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グラディウスII - (2013/05/05 (日) 17:10:12) のソース

*グラディウスII
【ぐらでぃうすつー】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B000068HXS)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|1988年12月17日|~|
|定価|5,900円|~|
|備考|バーチャルコンソール:2007年4月24日/500Wiiポイント|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[グラディウスシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/420.html]]''|

**概要
アーケード『[[グラディウスII -GOFERの野望-]]』の移植作品、ではあるもののFCのスペックではACの忠実移植は不可能な為、オリジナル色の強い作品である。~
-ちなみにタイトルが『[[グラディウス2]]』と混同されがちなので注意。

**特徴
-FCの限界に迫るほどの美麗なグラフィックと音楽。ACでも登場したボスキャラの再現度も高い。
--[[Fortress>http://www.youtube.com/watch?v=6XrNqzzM254]](2面)・[[Heavy Blow>http://www.youtube.com/watch?v=ecZRak1gvAc]](3面前半)・[[Dead End>http://www.youtube.com/watch?v=ycmw3Vu6-HQ]](3面後半)・[[Something Ghostly>http://www.youtube.com/watch?v=u5PmTtSs4Xo]](最終面)など、追加曲はいずれも名曲揃い。
--またエンディングで流れる曲「[[FEARWELL>http://www.youtube.com/watch?v=_oLyoGoiYxs]]」はAC版よりも少し長めで、ファンの間ではFC史の名曲の1つとして語られ、むしろAC版よりもFC版の方が良いというファンも多い。
--しかも信じがたいことに、これらの楽曲は音源チップ等の助けを一切借りず、''FCの内部音源だけで演奏されている''。コナミ矩形波倶楽部の真骨頂ここにあり、である。
-FC版沙羅曼蛇では3つまで(2人同時プレイではいずれかが2つか1つ)しかできなかったオプションの4つ装備をスプライト調整によって実現した。
--又、4つ装備した状態でもう一度装備すると数十秒間オプションが自機の周囲を回転する「ローリングオプション」が発動する。張り付かないと上を攻撃できない2番装備にとっては有効な攻撃手段となりうる。
-シールド(前方のみのバリア)が削除、フォースフィールド(全方向バリア)に統一され、耐久力が5発分までに強化された。
-また、FC版専用のオリジナルステージ、AC版にいない追加ボスも存在する。
-ラスボスのゴーファーの弱点は血管ではなく目に変更。口から泡を吐き出すようになった。

**問題点
-高水準のグラフィックやオプション4つの反動からか、やはりちらつきが多い(それすら瑣末な問題だが)。
-徹底した破壊ゲー・高耐久力ゲーゆえ、レーザー・スプレッドボムと攻撃力の高い装備の揃った2番装備が事実上1強状態となっている。
--モアイの耐久力が異常に高いのもこのゲームの特徴で、2番装備をもってしても破壊は容易でない。さすがに不評だったため、以後のシリーズのモアイはいずれも耐久力が低めになっている。
--またFC版沙羅曼蛇にあった「リップルレーザーが地形等に接触すると消えてしまう」という症状が解消されていない為、3・4番装備はAC版よりも弱体化。高火力至上主義ゲームということもあり、リップルを選ぶメリットが微妙。
-敵弾の当たり判定が大きめ((内部解析により、自機の弾の判定と混同しているバグと判明している。))。

**その他
-3面前半と最終面のBGMがWiiウェア『[[グラディウス リバース]]』にアレンジ収録されている。

**総評
FCという制約の多いハードでも「ACに負けない様な良い作品にしよう」という意地が感じられる、コナミ黄金時代の神髄といえるだろう。
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