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マール王国の人形姫 - (2009/12/30 (水) 00:54:41) のソース

*マール王国の人形姫
【まーるおうこくのにんぎょうひめ】
|ジャンル|ロールプレイングゲーム|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売・開発元|日本一ソフトウェア|~|
|発売日|1998年12月17日|~|
|定価|5800円|~|

**概要
-マール王国の小さな村・オレンジ村に住む少女・コルネットが悪の魔女・マージョリー一味によって石化させられた王子を助け出す、という物語。

**特徴
-佐藤天平氏による温かみがあって耳に残る音楽と、それに合わせて構築されたミュージカル的演出がこのシリーズの最大の白眉である。
--特にミュージカルシーンは声優の歌声が合わさり、より印象に残る。
-また愛や家族をテーマにした感動的なシナリオが数々のファンを生み出した。
--コミカルなシーンでの笑いの部分や、時に残酷なシーンも存在することもシナリオを引き締めている。
--コルネットのパートナーたる人形、クルルの正体とその目的に涙したプレイヤーは多い。
--日本一ソフトウェアのシナリオは痛い、という風評があるがこのシリーズのシナリオは紛れもなく本物である。後に同社の看板作品となる魔界戦記ディスガイアなどへの影響も決して小さいものではない。

**問題点
-あまりにもぬるい戦闘やパーツの使い回しの多いダンジョンなどが問題。
--ぽんぽんレベルが上がるので、あまり考えなくてもボスにも楽勝できる。
--とはいえ、パッケージから中身までライトでいかにも女子供向けなカラーなので戦闘のぬるさについてはあまり気にされない。
--新作が出る度にそれらの点は改善されていき、日本一ソフトウェアがまだ志に燃えていた時代の象徴であった。この頃の日本一が戻ってこないかと嘆くファンは多い。

**その後の展開
-後にコルネットの娘・クルルが主人公となる続編「リトルプリンセス マール王国の人形姫2」が発売された。
-また2006年にゲームアーカイブスでの配信が行われ、2008年にNDS版が発売された。