【りとるばすたーず】
WARNING!!!!!!!
本作のPC版「リトルバスターズ!エクスタシー」は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。
そのジャンルでは業界でも大手メーカーである株式会社ビジュアルアーツのブランド「Key」の第6作及び第7作の恋愛アドベンチャーゲーム。第6作『リトルバスターズ!』(通称:無印)を18禁化して昇格・追加ヒロインを加えてキャストを一新したものが第7作『リトルバスターズ! エクスタシー』(通称:エクスタシー、EX)である。
関連作品として、本作のヒロインの1人である能美クドリャフカに焦点を当てたスピンオフ作品『クドわふたー』が発売されている。
これまでメインの原画担当だった樋上いたる氏に加えて、グラフィック担当だったNa-Ga氏もキャラクターデザイン・原画を担当した。シナリオ担当は、麻枝准(企画担当)、都乃河勇人、城桐央、樫田レオの各氏。麻枝氏曰く、都乃河氏の育成を兼ねて制作された作品。
主人公の直枝理樹は、幼馴染である棗恭介、その妹である鈴、同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に全寮制の学校に通っていた。
彼等は昔、何かを悪者に見立ててそれを成敗する正義の味方「リトルバスターズ」を結成し、色々な事をしてきた。
両親と死別し塞ぎこんでいた理樹にとって、自らを外に連れ出し広い世界を教えてくれたその存在は大きかった。
時に無茶苦茶で考えられない行動をする彼等に巻き込まれながらもそのことを楽しく感じて彼らと一緒にいた理樹は、「ずっとこの時が続いたらいいのに」と考えていた。
ある日、3年生である恭介が就職活動から帰って来た。理樹は「リトルバスターズ」の4人に、「昔みたいに何かしよう」と持ちかける。
それを聞いたリーダー・恭介は近くに置いてあったボールを拾い上げ、宣言するのだった。
「野球チームを作ろう。……チーム名は、リトルバスターズだ!」
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ちなみに、2つのミニゲームは「能力アップ」がキモであり、これらが上下するアイテムをイベントで入手できる。種類は多数にのぼり、入手するまでの過程も楽しめる。
+ | 概要 |
ミニゲーム
シナリオ・演出
楽曲・BGM
グラフィック
シナリオ
+ | ネタバレ |
キャラクター
18禁化したこと
商法
名作たる保障はつくが、必ずしも誰にでも受ける出来なのかどうかは判断が難しい。
ただし、キャラクターややりこみ要素はしっかり作られており、笑いや日常のイベントに重点を置くプレイヤーにはこれ以上ない良作ゲームになりえる。
現に、ニコニコ動画ではキャラクターが個別に大百科に登録されていたり、多数のMADや固有タグが存在していることから、本作のファンは非常に多いことが分かる。
18禁に抵抗がある人にはWin全年齢対象版やPS2/PSP/PSV版があるのでそちらからでも十分楽しめるだろう。