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アイドル雀士スーチーパイSpecial - (2010/07/07 (水) 22:47:51) のソース

*アイドル雀士スーチーパイSpecial
【あいどるじゃんしすーちーぱいすぺしゃる】
|ジャンル|脱衣麻雀|&amazon(B000070G20)|
|対応機種|アーケード|~|
|販売・開発元|ジャレコ|~|
|稼働開始日|-|~|

*&size(35){WARNING!!!!!!!}
**&size(20){本作は18歳以上のみ対象のゲームです。}

**概要
-ジャレコ製脱衣麻雀。基本ルールはありがちな脱衣麻雀と同じく、二人打ち麻雀で相手をハコ(点を0以下にする)と勝利となり脱衣シーンが表示される。
--かつて同社がアーケードで出していた『麻雀革命』とシステムが似ており、「麻雀革命」同様に上がる度に挑戦できるパネルマッチ(神経衰弱)をクリアすることでも勝利となる。
-キャラクターイラスト担当は漫画家の園田健一。キャラクター数は選択できる主人公+ボスの8名。
--原画に漫画家を起用した脱衣麻雀は「スケバン刑事竜子」(ANO清水)、キャラクターボイスへの声優起用は『スーパーリアル麻雀PII』(山本百合子)と既に先駆者はあったが、本作はこの2つを組み合わせるとともにデモ画面に園田(イラスト担当)・かないみか(声の出演)の両者のクレジットを掲げたこともヒットに繋がり、「著名イラストレーター+著名声優」の図式を前面に押し出すスタイルが脱衣麻雀・さらには他ジャンルのゲームへも波及することになった。
-初出はスーパーファミコンの『美少女雀士スーチーパイ』。アーケードに移植された際に脱衣要素が付与された。


**システム
-基本としてはベーシックな二人打ち麻雀。本作の得意なシステムとして「イカサマ」がある。
--麻雀のイカサマは牌に傷をつけたり、自分に有利になるよう山を組上げる積み込み等があるが、本作のイカサマとはそれとは異なる。
--ゲーム開始時、主人公となるキャラクターを選択するが、キャラクターにはそれぞれ得意な&bold(){牌}があり、それが手元に集中する。
---この牌は麻雀の基本ルールである「同じ柄の牌4つ」を無視して手元に集まってくる。自分の手元には4つ以上集まらないが、誰かが既にその牌を捨てたり、ドラとして表示されていても出現する。そのため、ドラ8と言う本来ならばまず目にかけない事も当たり前のようにできる。
--お助けキャラ、スーチーパイの必殺技の数々。
---スーチーアイ。相手の手牌が見える透視技。
---スーチースティック。一見ただの点棒だが、出した瞬間にツモ牌が手元にルールを無視して出現する。
---ハイパーせっかん。間違えて出してしまった相手の上がり牌を破壊してなかった事にする。
---タツマキ選択氣。いくつかの配牌の中から、好きな配牌を選ぶことが出来る
---これらの技は他の脱衣麻雀にも良く搭載されているが、使用するとカットインが入り牌が爆発する等、エフェクトの派手さでは他の追随を許さない。
--他にも、脱衣麻雀定番の「この手で上がってください」と言わんばかりの初期牌で手軽に上がれる。

*総評
-こんなわけで本格麻雀を求めるユーザーには好かれなかったが、手軽にあがれる・ミスを寛容する大胆なルールから初心者向け麻雀として機能した。
-更にキャラクター一人一人のアクが強いので人気も出て、スーパーリアル麻雀と双璧を成す脱衣麻雀の2大タイトルの一つとなった。

**その他
-家庭用ゲーム機では、3DOとセガサターン、プレイステーションに移植。
--セガサターン版は当初、乳首描写ができないMA-18(X指定と18歳以上推奨の中間のレーティング)で出されたため、乳首が無いツルツルの胸になっている。不評だったためか、約半年後にアーケード版と同様の描写になったX指定ソフト『アイドル雀士スーチーパイRemix』が発売され、セガサターンのMA-18ソフトはこれ一本で終わった。
--プレイステーション版は『アイドル雀士スーチーパイLimited』というタイトル。全年齢向けなので服を脱いでも水着姿になるだけである。上のamazonのバナーはPS版。
-日本記念日協会から「4月7日をスーチーパイの日に認定」され、更に「スーチーパイの星」と言う物まで存在する。これは人気から来た物と言うより、開発側の悪ふざけがそのまま形になってしまったと言った類である。

**おまけ
スーチー声優がスーチーパイの歴史を振り返る音声ファイル。
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