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スーパーファミコンウォーズ - (2011/07/10 (日) 01:01:45) の編集履歴(バックアップ)
スーパーファミコンウォーズ
【すーぱーふぁみこんうぉーず】
ジャンル
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シミュレーション
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対応機種
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スーパーファミコン・ニンテンドウパワー
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発売元
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任天堂
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開発元
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インテリジェントシステムズ
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発売日
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1998年5月1日
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定価
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2,100円
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プレイ人数
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1~4人
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セーブデータ
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3個(バッテリーバックアップ)
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備考
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バーチャルコンソール:2010年2月16日より配信/800Wiiポイント
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概要
FCの戦略シミュレーション「ファミコンウォーズ」の新作に近いリメイク。
携帯機の「ゲームボーイウォーズ」シリーズを含めると4作目、含めないと2作目となる。
実は初代から10年もの間を空けられての発売。
ルール
基本的に「ファミコンウォーズ」と同じ。
mapのマスはGBウォーズのヘックスからファミコンウォーズのスクウェアに戻る。
特徴
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FC版(以降、「前作」と表記)で挙げられた不満点は軒並み解消・調整されている。
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CPUの思考時間はハードの性能向上に伴い大幅に短縮。「高速モード」ではさらに、ユニットがマップ上を移動する速度も向上。
戦闘・占領アニメのオン・オフも任意で変更でき、前作で挙げられたテンポの悪さという不満は一気に解消。
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ユニットの詳細な情報の開示。
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ユニット同士の相性、反撃の可不可など詳細なデータをボタン一つで閲覧可能。本来なら攻略本に載っていてもおかしくないレベルの
情報がステータス画面で普通に公開されている。
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「列車砲」や「戦闘ヘリ」など新ユニットの追加・性能の調整。
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前作では「戦車A・戦車B」という括りが「重戦車・中戦車・軽戦車」に変更。前作では戦車AはBの完全上位互換だったが、
今作では「重戦車は攻撃も防御も最高峰だが移動力が低く、軽戦車はその逆。中戦車は両者の中間の性能」といった具合に変更され、
安い戦車=弱いというわけでもなくなった。
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前作のバランスブレイカー、戦闘工兵は生産に必要な資金が2000→3000に値上げ。量産がしづらくなり、ゴリ押しが利かなくなった。
戦闘工兵に限らず、一部陸上ユニットは航空・海上ユニットに攻撃できなくなり、様々なユニットの運用が求められる。
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異なる思考パターンや特殊能力を持つ「将軍」システム。
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各勢力(レッドスター・ブルームーン・イエローコメット・グリーンアース)をそれぞれ率いる4人の将軍は、プレイヤーが使えば何も変化は無いが、敵として対戦すると将軍によって思考パターンが変わってくる。中でも「ヘットラー」(元ネタは・・・)は、歩兵を大量生産して壁を作りその後ろに間接攻撃ユニットを配備するという個性的な戦法を採る。
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この4人の他にも「フリー」として3人の将軍が登場するが、戦闘結果で1機分の得をしやすい「キャロライン」、毎ターン無条件で資金ボーナスの入る「ビリーゲーツ」、自軍の全ユニットのレベルが+2される(レベルアップシステムをオフにしていても)「ミスターヤマモト」など、この3人は特殊能力を持っているため有利な条件となっている。
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プレイヤーが選んでも特殊能力の効果は発揮されるため、特殊能力持ちの将軍をプレイヤーが使えば難易度が易しくなるし、逆に敵に設定すれば実質上のハードモードになるなど、難易度調整として機能している。なお、特殊能力について作中の将軍紹介では説明されていない点には注意。
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マップ数の大幅な増加。
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前作のマップを忠実に再現した「2Pマップ」、新マップで列車砲も登場する「ニュー2Pマップ」、同時に4勢力が戦う「4Pマップ」と
前作の3倍程度の大ボリューム。いずれのモードでも、対人戦が楽しめる(4Pマップでは最大4人対戦が可能)。
全てのマップを攻略するにはかなりやり込まなくてはならない。
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新システム「索敵」と「レベルアップ」。
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どちらもゲーム開始時に任意でオン・オフが可能。前者はマップが暗くなり、ユニットの周囲にしか敵が表示されないというもの。「偵察車」や歩兵の効果的な使い方が求められる。後者は、ユニットをロストさせずに敵ユニットを倒していくと、レベルが上がりユニットの性能が向上するというシステム。
短所
ゲーム性以外での不満が目立つ。
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マップクリア時の「バンザーイ」×4がなぜかスキップできない。
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随所でテンポが改善されているのになぜこれだけ・・・。
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マップエディットモードが無い。
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骨の髄までしゃぶりつくしたいというファンから挙げられる意見。
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自軍ターンのBGMは自由に変更できるのに、敵軍BGMはゲーム開始時に変更できるのみで以降は固定。退屈な敵ターンこそBGMを変えて気分転換
したいところなのだが・・・。
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プレイヤー、敵将軍も途中での変更は不可。
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変えたくなったら新たにファイルを作り直すしかない。ファイル数が3つで、ステージも2Pマップ・ニュー2Pマップ・4Pマップの3種類なので
空きファイルを作りづらい。そもそも、セーブデータを消す事自体に抵抗がある人も多いはず。
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ただセーブデータ数に関してはニンテンドウパワー版でもバックアップ容量の2KB*16ブロックをフルで使っていたのでハードの制約上仕方のない部分もある。
総評
前作の不満を解消し、遊びやすさを追求する一方でゲームバランスも失われていないシリーズの傑作。
ゲーム全体の雰囲気が軟派になってしまった点を残念がる声もあるが、シミュレーションゲームとしての面白さは一級品。
余談
海外未発売。本作に限らず、1990年代までの本シリーズは全て海外展開されていない。