*ドラゴンフォース 【どらごんふぉーす】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&image(197149_14795_front.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069T6N/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=219&file=197149_14795_front.jpg]][[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=219&file=197149_14795_back.jpg]]| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|Jフォース、セガ・エンタープライゼス(前者の倒産に伴う引継ぎ)|~| |発売日|1996年3月26日|~| |定価|6090円|~| **概要 -8人の君主から一人選び、大陸を支配する覇王となり8人の英雄を集め、復活しつつある邪神を倒す事が目的。 -最初は6人の君主からしか選べないが、クリアする事でファンダリア・トラッドノアと言う二つの国の君主が選択できるようになる。 **長所 -最大で兵士100人と武将対、敵兵士100人と敵武将と言う合計101対101人による大規模合戦。 --兵士一人一人が自由に歩き回り、敵兵を攻撃するフィールド上で、兵士を数十人単位で巻きこむ必殺技を武将が用いるので見た目のインパクトは絶大。 --ただ単純に前進するだけの必殺技も、自軍の陣次第で効果的に活用する事ができる。逆に、相手の武将の必殺技を避ける陣を引く事もできる。 -豊富な登場人物と、複雑な人間関係。 --8人の君主はそれぞれ4人の有名武将を引き連れているほか、因縁めいた4人の同国固有武将のシナリオが用意されている。他、8人の君主も顔見知りだったり同盟を裏切られたりと複雑。 -資金や兵量と言った複雑な要素を一切排除した、清々しいまでの戦闘に特化した作り。 --通常この手のゲームは戦略シミュレーションとしての性質もかねているのだが、本作は城ごとに補給できる兵士の数があるくらいで、稼いだり使ったりと言う考えが無い。 -ファンタジー世界での合戦を演出するに相応しいBGM。 **短所 -とある一国を占領してしまえば、後は考える必要が無いほどドラゴニア兵が強い。 -複数種の陣形があるものの、基本止まっている方が強いので、遠距離攻撃をする兵士や敵武将必殺技対策以外で兵士を動かす意味が無い。 -要素やストーリーが豊富な分バグが多く、武将増殖ならまだしも最悪起きるはずのイベントが発生しない事も。 -武将の忠誠度が低いと捕虜になったとき裏切られるシステムなのだが、忠誠度を上げる方法が「戦闘に勝利した武将に勲章を授ける」というもの。勲章を授けられるタイミングは一定期間ごとに訪れる内政画面だけなのだが、一人一人に授与指示を与えなければならず、偉い手間がかかる。 **移植 -PS2のSEGA AGES 2500で新キャラクター・グラフィックの書き下ろし(オリジナルバージョンとの選択可能)がなされて販売されている。 **その他 -続編として「ドラゴンフォースII -神去りし大地に-」がある。 -相当数作られたのか、中古はかなり安価で入手可能。動作保証が無いジャンク品ならば100円で手に入るほど。 -本作に登場する半汎用キャラクター「ギュント」は何故か人気にあり、必ずと言って良いほど戦闘開始時の彼の台詞「このギュント、容赦はしないぜ」が用いられる。 -当初開発していたJフォースと言う会社でのトラブルはゲーム業界史において注目すべき珍事。