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シルエットミラージュ - (2010/02/07 (日) 21:40:31) のソース

**シルエットミラージュ
【しるえっとみらーじゅ】
|ジャンル|アクション|&image(smimga.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069RVV/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=218&file=smimga.jpg]][[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=218&file=smimgb.jpg]]|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売・開発元|ESP、トレジャー|~|
|発売日|1997年9月11日|~|
|定価|5800円|~|

*ストーリー
 別れの日……全ての人類がシルエットとミラージュ二つの属性種族に分類された。人々は嘆き悲しむ間も無く、荒廃した世界でシルエットとミラージュいずれかの属性が活性化した体で生きていく事を余儀なくされた。それからどれほどの月日が流れただろう。とある遺跡の内部でシルエットとミラージュ、本来相反する二つの属性を同時に体に取り入れた人工少女『シャイナ』が目を覚ました。彼女の内蔵プログラムが行動目的を尋ねる。「世界を元に戻す為にエドへ行く事でーす。でも行き方なんて知りませぇん」

*概要
-2Dアクション。任意スクロール式ではあるが展開は一方向ではなく全方位スクロール。
--自機及び敵にはライフと精神力が設定されており、ライフが無くなればミスになるが、精神力が減少すると攻撃力(単純な威力や攻撃パターン、攻撃範囲)が減少する。
--自機にはパラサイトという生物を最大三つまで装備する事ができ、敵を倒すか殴るかして手に入れた資金でそれらを購入・装着できる。パラサイトは自機の精神力が0になると消滅して、自機の精神力を完全回復する特性がある。
---そのため、質の悪いパラサイトをあえて入れておき、精神力がダウンした際パラサイトを消費して回復する方法もある。
-敵及び攻撃には3種類の属性があり、シルエットとミラージュの場合は同属性だと攻撃力ダウン、異属性だとダメージ、無属性の場合は同属性以外を無効化(押し出す事は可能)し同属性でダメージを受ける。
--主人公は左右で異なる属性を持ち、これによりシルエットとミラージュに同族性攻撃と異属性攻撃が、無属性は攻撃を反射して倒す事が可能。

*長所
-コミカルで魅力溢れる様々なキャラクター群と、裏に広がる世界崩壊・救済・救済阻止と言う嫌に重いバックストーリー。
--本作のキャラクター達は聖書の登場人物から名前を引用されており、それを考慮するとキャラクターが軽いノリで会話をしていくも妙に薄暗い展開に突入していくのも納得が行く。
-ショット・ジャンプ・ダッシュ以外にも投げ・リフレクター(バリア)・属性チェンジ・ボム・突進等多彩なアクション。
--これらが非常に単純な操作ででき、更に一つ一つの動作が非常に早いので展開そのものの速さに繋がっている。
--さらに速攻する・転ばせて倒す・敵の攻撃を反射して倒す・攻撃力を下げてから資金を奪い尽くして倒すと言った多彩な倒し方に繋がる。
-サウンド・グラフィックは話題には上らないがレベルが高い。
--エフェクトも一つ一つが派手なので非常に爽快感がある。

*短所
-難易度が低い。
-短い。
-セーブ方法がゲームオーバー時のみと不親切。
-全体的にロード時間が長め。
-ボムの価値が薄い。
--ボムは使用すると精神力を3分の1消費する。自機の性能が良いので、ボムを使うくらいなら体当たりで間合いを取って射撃していた方が安全かつ効率がいい。

*移殖
-PSにボスが2体追加され、各ステージクリア時にセーブができるようになって移殖されている。
--一方でロード時間が増加・少しドットが荒い・生産数が非常に少なく発売当時から入手困難と言う難点がある。

*その他
-本作はSS末期作である。文字通り滑り込みで廉価版が発売されたため、SS版は原価より少し下がっているが、PS版は追加要素があるものの廉価版は無く、品薄なのでプレミアがついている。