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戦国無双2 - (2012/08/13 (月) 11:04:03) の編集履歴(バックアップ)
戦国無双2
【せんごくむそうつー】
ジャンル
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タクティカルアクション
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※PS2版
※Xbox360版
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対応機種
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プレイステーション2、Xbox360、Windows XP/Vista
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メディア
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DVD-ROM 1枚
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発売元
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コーエー
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開発元
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コーエー(オメガフォース)
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発売日
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【PS2】2006年2月24日 【Xb360】2006年8月17日 【Win】2008年7月11日
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定価
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【PS2/Xb360】7,140円 【TREASURE BOX(PS2限定版) 】11,340円 【Win】4,179円
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プレイ人数
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1~2人
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セーブデータ
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【PS2】272KB以上
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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周辺機器
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【PS2】PlayStation BB Unit 対応(HDDのみ) 【Win】DirectX 9.0cに対応した12ボタンのゲームパッド推奨
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ディスクレス起動 【Winのみ】
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不可
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廉価版【PS2】
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PlayStation2 the Best:2007年8月2日/4.179円 同・価格再改訂版:2010年7月29日/2,079円
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備考
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【Xb360】『戦国無双2 with 猛将伝』:2008年3月19日/7,560円 【Win】動作環境はこちらを参照
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無双シリーズリンク
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概要
一騎当千の爽快感を味わう『無双シリーズ』の舞台を日本の戦国時代に移した『戦国無双シリーズ』の2作目。
前作の「戦国無双」は低レベルプレイ必須と揶揄されるゲームバランスの悪さで、猛将伝で改善したものの、結果としてユーザーに不信感をもたれることになってしまっていた。
今作はテーマを「関ヶ原」に据え、徳川家康・石田三成・島左近・島津義弘ら、参戦武将も大幅に増加。
また、アクション面でも大幅なテコ入れを行ったことで、真・三國無双シリーズとは異なる戦国無双シリーズを確立する事にも成功している。
評価点
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過去最大の兵士ワラワラ感。それなのに処理落ちやステルスが前作から激減。2Pプレイでは多少スローになるが、基本的なプレイでは処理落ちが殆ど見られなくなった。
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前作では「信長を中心とした群雄割拠の時代」を表現するために墨のイメージで統一され画面全体が暗めであったが、今作では「安土桃山の絢爛な時代」を表現するため、画面が格段に明るく華やかになった。
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ムービーが大変美しい。ムービー演出では映画監督(佐藤信介氏)を起用したため、ひとつひとつのムービーの評価がとても高く、「戦国絵巻」に相応しい出来となった。8ヶ月以上を製作に費やしたオープニングムービーも好評で、こちらは下村勇二氏が監督を務めた。
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特に外伝のエンディングムービーは使いまわしムービーの組み合わせながら名BGMと見事にマッチしており、無双シリーズ屈指の高評価を受けている(2猛将伝ではなぜか別EDムービーに変更されたため、変更を惜しむ声があった)。
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しかし、このことは『戦国無双3』において意外な弊害をもたらしている。3では映画監督を起用しなかったため、「2ではあんなによかったのに」という声も聞かれるようになってしまった。
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BGMも評価が高い。テクノ全開だった前作とは異なり和楽器を積極的に使用しているが、それでも従来どおりテクノ風にアレンジされており耳に心地よい。
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新キャラの追加。追加された10人はいずれもキャラクターの色がはっきりしており、概ね好評。
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さらに武将を護衛してくれる護衛武将の数が全54人と大幅にUP。「織田信長を松永久秀に護衛させる」などの遊び方も可能。
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アクションタイプの大幅な変更
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全武将を「通常攻撃タイプ」「チャージ攻撃タイプ」「特殊技タイプ」に大別し、それぞれ成長するアクションが変わっている。
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また、R1ボタンの弓攻撃を廃止し、各武将に2つずつ「特殊技」を付与。武将たちの個性化とアクションの増加に一役買っている。ただし、武将によってあたりハズレがある。
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さらに無双ゲージが3つに分かれ、ゲージが全部溜まっていなくても無双奥義を出すことが可能になった。ゲージのたまり具合によって奥義の強さも変わってくる仕様。
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これらの変更により、三國無双シリーズとのさらなる差別化にも成功している。
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よろず屋の登場
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前作では技能ポイントを溜めて技能をGETしていたが、今作ではお金を貯めて「よろず屋」でひとつひとつ購入するようになった。ただし全ての技能を購入することは出来ず、レア技能は後述する「スティール」によって入手しなければならない。レベルがMAXになっても技能をつけることが可能。
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前作は低レベルプレイ必須とすら言われたが(猛将伝で改善)、それらの反省を生かしてか、ゲームバランスはきわめて良好。
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プレイヤーが強くなったときちんと実感できる仕様になっている。また高難易度も挑戦のしがいのある難易度に設定されている。
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城内戦と城外戦のシームレス化
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前作では城内戦は「多くの罠がある城内を延々と探索」という苦痛の強いものだったが、今作では「城内戦」「城外戦」の概念を撤廃。城外からも天守閣に入って戦うことが可能で、城内の構造も簡素になっている。
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馬による移動が大幅に早くなった
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前作では「馬よりも走ったほうが速い」という武将がいたが、今作では馬が大幅に速くなり、移動のダルさが大幅に減少した。
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各武将の無双演武(ストーリーモード)は、歴史IF色の強かった前作に比較してかなり史実よりになった。
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しかし全無双演武に「歴史のIF」である「外伝」があり、プレイヤーは史実とIFをバランスよく楽しむことが出来る構成になっている。ねねが関ヶ原に乱入する、通称「ねねヶ原」など、爆笑ものの外伝も。
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史実寄りになった分、各キャラごとに良くも悪くも強烈な個性を持っていた前作に比べると薄味になっているという声はあり、優遇されているキャラとそうでないキャラの格差はかなり露骨なものがある。
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無限城のシステムの改良
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今作の無限城は1の虚空のように、プレイヤーの根気が続く限り半永久的に上に昇っていく方式になった。
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加えて階内でのイベントの選択肢が大幅に増加。資金稼ぎとしての目的が出来ただけでなく、特定の階でしかできないイベントや、ここでしか入手できない護衛武将や技能、軍馬も存在する。
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ストーリー仕立てのイベントもあり、クリアすると次の階のイベントに続きのストーリーが追加される。
難点
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ミニゲームの双六がほとんど劣化いただきストリート。まさに誰得仕様。双六の音楽も超絶脱力BGMで、「双六を入れるなら他の要素をより充実して欲しかった」といわれた。さらにこの曲はサウンドテストに登録されないというバグもある。
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加えて戦国無双の人気キャラの一人「阿国」の出現条件がこの双六クリアなので、嫌でもプレイしなくてはいけない。
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くのいち、石川五右衛門・今川義元がリストラ。また森蘭丸、阿国が模擬演武専用武将に。
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ただしくのいち・石川五右衛門・義元は「双六モード」でほんの少しだけ登場する。また蘭丸と阿国は、模擬演武の特定ステージで会話イベントがある。また今川義元は2猛将伝で、くのいちは3で復活した。
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森蘭丸と阿国のユニーク武器は無限城のイベントで入手するため、そのイベントへ行くまでがかなり面倒である。
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味方が苦戦しやすく、すぐに救援要求を出してくる。しかし救援に駆けつけてみると、全く苦戦していなかったりする。
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これはほぼすべてのステージでプレイヤー側が敵側よりも士気で劣る状態で開始するため。大坂の陣(豊臣側)などならともかく、小田原征伐(豊臣側)などどう考えても相手側のほうが劣勢のステージでもこうなのでやや不自然。
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3の異常な味方敗走率に比べればはるかにマシと言う意見も。
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ステージの終盤の多くで、本陣が奇襲される展開が多々ある。
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せっかくもう少しで勝てると言う場面で本陣に戻らなければならず、面倒。
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ただし、終盤には自軍の士気が高いことが多く、奇襲部隊の撃破が本陣開門の条件になっているステージ以外は無視することもできる。
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前作に比べて演出面も威力もパワーアップした無双奥義だが、武将や雑魚が超反応するため簡単に奥義が回避・ガードされてしまう。
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但し本作ではレベル3無双を放つときにガードボタンを連打するとエフェクトが大量発生する通称「レバガチャ無双」というバグ技があり、これを使うことで超反応の敵も一網打尽に出来たため、(変な意味で)ゲームバランスが取れていた。
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さすがにバグ技共々2猛将伝では改善された。
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前作で好評だった2コスチュームなし。
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しかもプロデューサーはインタビューで「アレ必要でした?」と発言し、ファンの怒りを買った。2猛将伝で2Pカラーコスチュームが追加されている。
賛否両論点
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スティールについて
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上述の通りレア技能はよろず屋で購入することが出来ず、レア技能を持っている武将を倒すことで「スティール」することになるのだが、条件を満たしても必ずスティール出来るとは限らず、何度も同じ作業を繰り返すのが面倒だという意見がある。
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一方、武将を育成する過程でそれなりの数・質の技能を自然とスティールできるのは事実であり、それら全てをよろず屋で購入しなくてすんだと考えれば、実はかなりの収入になっている。このありがたさは、秘技購入に多額の資金が必要になる猛将伝で特に実感できる。
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各武将によって扱いの良し悪しがある。
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石田三成・直江兼続・真田幸村らが「義トリオ」と呼ばれて親しまれる一方で、地味さを拭えない印象の武将たちがいた事も事実。無双演武を「海賊討伐戦」などの史実と全く関係の無い戦で水増しされている武将もいる。
特にゲーム全体のテーマが「関ヶ原」であるがゆえに、関ヶ原に関わらない上杉謙信・武田信玄・濃姫らは「孤島状態」とも言われてしまった。更にメインテーマである関ヶ原参加武将に関しても、個性豊かなキャラが揃っている西軍側に比べると東軍武将は徳川家の人間ばかりでどのキャラのシナリオもほぼ使い回し状態である。
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前述の3名に関しては、最早「義」にまつわる描写が宗教じみていると言う理由から「義教」と揶揄されることもあり、特に真田幸村は前作の「真田日の本一の兵なり」エンディングの影響もあるが、キャラクターの描写としては劣化したとも言われている。
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この幸村のように前作に登場した一部人物の性格や人間関係が変化したこと。例えばお市は外見が少し大人っぽくなったのはまだしも、前作とは打って変わって暗い性格になり、「1のお市を返せ!」と嘆く人も多かった。なお幸村の性格が暗くなった理由は「シナリオコレクション」にて説明がされている。
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また本作の立花誾千代が、史実での立花宗茂の立ち位置を吸収していることには不満の声がある。
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本作や関連作では、立花宗茂について触れられず存在を抹消されている。そのためか宗茂の登場は3を待つことになった。
総評
スティール機能や武将たちの扱いの差については不満の声もあるが、それ以外の点については戦国無双シリーズ随一の快作と言って良い出来。
前作での不満をことごとく潰し、ゲームバランスもちょうど良い。
史実とIFが絶妙に入り混じった美麗な戦国絵巻をどうぞお楽しみあれ。
その後
本作の発売後から9ヵ月後に『戦国無双2 Empires』が発売され、こちらもなかなかの高評価を受けている。
翌年には『戦国無双2 猛将伝』が発売。
こちらは超反応やコスチュームなどの問題点が修正されたものの、一方でPS2版では2層ディスクを使用したため、読み込み不良などのトラブルが多発するなどの問題も発生してしまった。
調整面でもプレイヤーサイドが大きく弱体化(それもバグなどによるものではないもの)する調整なども見受けられ、不満の声も出ている。
だが追加キャラのストーリーはどれもすばらしい出来であり、他にも『宝珠』で武器技能を上書きできたり『秘技』で固有技能を変更できたりと、武器やアクション面での自由度は上がっている。
Lv3無双の追加エフェクトのダメージ判定も「吹き飛ばし」から「その場にダウン」に変更され、ほぼ全段当てることが出来る様になり非常に強力になった。
余談
朝倉ワッショイ
浅井長政の無双演武第5話「金ヶ崎の戦い」においてのみ見ることができる珍現象。
このシナリオにおいては、当初の敵総大将の織田信長を撃破すると長政ら浅井軍が味方の朝倉軍を裏切り、織田・徳川連合軍(以下連合軍と表記)に参入するイベントが発生する。
このとき織田信長の撃破前に、それ以外の連合軍武将をほとんど撃破していなかった場合この現象が起こる。
連合軍はイベントにより士気が高いため朝倉軍の武将を次々と薙ぎ倒していき、そのまま朝倉軍の本陣に乗り込むと本多忠勝や柴田勝家などの猛将も含め最大26名の武将による朝倉義景への集団リンチ胴上げを拝むことができる。
特にXbox360版や、PC版で描写設定を最大値にした上で行われるワッショイはまさに圧巻。
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朝倉ワッショイと金ヶ崎の戦い全編
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動画はいずれもXbox360版。
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