「ワリオランド3 不思議なオルゴール」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ワリオランド3 不思議なオルゴール - (2011/03/28 (月) 11:29:11) の編集履歴(バックアップ)
ワリオランド3 不思議なオルゴール
【わりおらんどすりー ふしぎなおるごーる】
ジャンル
|
アクション
|
|
対応機種
|
ゲームボーイカラー(専用)
|
発売・開発元
|
任天堂
|
発売日
|
2000年3月21日
|
定価
|
3,800円
|
マリオシリーズ・関連作品リンク
|
概要
-
マリオランド2で初登場したワリオが主人公のゲームで、続編3にして実質初タイトルになったワリオランドシリーズの3作目。
ストーリー
ある日、ワリオが飛行機に乗っていたら、故障して森の中へ墜落してしまいました。
その森の奥の洞窟で壊れて音の出ないオルゴールを見つけ、ワリオはそのオルゴールの世界に入ってしまいます。
しばらく歩いているとオルゴールの世界を司る物と名乗る謎の巨大な顔の像が現れ、
この世界に散らばる5つのオルゴールで封印されておりその封印を解いてほしいとの願いを出されました。
ワリオにとってはどうでもいい話なのですが、封印を解かないと元の世界に帰れないとのことで、
何より途中で見つけた宝物も全てくれるという話に乗り、オルゴールの世界を冒険することになりました。
評価点
-
ゲームの流れとしては、箱庭型のステージを探索して宝箱の鍵を見つけ出し、その鍵に対応する宝箱を開けてステージクリアとなる。
-
宝箱からゲットしたアイテムの効果によって新ステージが出現したり、今まで行けなかった場所に行けるようになる。
新ステージ出現の際にはちょっとしたイベントシーンが入り、それもなかなか面白い。
-
ワリオのアクション面の特徴とそのバランスの良さ。
-
ワリオランド2からの特徴で、主人公のワリオは基本的に無敵。敵の攻撃に対してワリオはリアクションを取り、
それを利用することでステージを探索していく。このゲームでは敵は倒すものでもあり、利用するものでもあるのだ。
-
例としては、敵を踏み台にして高くジャンプ、潰されることでぺしゃんこになり隙間を抜ける、など様々。
ワリオの取るリアクションは全部で15種類ある。
-
ワリオは不死身ではあるが今作では能力がかなり制限されており、ゲームスタート時でのアクションは『移動・ジャンプ・しゃがみ・ショルダータックル』のみである。
ゲームを進めていくうちに強化アイテムが手に入り、『ヒップアタック・頭でブロックを壊す・敵を持ち上げる』などといった従来のアクションができるようになっていく
-
ゲームのボリュームがある。
-
最終的にステージ数が25にもなり、それぞれに宝箱が四つも隠されている。もちろん全てのステージに謎解き要素があり、
場合によってはボスもいる。つまり、全部で実質100ステージ分あるということ。
-
ゲーム進行には48ステージのクリアで済むのだが、やりこみ要素としてゲーム進行と関係ないステージやお宝探し、
音符コイン集め(各ステージに8枚ずつ存在)がある。ちなみに音符コイン集めはゲーム進行よりずっと難易度が高い。
-
全ステージクリア後は各ステージのタイムアタックができ、また音符コインを全て集めるとミニゲームがプレイ可能になる。
-
同じステージを何回も回る仕様ではあるが、アクション強化や進行用のアイテムを入手しなければどうしても行けない場所があるように作りこまれており、そのたび新鮮な気持ちでプレイできる。
-
難易度のバランスが取れている
-
敵の配置やボスの強さもも最初は腹立たしく、なれればクリアできるように作られており決してゲームとして理不尽ではない。
-
ストーリーはあって無いような物かもしれないが、ラストにかけて発覚するオルゴールの世界の真実は見もの。
-
BGMも軒並み良好で、特にスタッフロールの曲は評価が高い。
-
致命的なバグと呼べるものもほとんどない。
-
説明書のワリオ曰く「カラー専用だから画面が美しい」。
賛否両論点
-
ゲーム上仕方のないことではあるが、死なない仕様である以上仕掛けやボスの攻撃に引っかかった場合はいったんある程度まで引き戻されるようになっており、クリアするまでは延々と同じ場所を回らされることになるので非常にもどかしくなることも。
-
ボスへの攻撃方法が初見では分からないことが多い。一回攻撃を入れた後もう一回弱点を攻撃しなくてはならなかったり変わり種としては明らかに相手贔屓なサッカー勝負を挑まれたりなど。
-
ステージによってはミニゲームのゴルフをクリアしなければならないがこれが意外と難しく、しかも一回プレイするのにコインを使用しなくてはならないためコインがなくなると場合によっては最初からやり直しになることも。
総評
-
ゲームボーイ末期に作られた作品であり知名度は低いかもしれないが、その完成度、ボリュームからプレイしたユーザーからは末期の名作として高評価を得ている作品である。
余談