*Grand Theft Auto: Chinatown Wars 【ぐらんどせふとおーと ちゃいなたうんうぉーず】 |ジャンル|オープンワールド型クライムアクション|&amazon(B002G9UYFE)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |開発元|Rockstar Leeds、Rockstar North|~| |発売元|サイバーフロント|~| |発売日|2009年10月29日|~| |定価|6,090円(税込)|~| *&size(35){WARNING!!!!!!!} **&size(20){本作はCEROからZ指定を受けている18歳以上対象のゲームです。} *概要 -システムはGTA4とほぼ同じであるが、2作目以前の作品やアドバンス版と同様の見下ろし型の視点である。デフォルメされながらも3DCGで描かれたGTAIV版のリバティーシティが舞台。 -ニンテンドーDS用のソフトでは初めてZ(18才以上のみ対象)に区分されるソフトとなった。 -タッチペンやマイクを使用するアクションが多く盛り込まれており、タッチペンを使って盗んだ車の配線を繋いでエンジンをかけたり、マイクを使ってタクシーを呼んだりと、ニンテンドーDS独自の操作を盛り込みながらもGTAの雰囲気を活かした作品となっている。なによりもそれがあまり煩わしくないのがポイント。 -日本語版は麻薬取引でのドラッグの名称が色の名前になっているくらいで、内容はほとんど北米版と変わらない。ほぼ満点のローカライズ。 --例えば(グロ注意→)&color(white){人の心臓を素手で取り出す、チェーンソーやミニガンで人体バラバラ}といった、日本語版SAだったらまず規制を食らうようなものも全く自重していない *特徴 -街のグラフィックがDSながらキチンと3Dで再現されており、クオリティも高い。後に発売されたPSP版はGTAIVに近い。 -ミニゲームややりこみ要素も充実している。ユニークスタントや殺戮ミッションといったお馴染みのものからスクラッチくじやタトゥー掘りなどDSの機能を活かしたものも。 -IVにはなかった戦車が復活。 -一つ一つのミッションが短く携帯機向き。ミッションを失敗して金が無くてもゴミ箱漁りという救済措置あり。 -シリーズ随一のロードの速さ。オートセーブにも対応しており気軽に遊べる。 -使える武器が制限されるとはいえ、シリーズ初のミッションリプレイ機能を搭載。クリア時間が測られるので早解きにも挑戦できる。 -麻薬取引が地味にハマる。今回はこれが主な資金稼ぎの手段となる。ルールは単純なので誰でも簡単。ただやり過ぎると警察に追われる。 --所属ギャングごとに買取、販売が得意な商品が違う。売人の台詞も所属ギャングに応じて変わるので飽きにくい。 -カーチェイスで警察車両を破壊して手配レベルを消すという新要素。コツさえ掴めばパトカーをクラッシュさせるのは割と容易なので、警察から逃げるのもあまり苦にならなくなった。 -メールの受け取り、目的地へのルート表示など、様々な操作が行えるPDAの便利さ。タッチパネルで簡単に操作できるが、ボタン操作にもある程度対応している。 -ミッション開始時や終了時には紙芝居風で会話が表示されたりする。他のGTAではミッション開始時の会話は相手が一方的に用件を押しつけるだけで主人公はあまり喋らない事も多いが、本作では主人公も比較的よく喋り、またその内容もアメリカンジョーク(主人公は中国人なのだが)に富んでいて楽しめる。 *問題点 -容量を考えれば仕方ないが、カーラジオがただのBGM。 -ヘリがイベントでしか乗れない。 -従来よりも車を盗んだ時に手配レベルが付く確率が高い。その一方、警官の目の前で人を殺しても手配レベルが付かないこともある。 -カメラ配置が独特でGTAをやってればやってるほど好き嫌いが分かれる。特にIIIから入ったユーザーからはおおむね不評。 -前評判は異常に高かったが、国内外共々そこまで売れなかった。そのおかげでPSP版が発売されたとも言えるが。後にiPhone版も登場。