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サンダーフォースV - (2011/04/03 (日) 16:17:22) の編集履歴(バックアップ)
サンダーフォースV
【さんだーふぉーすふぁいぶ】
ジャンル
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横シューティング
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高解像度で見る 裏を見る
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対応機種
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セガサターン
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発売元
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テクノソフト
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発売日
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1997年7月11日
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定価
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7800円
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レーティング
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セガ審査:全年齢推奨
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概要
「グラディウス」「ダライアス」「R-TYPE」と並び称される名作家庭用横スクロールシューティング「サンダーフォース」シリーズの、次世代機による五作目。演出重視のSTGとして、「レイストーム」「アインハンダー」などと並び高く評価されている。
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名作が多かったメガドライブの横STGでもTOPに君臨していた本シリーズ。
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今までのシリーズは架空の勢力「銀河連邦」と「オーン帝国」の戦いを描いていたが、今作では舞台が地球に移る。
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システムは横STGとしてオーソドックスなもの。
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複数のショットを随時切り替えて戦うのは前作までと同様。
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敵を早く倒すことでスコア倍率の高くなるハイテンポボーナス、敵やオブジェに接近することでスコアの入るスクラッチボーナスの実装。
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クロー(オプションのようなもの)の耐久力を消費することで攻撃力の増すオーバーウェポンの追加。
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ポリゴン表現を導入。3D表現を導入した2DSTGはまだ当時珍しかった。
ストーリー
西暦2106年、現人類の技術をはるかに超えた兵器(前作「サンダーフォースⅣ」の自機)が宇宙で発見された。「Vasteel」と名付けられたそれを解析して得られた超技術「Vasteel Techonlogy」は、人工知能「ガーディアン」の完全な管理下での開発・運用によって、人類に新たな繁栄の時代をもたらした。西暦2150年、突如「ガーディアン」は人類に反旗を翻し、超兵器群による攻撃を仕掛ける。総人口の1/3を失った人類は、「Vasteel」の複製である「Gauntlet」による奇襲作戦にすべてを賭ける……
長所
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シリーズのファンも納得の熱い展開・BGM ポリゴンになって迫力の増した敵群。
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1面BGM「Legendary Wings」はステージの展開にあわせ転調し、サビ部分はIIIの1面BGM「Back to The fire」となっているなど、BGM面でのオマージュも多い。
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当時ポリゴンに弱かったSSの中では綺麗なグラフィック。
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オーバーウェポンの実装により爽快性が増した。
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ダイレクトマッピングの実装により武器切り替えがしやすくなった。
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耐久力の高い敵に攻撃が当たると敵が白く光るようになった。
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これにより攻撃が効いているかどうかが分かり辛いという前作の欠点が解消された。
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5面での前作の自機との対決シーンはシリーズファンからの受けが良い。
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シナリオ面での評価も高い。
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ラスボスであるガーディアンの意外な行動に驚いたファンもいたほどであった。
短所
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演出を意識し過ぎ全7面のうち1・5・7面はボス以外演出面といっていいほどの戦略性のなさ。
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従来まで職人技といわれるほど凝った2Dから一変し、3Dに変更されたことで敵弾が見づらくなるなど見易さの面での劣化。
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フリーレンジという武装の異常なまでの強さによるゲームバランスの崩壊。面によっては自機はほぼ動かず敵に照準を合わせ撃つだけのゲームに。
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ハイテンポボーナスにより早く倒すほどスコアの倍率が高くなるのだが、それが原因で余計この武器以外使うことが少なくなる。
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フリーレンジの性能で隠れているがハンターも相変わらず強い。
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逆にウェーブが弱く、使いどころがほとんどない。
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ゲーム自体は30分以内で終わるという早さ。
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クリアするまでに1時間かかるほど長すぎるといわれた前作IVから一変し、短すぎるボリュームとなった。
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前作までで張られていた伏線が、世界観変更により今作では無視されることに。
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しかしVIで伏線が回収されるといわれた物の、逆に伏線無視やこじつけ設定が多く悲惨な結果となった。
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スコアがカンストしやすく、スコアアタックでの面白さの半減。(ただしPS版では修正されている)
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ボス戦でクローが無いとオーバーウェポンが使えずほぼ詰む。
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前作でもサンダーソードといった強力武器を失うとボス戦で苦戦しやすくなるなどがあったが、今作はボスの耐久力がオーバーウェポン使用を前提とした高さになったためそれ以上に倒すのが困難。
その後
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PSにも移植されたがSS版とともに現在プレミアがついている。
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現在はゲームアーカイブスでPS版が配信されてるので入手が容易になっている。
総評
世界観の大幅変更やシステム面での難易度大幅降下に伴い、前作での戦略性の高さを期待したファンは肩透かしを食らうこととなった。
しかし新規ユーザーからはうけがよく、サタマガにて6週連続1位に輝いた。
・・・と当時は賛否両論だったが本作の後に続くVIの出来が最悪だった為、再評価され良作という評価が固まった。