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聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝 - (2010/11/30 (火) 22:49:31) の編集履歴(バックアップ)
聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~
【せいけんでんせつ ふぁいなるふぁんたじーがいでん】
概要
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聖剣伝説シリーズの第1作。
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この第1作目は、ファイナルファンタジーシリーズの外伝的作品としてリリースされた。
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FFシリーズでお馴染みの魔法やチョコボや飛空挺が登場したりする。
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チョコボは物語の途中で自暴自棄になった主人公を立ち直らせるきっかけを作ったりと、名脇役でもあった。
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ゲームシステムとしては見下ろし型画面、画面から別画面への移動方式、パズル的要素など、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズに近い。
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伊藤賢治、石井浩一、北瀬佳範など、後のスクウェアの大作シリーズに関わるスタッフが参加している。
ストーリー
主人公は、グランス公国で奴隷剣士としてモンスターと戦う日々を過ごしていた。次々と仲間の奴隷戦士たちが戦いで倒れていく中で、主人公は隙を見てモンスターの出入り口から脱出する。
脱出には成功した主人公だったが、城の近くにある滝の見える崖の上でシャドウナイトとジュリアスの密談を偶然盗み聞きしてしまい、そこを見られて滝壷に落とされて気を失ってしまう。
目を覚ました主人公は見知らぬ土地をさまよい、モンスターに襲われているヒロインを助ける。彼女はボガードという男を探しているらしく、目的のない主人公はヒロインを連れてボガードを探す。
こうして、主人公は大きな運命の波に飲まれていく……。
評価点
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ダンジョン
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様々な仕掛けが存在し、武器の特性や魔法など様々な物を駆使して突破していくことになる。
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部屋にはところどころ鍵がかかった部屋があり、鍵を購入したりモンスターを倒して手に入れ開く。
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また鍵がなくなって詰まりそうになるダンジョンでも、必ず鍵を持ったモンスターが存在するためハマりにくいというバランス設定も地味ながら役立った(ただしひとつだけハマってしまうダンジョンがある)。
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ストーリー
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GB音源の音楽とマッチした切ないストーリー、その完成度の高さと素晴らしさも忘れてはいけない。
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主人公は中盤、ヒロインを守れなかったことで挫折しそうになる。ボガードとの口論やサラの言葉、我が身を省みず町まで運んだチョコボがチョコボットに改造されながらも生きていた事などを経て自分の意思で再び戦いに赴く決意をしたシーンはかなり印象的。
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またその時にフィールドのBGMが「聖剣を求めて」に変わり、この曲も非常に人気が高い。
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ラスト、ヒロインとせっかく再会できたのもつかの間、彼女は自分の意思で新たなマナの樹となることを決意し、主人公とは永遠の別れとなる。
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テストプレイヤーの女性がラストシーンで泣いてしまったと言う逸話がある位、当時としては「悲恋」となる結末は珍しくまた印象に残ったこともあり。
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そのためヒロインに当時好きだった女の子の名前などを入れるといろいろと切なくなると言う副作用も。
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ちなみにシナリオを書いたのは後のスクエニに大きく関わることになる北瀬佳範氏。
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音楽
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伊藤賢治氏が作曲した多数の名曲はGB音源でありながらもとても根強い人気を誇る。
その後の展開
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後にGBAで「新約聖剣伝説」としてリメイクされる。
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しかしシナリオ・システムが大幅に改悪させられているのには批難の声は大きかった。
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GBA版への批判を受け、後に携帯アプリとして原作をほぼそのままの内容でカラーリメイクされた。こちらの評判は中々良好である。
余談
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アメリカでは "Final Fantasy Adventure" 、ヨーロッパでは "Mystic Quest" の名で発売されていた。これはアメリカ、日本での『ミスティッククエスト』とは別物である。
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開発当初は「テニスゲーム」として企画されていたという逸話がある。