーム」としてギネス記録にもなった。