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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 - (2013/10/25 (金) 19:52:48) の編集履歴(バックアップ)
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
【だんがんろんぱ きぼうのがくえんとぜつぼうのこうこうせい】
ジャンル
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ハイスピード推理アクション(ADV)
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売・開発元
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スパイク
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発売日
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2010年11月25日
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定価
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パッケージ版:5,229円、DL版:4,200円
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レーティング
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CERO:D(17歳以上対象)
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廉価版ほか
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PSP the Best:2011年11月23日/パッケージ版:2,940円、DL版:2,800円 超高校級の限定BOX:5,229円
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分類
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良作
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ストーリー
各分野において優れた才能を持つ超高校生級の少年少女のみが入学できる「私立 希望ヶ峰学園」。
そこに新入生として足を踏み入れた主人公・苗木誠は、急なめまいに襲われて意識を失ってしまう。
苗木が見知らぬ教室で目を覚ますと、学園内は完全に外の世界と断絶された閉鎖空間となっていた。
同じような境遇に置かれた15人の新入生たちは、入学式と称するセレモニーに召集され、
そこに現れた喋る謎のヌイグルミ「モノクマ」から恐ろしい校則を突きつけられる。
「新入生たちは、残された一生を全て希望ヶ峰学園内のみで過ごさなければならない。
学園から脱出するための唯一の方法は、仲間を殺して「卒業」する事。」
こうして、彼らの生き残りを賭けたコロシアイ学園生活は始まった。
概要
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『侍道』『喧嘩番長』シリーズなど、一風変わったゲームをリリースしてきたスパイクが送る新規タイトルのADVゲーム。
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公称ジャンルは「ハイスピード推理アクション」。学園内で起こる殺人事件の謎を解く「学級裁判」パートでは、シューティング・リズムアクション・パズルなど、様々なジャンルが融合した推理を行う。
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開発者は本作のデザインテーマを「サイコポップ」と称し、少年少女の殺し合いという重く壮絶な内容のシナリオでありながら、画風・キャラクター・音楽などを軽めの雰囲気でまとめている。
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なお注意点として、公式でネタバレが禁止されている。プレイ動画の公開も1章までとされているため、記事を書く際には注意。実際問題、この種のゲームはネタバレをすると大きく面白さを損なう。
特徴
システム
学園内を歩き回って調査を行うADVパートと、事件の犯人について生徒たちで議論を交わす学級裁判パートの2つに大別できる。
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ADVパート
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主に学園内を探索するパートであり、各教室や施設を調べて必要な情報を集めるのが目的。最初の内は行動範囲が限られていて、ゲームが進むごとに行ける場所は増えていく。
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調査以外にも「自由行動時間」が設けられていて、他のキャラクターと会話をして交流を深めたり、ゲームを有利に進めるスキルを獲得したりできる。交流の内容は、ゲーム中の「通信簿」に記録され辞典でいつでも観賞でき、その人の人間性をより深く知ることができる。
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ゲーム中で入手する「モノクマメダル」というアイテムを消費してガチャガチャを回すと、アイテムを入手する。これらはストーリー進行とは関係ないが、自由行動時に他のキャラクターにプレゼントすると好感度に影響する。
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メニュー画面の学園内全体マップには、特定の場所に一発でワープできる機能がある。他にも、攻略上必ず調査しなければならないポイントには「!」印がつき、広い学園内でも目的を見失わずに進められる。
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学級裁判パート
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学園内で生徒同士の殺人事件が発生すると、事件に関する調査を行うADVパートの後に学級裁判が開かれる。このパートではADVパートで集めた情報を使って、「犯人が誰であるか」を生存している生徒全員で議論しあう。
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裁判中は議論の進行に合わせて、主観視点STGの形式で他人の発言の矛盾を指摘する「ノンストップ議論」(詳細は後述)、同様の操作でキーワードの穴を埋める「閃きアナグラム」、リズムACTの形式でタイマンを行う「マシンガントークバトル」、マンガのコマを埋めて事件の全貌を総括する「クライマックス推理」の4種のゲームが提示される。なお、これらはすべて制限時間付き。
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時間切れになったり、ノンストップ議論で大きなミスを繰り返し主人公の「発言力」ゲージがなくなったりするとゲームオーバーとなる(ただし、その場でリトライ可能)。
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全ての議論が完了すると、その流れに従って自動的に犯人が指名される。
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このパートは難易度設定が可能。推理難度とアクション難度に対し、それぞれ「シンセツ」「ユルヤカ」「イジワル」の3段階がある。
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ノンストップ議論
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学級裁判パートのメインとなるゲーム。
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ここでは議題に対する参加者それぞれの発言が、STGの“的”のように画面を飛び交う。その中でオレンジ色で表示されているものは「ウィークポイントとなる発言」、紫色は議論と関係ない雑音やつぶやきである。
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主人公が集めた証拠を本作では「言弾(コトダマ)」と呼び、弾丸で表現される。前述したウィークポイントに対して有効な言弾をヒットさせる事で矛盾を指摘でき、議論が展開していく。
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ゲームが進むにつれ、言弾の装填数(提示する証拠・根拠の選択肢)や、こちらの言弾を妨害する雑音が増える事で難易度が上がっていく。
また、手持ちに有効な言弾が無い場合、他人の発言をキャプチャーして2周目で撃つ、といった搦め手も必要。
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学級裁判と「卒業」に関する補足説明として、主だったルールを以下に示す。
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学級裁判終了時に、参加者全員による多数決投票形式で犯人を指名する。
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指名された者が犯人であった場合は犯人以外の生徒たちの勝利となり、「クロ(真犯人)」は処刑される。
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逆に、犯人でない者が指名された場合はクロの勝利となり、クロは卒業できる。それ以外の生徒は全員処刑される。
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つまり、他人を出し抜いて殺人を犯し、なおかつ他の生徒たちの目を欺き通して犯人だと疑われなかった者だけが勝ち抜けられる…というルールである。
キャラクター
主要人物は、主人公を含む生徒15名とモノクマだけでも16人と、かなり数が多い。キャラデザインは癖が強く賛否が分かれる。
しかし、いずれも一癖も二癖もある魅力的な面々ばかりである。
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希望ヶ峰学園の生徒たちは全員、各分野において「超高校級」と賞賛される才能の持ち主。その肩書きは「超高校級の野球選手」「超高校級のプログラマー」など様々だが、中には「格闘家」「ギャル」「暴走族」「ギャンブラー」といった変り種も多い。
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容姿についても、大きな縦ロール、極端な肥満体形などと分かりやすく特徴づけられたキャラクターが複数含まれている。
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その中でも、『ストリートファイター』シリーズの豪鬼や『ドラゴンボール』のブロリーを彷彿とさせる筋骨粒々の体系でセーラー服を身にまとう女子高生、「超高校級の格闘家」大神さくらのインパクトは凄まじい。
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これら容姿・肩書きで付けられた個性によって誰が誰であるかを大変理解しやすくなっており、大人数のキャラが冒頭から登場して覚えづらいという問題が大きく緩和されている。
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演技力豊かなボイスも、彼らのキャラクター性を大いに引き立てる。特に、フルボイスで繰り広げられる学級裁判パートの盛り上がりは大きな見所となっている。
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声優のキャスティングそのものも豪華である。主人公・苗木誠を演じる緒方恵美氏を初め、大本眞基子氏、鳥海浩輔氏、石田彰氏とベテラン揃い。少ない若手もまた実力派揃い。
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イベントシーンやADVパートはフルボイスではないが、「フッ」「なるほどね…」「だべ」といった一言ボイスが多数用意されている。キャラクターの特徴を捉えた耳に残りやすいフレーズばかりであり、メッセージ内容に合わせて使い分けられる。
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中でも舞台の立役者である「モノクマ」は、行動・発言・外見とあらゆる面においてプレイヤーに強烈な印象を残す。
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ゲーム中におけるモノクマは、生徒たちに過酷なルールを課しコロシアイの「動機」を促す非情な存在として描かれるが、多くのプレイヤーはその能天気なボイスとのギャップに驚きと戸惑いを覚えるだろう。声を当てているのはなんと先代『ドラえもん』こと大山のぶ代氏。
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スパイクとしてもゲームより「ドラえもん降板後初の出演」をフィーチャーしており、ゲーム内の小ネタにもドラえもんネタをふんだんに取り入れている。
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初めはドラえもんの印象がどうしても残るだろうが、本作を象徴するキャラクター性からじきに「モノクマとして」見えてくること必至である。
シナリオ
シナリオについては多くを語る事を避けるが、息をつかせぬ衝撃的な展開やどんでん返しが連続し、読み手をぐいぐいと物語へ引き込む非常に大きな牽引力を持っている。
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本作では生徒同士による生き残りを賭けた殺し合いが行われていく。いわゆる「クローズド・サークル」系のストーリーなので、殺した人間・殺された人間は常に見知ったクラスメイトである。そのため「死」の喪失感は、いわゆる推理物の中でも特に大きい。
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前述のように事件が起こっていない間は他のキャラクターと自由に交流でき、システム上でもそれが推奨されている。当然ながら交流を深めたキャラクターが殺されてしまうことも多々あり、プレイヤーに絶望感を与えゲームへの没入をさらに深めさせていく。
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※軽度のネタバレを含むので注意
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希望ヶ峰学園内では、衣食住が完全保障された上でストーリーが進む。つまり、本作で発生する殺人事件の「動機」には、例えば食料の奪い合いなどといった基本的な生命維持に関するものはない。
同じ境遇におかれた仲間であると同時に敵でもある、という極限状態に追い込まれた生徒たちがそれぞれ何を思い、誰を殺すのか。心の弱みに付け込まれた彼らの人間ドラマもまた、本作の物語における一つの見所である。
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本作のシナリオは、閉鎖空間や校則といった過酷な設定により、登場人物たちの争いを殊更に煽るような内容となっている。そうして調査と学級裁判を繰り返す事で1つ1つのドラマと接していく内に、黒幕と希望ヶ峰学園の真実が次第に明らかになっていく。この巧みな物語運びのため、止め時を見失うプレイヤーが続出した。
その他(グラフィックなど)
本作は「サイコポップ」と称されるとおり全体的にポップアート的なデザインで統一した上で、陰惨なシーン、グロテスクな描写なども多く含むブラックな雰囲気で構成されている。
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グラフィックは、全体マップや室内の背景を3D、人物を2Dで描く「2.5D」で表現されている。
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場所が切り替わった際に、舞台や人物がパッと出現するのではなく徐々に現れる「飛び出す絵本」的な演出がされているのも特徴。
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人物立ち絵はアニメ的なデフォルメ調、イベントシーンの1枚絵やムービーシーンは油絵調で描かれる。
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学級裁判は、1人用の証言台を円形に繋ぎ合わせた裁判所で行われている。メインの発言者が変わるたびにカメラが回り、臨場感を増す。
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ノンストップ議論の的となる発言も、普通に右から左に流れるものだけではなく、力強い発言は奥から手前に揺れ動きながら飛び出してくる、畳み掛けるような発言は上下から時間差で流れてくるなど、2Dに立体的な表現を持たせて見飽きさせない。
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裁判パートにおいてクロの指名に成功するとそのクロは「おしおき」として処刑されてしまうのだが、そのムービーシーンは本当にむごい。事後の結果だけ1枚絵で見るようなタイプ(事件現場など)の残酷描写とは、受ける印象が格段に違う。
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残酷であると同時にあまりにもシュールであるため、独特のノリにつられて笑いが生じてしまうという人もいる。
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BGMについても、自由行動中は軽快に、事件が発生したらシリアスに、モノクマが現れればヘンテコなテーマが流れ、学級裁判の佳境ではハイピッチで盛り上げて…と、かなり大胆な緩急がつけられている。
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学級裁判で議論が深まり、犯人を追いつめていく際の「議論-HEAT UP-」や「議論-HOPE VS DESPAIR-」なども勿論人気はあるのだが、緊迫感を煽る「イキキル」や、新展開を盛り上げる「ニュー・ワールド・オーダー」など、裁判外のイベントシーンで印象に残る人気曲も多いのが特徴である。
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なお、BGMを担当しているのは『killer7』や『地球防衛軍』シリーズ等の音楽を手がけた高田雅史氏。
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下ネタやパロディといったお遊びが多め。
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キャラクター・アイテムのデザインやキャラクターの台詞など、隙あらばパロディネタが仕込まれている。カバーしているジャンルの幅は広く、一人で全て把握するのは至難。
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例えば先述の「大神さくら」についても、「格闘家」「大神」「さくら」「セーラー服」という一見した構成要素はパロディのそれである。
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モノクマも大山のぶ代氏を起用してる関係か「ドラえもん」のパロディが見受けられる。
賛否両論点
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サイコポップというオブラートに包まれてはいるものの、やはりブラックな描写が多いため人を選ぶ。
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大した問題点ではないが、シュールギャグの一環(?)として収録されているゲーム内広告がやや長く煩わしい。
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血液は赤ではなく、鮮やかなピンク色で表現されている。残酷表現への自主規制と、グラフィックとしての表現を両立させようと苦肉の策なのであろう。
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ダンガンロンパの雰囲気が象徴されているとして問題ないとするファンも多いが、「ペンキみたい」と否定的にとらえられることも少ないとは言い難い。
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猟奇的な殺され方をしているシーンもあり、緩和されてはいるが死体のグロテスクさが消失したわけでは決してないことは述べておく。
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ADVとしては、マンガやアニメなどのオタク文化、下ネタにある程度の慣れがある人向けの世界観。
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モノクマを始めとした一部のハイテンションなキャラクターは、普段サブカルチャーにあまり触れない人間にはやや拒否反応が出るだろう。
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※中程度のネタバレを含むので注意
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主要人物である15人の生徒たちは、物語が進むにつれて一人、また一人と死亡していく。もちろん、生き返ったりはしない。
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魅力的なキャラクターの多いゲームだが、だからこそ上記の理由により、初回プレイ時から特定キャラに入れ込むような接し方は危険。「この人が犯人or被害者であって欲しくない」と思ってプレイしていると鬱ゲーになりかねない。
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当然ながら、ストーリー上で死亡した人物とはそれ以上交流できないし、シナリオ面での掘り下げにも限界がある。物語上仕方のない事とはいえ、ここに生じる不平等感に不満を抱くユーザーは少なくない。
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『2』にも言える問題だが主人公と深い繋がりになるヒロインは明確に決められている。その人物の人気は高いのだが一部からは「優遇」として批判される事もある。
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ストーリーは一本道であり、マルチ展開などは無い。通しでクリアする場合のボリュームはADVの標準クラスなので、相対的にボリュームがやや少ないと言える。
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また、それゆえにどのような攻略・好感度を上げようと死亡するキャラ・殺害のタイミングは絶対に変化しない。この点も上記の問題をさらに強めている。
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終盤、本作の世界観の核心に関わる「ある事件」と黒幕についての説明が極端に少なく、やや駆け足気味の展開である(一応、伏線などはちゃんと用意されてはいる)。
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エンディングの展開も続編を匂わせており、ともすれば「投げっぱなし」と感じられるものである。もう少し掘り下げられなかったのだろうか。
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この点は、小説などの外部作品や続編である程度補完されている。
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問題点
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難易度が低く、ゲームとしての歯応えはあまり無い。
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作り手の想定する標準的な難易度は、最高設定の「イジワル」である。そのイジワルでも、ACTゲームや推理物に慣れたCERO D相当のプレイヤーにとっては簡単な部類に入るだろう。
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特に推理要素については、言弾(証拠品)を手に入れる場面や議論の際におけるセリフでかなりヒントが出ることもあって、ミステリーに慣れないプレイヤーのことを考えたとしてもかなりヌルめ。
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言弾の装填数(突きつけるべき証拠の選択肢)も終盤まで3つ程度と少なく、実に次作『2』の半分程度である。
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トリックに関しても奇抜なものが多い訳ではなく、証拠集めの段階でだいたいの予想をつけてしまえるような部分も少なからず見られる。
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プレイヤーからの視点ではあからさまなことでも、物語中では推理段階でまだわかっていない、という齟齬から推理を間違えることも多々ある。
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ライターの小高氏によれば「アクション要素もあるし、推理アドベンチャーがマイナーであることを考えると、考える楽しさより正解の快感で勝負したほうがいいと考えた」というが、やはり結果的には不満意見も多く出た。
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周回プレイに対する追加要素の類は無い。
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代わりに、モノクマメダル(スキルとモノクマメダルは周回で引き継ぐ)を消費してCG・ムービー・設定画・サウンドの鑑賞モードを開放する要素はあるのだが、多くのメダルを獲得できる学級裁判パートは何度もやり込むタイプのゲーム性ではないため、作業的になってしまう。
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自由行動パート中でのキャラクターとの会話は、前述のようにスキルを獲得できる実用性とキャラクターの一面を知れるストーリー性、「通信簿」の項目を増やせるやり込み性を兼ね備えており、ファンとしては興味深いものである。しかし、この会話要素が1周プレイしただけではコンプリートに程遠く、おまけに自由行動パートだけを繰り返すことがシステム上不可能であるために無駄に作業量が増えて非常に面倒。
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効率的にコンプリートするとしても「あるエピソードを初めから開始して会話や探索パートを進め、自由行動パートまで終えた以降でセーブ」を何度も繰り返さなければならず、大変無駄が多い。
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これは『2』や後述のVITAでのリメイク版ではクリア後にコロシアイ無しで仲間達と絆を深めるモードが追加された事で解消される事になった。
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一部、UIに不親切な面がある。
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通常状態でのマップ移動やメッセージスキップの速度がやや遅い。前者はスキル「ランニング」によるダッシュ機能で幾分解消できるが、スキルでなく標準でダッシュできる仕様で良かったとの声は多い。
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マップ移動については、廉価版で標準でダッシュできるように変更された。
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室内の調査において、調べられる箇所と人物などが密集している場合、目的の箇所に照準を合わせるのに手間取る。また、どこを調べられるかはアイコンを当てないとわからないため、やや不親切。
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後者はスキル「観察眼」を入手すれば多少解消できるものの、標準で欲しいという意見も多かった。そのため前述の「ランニング」と共に廉価版では削除され、標準で装備されている。
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学級裁判パートのクライマックス推理に、「画面レイアウトがせせこましくてコマが見にくい」「どういった状況を表している絵なのか分かり辛い」「似たような事をやっている構図があり、どちらが正解なのか無駄にある」といった難点がある。
制作秘話
2011年9月に行われたゲーム開発者向けカンファレンス『CEDEC 2011』において本作プロデューサー・寺澤善徳氏とシナリオライター・小高和剛氏が登場し制作秘話を語った。以下抜粋して紹介。
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当時『侍道』『喧嘩番長』程度しかキラータイトルが無かったスパイクは早急に新規タイトルの制作を迫られており、『侍道』のプロデューサーであった寺澤氏は常々新規タイトルを作りたかったことから『名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵』のシナリオライターだった小高氏に企画書を送り、「今までにないもの」をテーマに制作を進めた。この時点から「15人の高校生」「クロ」「コロシアイ」といったワードも登場し、決定稿よりちょっと細いモノクマも出来上がっていた。が、イメージはコンクリート風など相違点も見られ、ゲームもマルチエンディングつきの一般的ADVだった。
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そこで改良を図り本作のイラストを担当した小松崎類氏によるサイコポップなイメージ&キャライラストでより原型に近づいた。が、社内からは「PSP×ADVなんて良くて4万本」「中高生向けならアドパをつけないと」といった反対意見もありさらなる改良が必要となった。
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その後も企画を煮詰めてジャンル名「ハイスピード推理アクション」や「超高校級」「2.5D」「マシンガントークバトル」「フルボイス学級裁判」など製品に大きく近づいて行った。実際に推理シーン、処刑シーンも完成していたが処刑のあまりのグロさにやはり反対が続出(本人もやりすぎたと反省したほど)。辞表覚悟でOKをもらいようやく販売にこぎつけた。また、モノクマの声を務めた大山のぶ代氏については、ダメ元でのオファーをかけたところ快諾してくれた。
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発売時期はPSPのキラータイトル『モンスターハンターポータブル3rd』が控えており初週2万弱と低調な出だし。しかし、良作という評判が徐々に広がりダウンロード版合わせ10万本を達成した。 販売数の大半が初週消化であるゲーム業界において驚異的なジワ売れである。ちなみに、シナリオの小高氏がツイッターで10万本達成を報告しようとしたところ、10本と誤爆してしまった。
各参照記事→I・II
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なお、本作を製作するに当たって影響を受けた作品のひとつとしてDCの『ILLBLEED』が挙げられている。
総評
舞台設定や裁判のルールなどで緊張感を持たせ、全く性質の異なる複数のゲーム形態を使い分けてスピード感を表現しメリハリをつける事で、1つ1つの要素は既存の形式を踏襲したものでありながら総合的には過去のどの作品とも一線を画する、新しい裁判物ADVとして仕上がっている。
15人の生徒たちを始めとするキャラクターたちはそれぞれが個性的であり、人数が多いにも関わらず埋もれるようなキャラクターがいない。ゲーム内容と調和の取れたBGMやグラフィックなどを見ても、作品全体の完成度の高さが窺える。
持ち前のブラックテイストが人を選ぶ、周回プレイに耐えるタイプの作りではないといった欠点はあるものの、きれいにまとまった部分と突き抜けている部分が絶妙なバランスをとりつつ同居した快作である。
余談・以後の展開
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本作は体験版と製品版ではシナリオが違っている(大筋は同じだが、一部相違点がある)。この体験版で不評であった部分を短い期間で修正しており、このゲームの良さをよりハイレベルなものにしている。製品版には体験版の差異画像も収録されているが、すでに購入した人も体験版をプレイしてみてはいかがだろうか。
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2011年9月に外伝『ダンガンロンパ/ゼロ』が上下巻で発売。しかし冒頭から本作の黒幕が隠す気0で出るなど、非常にネタバレが多い。そうでなくとも、本作未プレイの場合だと理解できないような部分も多いので注意。
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2011年11月に廉価版が発売されており、視認性や操作性を向上させる改良、追加コンテンツが収録されている。通常版とはセーブデータに互換性が無いので、今から始めるならこちらか移殖版を。
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本作は発売時点では先行き不透明で注目度も十分ではなかったため限定版は存在しなかったが、人気が確立したため廉価版で限定版を用意するという変わったことをやっている。
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ファンからも続編が期待されたところ、2012年7月に続編『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』が発売された。前作の閉鎖的な環境と対照的に、開放的な南の島が舞台となっている。またモノクマを除いたコロシアイの参加者も入れ替えとなっており、新たなコロシアイ学級裁判の幕開けとなっている。
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2012年12月10日に本作のTVアニメ化が発表され、2013年7月に放送が開始された。
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この都合で発売当時以上にネタバレを踏みやすくなっているので、未プレイなら必要以上の攻略情報を探らないようにした方が良いだろう。
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2013年9月13日から本作の登場人物である霧切響子の幼少時代をテーマにした外伝『ダンガンロンパ霧切』がシリーズで発売。しかしゲーム中では『超高校級の???』として正体を隠していた霧切の本当の肩書を普通に見せるなどネタバレが多い。
ダンガンロンパ 1・2 Reload
【だんがんろんぱ わんつーりろーど】
ジャンル
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ハイスピード推理アクション(ADV)
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対応機種
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プレイステーション・ヴィータ
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発売・開発元
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スパイク
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発売日
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2013年10月10日
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定価
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パッケージ版:5,229円、DL版:4,700円
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レーティング
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CERO:D(17歳以上対象)
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『ダンガンロンパ1・2Reload』としてPSVitaへ『2』と共に移植されている。
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体験版も含めて収録。ただしモノクマメダルの10倍返しはない。
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タッチパネルにも対応しており探究パートや学級裁判パートでの利便性が向上した。
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高画質化されており、マップやキャラの表情が見やすくなっている。
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学級裁判パートでのリザルトが裁判終了時に一気に行われる仕様となり、学級裁判のテンポが速くなった。
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1度クリアした後に『2』のアイランドモードに相当する「スクールモード」が追加。
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本編と同様に希望ヶ峰高校に閉じ込められた15人の生徒だが、モノクマに「ぼくのスペアを作れ」と強いられるという話。
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自由時間も取れるので本編では取りにくいスキル・通信簿も格段に埋めやすくなっている。
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また通信簿を全員分埋めて各キャラの好感度を上げてモノクマのノルマを解放するとエンディングで最後に絆を深めたキャラとの個別エンドが見れる。
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本編で早期に死亡したとあるキャラとのエンディングは特に感動する。
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条件を満たすと「イジワル」を超えた難易度「ゼツボウ」が登場する。