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ロストヒーローズ - (2012/12/31 (月) 17:15:10) のソース

*ロストヒーローズ
【ろすとひーろーず】
|ジャンル|ヒーローRPG|&amazon(B0089JVUCQ)|&amazon(B0089JVUSK)|
|対応機種|ニンテンドー3DS&br()プレイステーション・ポータブル|~|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|~|
|開発元|ランカース|~|~|
|発売日|2012年9月6日|~|~|
|価格|6,280円|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[コンパチヒーローシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/908.html]]''|

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#contents(fromhere)
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**概要
-コンパチシリーズの流れを汲む作品ではあるが、発売元は『世界樹の迷宮』シリーズを作っているランカース。そのためシステム面はそれと共通するものがある。
-メインで使えるキャラクターはそれぞれガンダム系は「Zガンダム」「νガンダム」「ゴッドガンダム」「ウイングガンダムゼロ(TV版)」「ダブルオーガンダム」、仮面ライダー系は「1号」「BLACK RX」「電王」「W(ダブル)」「オーズ」、ウルトラマン系は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「タロウ」「メビウス」「ゼロ」の計15人。さらに戦闘を補助してくれるアシストキャラは実に20人にも及ぶ。

**評価点
''力を失ったヒーロー達''
-本作に出ているヒーロー達は全員力を失っており、最初から全力を出すことができない。そう言った力は敵との戦闘で入手した「AP」で取り戻していくシステム(''スキルツリーシステム'')になっている。
--このため後述の雑魚戦でも苦戦する理由に説得力がついている。
-ウルトラマン系のキャラは''3ターン経つとカラータイマーシステムにより全ての攻撃のダメージが1になる''という漢仕様があるが、特に弱すぎて使えないキャラはおらず、どのキャラクターも個性があって空気化はしていない。

''再現度''
-『グレイトバトル フルブラスト』同様に、どのキャラも元となったキャラクター及び変身・搭乗する人物の性格をかなり高いレベルで再現している。必殺技発動時の音声、効果音、かけ声もほぼ完璧。

''辛口の難易度''
-世界樹の迷宮シリーズ同様に(というよりは少し昔のゲームと同じくらいに)難易度はかなり高めに設定されており、''雑魚との戦いでも油断したら全滅する''。
--特にボス戦はSPの使い方がかなり重要。何も考えず乱発してもクリアできるバランスにはなっていない。
--それでも、決して''クリア不可能と思えてしまうほどの異常難易度というわけではない''のがポイント。もし全滅してもすぐにその場で再戦可能で、メニュー画面から準備もできる。

''本体毎に違う仕様''
-3DS版は2画面という特徴を生かし、各種ステータスやダンジョンマップが下画面に表示される。そのためいちいちボタンを押して開く必要性が無い。さらにすれ違い通信にも対応している。
-PSP版はカスタムサウンドトラックの機能があり、好きな曲を入れて必殺技発動時に再生できる。
--機能面では3DS版の方が優秀だが、長時間プレイする場合は大容量バッテリー対応のPSPも捨てがたい。どちらもストーリーに差はないので、好きな方を選ぶといい。

**難点
-通常の戦闘と比較すると、ライドダンジョンはかなり面倒。
--通常戦闘よりも終了までの時間がかかり、やることも主砲チャージ・回復・破損箇所の補修など限られているため作業感が強い。
--「せっかくコンパチシリーズで出たのだから、コンパチブルカイザーを出してほしかった」という声もある。
-装備品を強化するには一度外さなければならない。また、所持しているアイテムしか強化できない。そのため倉庫に預けている場合はいちいち取り出す必要がある。

**総評
-初心者には向かない難易度の上に粗が目立つ部分もいくつかあるものの、各作品のファンもコンパチシリーズファンも十分に楽しめる良作。歯ごたえのあるゲームを求めているならプレイするのも良いかも知れない。