*怪獣バスターズ 【かいじゅうばすたーず】 |ジャンル|怪獣討伐アクション|&amazon(B002WRGKDU)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |発売日|2009年12月3日|~| |定価|5,229円|~| |>|>|CENTER:''[[ウルトラマンゲーム・リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/928.html]]''| **概要 バンダイナムコゲームスより発売されたウルトラマンゲーム。~ DS初のウルトラゲーであり、携帯機でのウルトラゲー発売は2006年の『ウルトラマン Fighting Evolution 0』以降三年ぶりである。 ウルトラゲーではあるが今作にウルトラマンは一切登場しない。~ 生身の人間が怪獣と戦い、それによって得た素材から武器や防具を作るという、言わば怪獣版モンハンと言った内容である。 初報時は露骨にモンハンを意識したと思わしき内容から殆どのファンからの期待を得ることが出来ず、ウルコロやファイエボの続編のお布施にはなるか、といった程度の評価でしかなかったが、体験版が配布されてから状況は一変。~ ただモンハンを真似ただけでない作り込みの深さがユーザーの予想を上回り、初期の「駄作」「クソゲー確定」などの評価をも覆した。~ 製品版が発売されると、購入したユーザーも満足の出来から、恐らく出荷数をかなり絞ったであろう本作が口コミにより良ゲーと広まり、その影響か数多くの地域で売り切れが続出。Amazonですら特典付属版は発売から1ヶ月経たずに在庫切れ、さらに通常版ですら配送にかなりの時間がかかるほどの人気になった。 **特徴 -操作性はほぼモンハンと同じだが、DSならではのアレンジが加えられている。 --十字ボタンで移動(Rボタンを押しながらだとダッシュ)、AボタンとXボタンで攻撃、Bボタンで回避、Yボタンでアイテム使用、Lボタンでカメラ移動。~ 回復などに用いるアイテムの選択には下画面を使い、快適なプレイを実現。 -フィールドをサーチして資源を回収、援軍の戦闘機を呼んで攻撃など、ウルトラシリーズである事を生かした要素を多数投入している。 -怪獣にモンハンでよく見られたいわゆる亜種が登場する。しかし亜種以外にも純粋な強化種(EXゴモラ等)も登場する。 -一部を除いた歴代防衛チームのコスチューム、武装が使え、そのチームの気分を味わえる。この点はファンからも好評で、このために本作を買ったファンも多い。 -戦った怪獣は宇宙船のデータルームにデータが保管され、ビューワーでモデリングを観察したり、鳴き声を聞いたり出来る。それ以外にも冷凍保存(捕獲)をすれば手に入る素材が全て見られる。~ 画面内登場ムービーやサウンドも聞けるなど、データ集として充実している。 -ウルトラシリーズにまつわる小ネタが非常に多く、それを知ってるファンにはとてもグッと来る物や、笑える物など様々なネタが詰まっている。 --例として小型怪獣は過去に登場した怪獣がモチーフ。キングトータスやガランなどとてもマニアックなものがいる。 -後に様々な宇宙人が宇宙船に来て、自由に生活する様になる。これはファンとしてはかなり笑える物が多く、シュトロハイムなペダン星人、空き部屋を勝手に畳部屋にするメトロン(モチロンちゃぶ台完備)、バーを開き、ノリノリでバーを経営するペガッサ星人、ツンデレなガッツ星人、いつも通りのザムシャー、ソファでくつろぐダダ等。シリーズファンは必見。 **問題点 評価点も多数あるが、DSのスペックを考慮しても無視できない点もいくつか存在する。 -ゲーム性から頻繁に使うことになるダッシュ移動。しかし、DSにはいわゆるアナログスティックの類が搭載されていないため、Rボタンを押しっ放しにすることが非常に多くなる。 -登場怪獣の亜種が多く種類が少ない。 -マルチプレイのみで取得できる素材とそれを使用しないと作れない装備があり、シングルプレイだけプレイしていると装備をコンプリートすることが出来ない。 -ラスボスが本作オリジナルキャラで、しかも唐突に登場するのでプレイヤーからの評判が良くない。 -一部登場しない防衛チームのコスと武器がある。(一応登場怪獣モチーフの武器が出ている物もある) -若干難易度がヌルめ。歯ごたえを求めているユーザーには物足りない点もある。 --これらの問題の多くは続編で解消された。 **続編 -本作の続編として『怪獣バスターズPOWERED』が発売中。~ 本作をベースに新規の怪獣やステージを追加。相変わらず平成怪獣は少ないが、一応人気所は押さえてある。