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アストロノーカ - (2011/03/30 (水) 19:08:40) のソース

**アストロノーカ
【あすとろのーか】
|ジャンル|宇宙作物育成・害獣退治ゲーム|&amazon(B00005OVW9)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|エニックス|~|
|開発元|ムームー、システムサコム|~|
|発売日|1998年8月27日|~|
|定価|6800円|~|

*概要
-舞台は未来宇宙。ニッカポッカ星系において''農家''となり、宇宙一の農夫を目指すシミュレーションゲーム。
-形も模様も味もユニークな、多種多様な宇宙野菜たちを育てて収穫し、生計を立てていく。
-せっかく育てた野菜を食べ散らかしてしまう、かわいくも憎たらしい害獣「バブー」に対しては、~
うまくトラップを張り巡らせて撃退し、大切な野菜を守る。
-「交配マシーン」を使って種の品種改良も行う。野菜の質を上げたり、新種の野菜を生み出したりする。
-定期的に開かれる様々な「宇宙野菜コンクール」に出品し、優勝して少しずつ評判を得ていく。
--ある程度評判を得ることで上位のコンクールに参加できるようになる。
-目指すは宇宙最大のコンクール「全宇宙野菜コンクール」での優勝。

*特長
-野菜の種の品種改良が楽しい。
--「重さ」や「大きさ」や「模様」などを、交配することで少しずつ変化させていくのだが、~
「星より重い」ものや「豆粒ほどの」ものや「爆笑模様」なものなど、規格外のとんでもない野菜を作れる。~
それらの特徴は、ちゃんと野菜の外見や値段などに反映される。
--種ごとに遺伝情報などのステータスがあり、交配前と交配後でどこがどう変化したのかが目に見える。~
地味な作業ながらハマりやすい。
--ゲーム中で示される、ある法則性に従うことで次々と新種の宇宙野菜を作っていける。~
野菜はみなユニーク、かつコミカル。
-トラップバトルが楽しい。
--害獣バブーを撃退するための9×9マスのスペースに、ぐるぐる台や落とし穴などのトラップを仕掛け、進行を妨害する。~
バブーが進むルートを予測して、予定通りにトラップが決まると爽快。
--「芸術点」という評価点があり、インパクトのある撃退の仕方をした場合は高得点が得られ、たまにアイテムも入手できる。
--バブーも少しずつ進化・学習し、トラップに適応してくるので、いつまでも同じトラップ構成ではいずれ突破されてしまう。~
確定勝利パターンというものがないので飽きが来ない。
-説明が丁寧、かつ豊富
--ゲーム内におけるインターネットの「アストロネット」があり、ほぼ毎日情報が更新される。~
豆知識レベルなものから攻略にかかわる重要情報まで様々で説明書を読まなくてもゲーム内で理解できる。~
また、新しい野菜やトラップが手に入る度に、ここで詳しい説明が得られる。~
その野菜の起源など、攻略とは直接関係のない情報もあるが、このゆるい世界観を奥深いものにしている。

*難点
-後半の肥大化、難化
--ある時期を起点にして一気にコンクールの数が激増する。~
---慣れないと、スケジュールを把握しきれずに混乱する。~
---経験者が、事前に備えていないと参加できない・まず優勝できないというコンクールも。

*その他
-出荷数が少なかったのか、通販サイトでも中古にしては高めで売られていた。
--PSアーカイブスで600円で購入できるようになってからは、相場もややおとなしくなった。
--ちなみに、パッケージ版には「いただきストリート ゴージャスキング」の体験版ディスクが同梱されている。
--同様に、[[「スターオーシャン セカンドストーリー」>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/186.html]]に、アストロノーカの体験版ディスクが同梱されていた。
-アストロノーカのシステムをベースに、料理・家具・衣類などの生活要素も取り入れて作られた、~
''「コスモぐらし~オンライン的野菜生活~」''というWindows用オンラインゲームがあったが、~
2003年3月28日~2005年4月25日というわずか2年少々でサービスは終了してしまった。~
-少年ガンガンで連載されていた「ジャングルはいつもハレのちグゥ」には、極稀にバブーがモブキャラとして登場する事があった。