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ランパート - (2010/10/18 (月) 21:30:08) のソース

*ランパート
【らんぱーと】
|ジャンル|パズル|&amazon(B000068HYI)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|1991年11月29日|~|

*概要
前年にアタリとその子会社・テンゲンがアーケードで稼動させたパズルゲーム。日本でもナムコがライセンスを獲得して稼動されていた。~
迫ってくる海賊だか敵軍だかを大砲で倒し、被害を受けた城をテトリスみたいなブロック(凸型だけでなく凹型も出てくる)で修復し、それを繰り返してノルマを稼げばクリア。逆に制限時間内に城を修復できなかったらゲームオーバーとなる(これがかなりシビアで、角が1マスかけててもアウトになってしまう)。
アーケード版からして良作だが北米版は何故かトラックボール式で(日本ではレバーに変更)操作が難しく、又、これもアメゲーの悪い癖で対戦で負けた相手をギロチンで処刑するデモがある(……のだがどう考えても時代考証がおかしい。ゲーム内に出てくる兵士の格好はどう見てもギロチンが発明される前の服装だし)。
んで、そのゲームを日本ではコナミがファミコン向けに移植したのだがその当時のコナミはまさに黄金時代だった訳で。

*特徴
-まず意味不明な中世の世界観をばっさり切り捨てファミコンウォーズ的なマッカーサーっぽいおっさんのチュートリアル、赤頭巾ちゃんのイージー、ファイアーエムブレム風のファンタジーのノーマル、そして信長の野望っぽいハードモードと世界観のバリエーションを増やした。
-アーケード版では海からしか攻撃してこない敵がファミコン版では陸で攻撃を仕掛けてくるため、猛突進して一気に城壁を削り取ったりすることがある。逆に修復の際に囲い込んで倒すことも可能。
-ハードモードではギミックで制限時間が減ったり敵の数が増えたりして大忙し。演出面でもアーケード版より楽しい。
-とにかく対戦が熱い。一人用はオマケ、対戦こそがすべてといってもいいのがこのソフトだと思う。

*総評
後にゲームボーイ版をジャレコが、メガドライブ版を本家のテンゲンが発売したがゲームボーイ版は不親切というか内容が薄く(と言うかパッケージを見ただけでは何のゲームか解らない)メガドライブ版は流石に本家が移植しただけあってアーケードに準じているがそれがかえって日本のプレイヤーに受けなかった。結果として元のゲームの面白さを生かし尚且つ大胆にアレンジしたコナミが1人勝ちを収める結果となった。