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ロックマン5 ブルースの罠!? - (2011/11/07 (月) 09:04:17) のソース

*ロックマン5 ブルースの罠!?
【ろっくまんふぁいぶ ぶるーすのわな!?】 
|ジャンル|横スクロールアクション|&amazon(B000068HLJ)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|カプコン|~|
|発売日|1992年12月4日|~|
|定価|7,800円|~|
|備考|Wiiバーチャルコンソール:2011年5月31日より配信/500Wiiポイント|~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''|
*プロローグ
今までの戦いで幾度もロックマンの前に姿をあらわし、手助けしてくれた謎のロボット「ブルース」。~
そのブルースが突如、8体のロボットと共に破壊活動を始めたうえに、ライト博士をさらっていった!~
あのブルースが何故…?ロックマンは真相を確かめるべく、ブルースを追う。
**概要・特徴
ロックマンシリーズ第5作。主力ハードはスーパーファミコンに移行しつつあった時期だが、今回もファミコンでの発売となった。
-前作のシステムをほぼ引き継いでいるが、細かい変更がある。
--新たなサポートメカ「ビート」が登場。~
8ボスステージに1枚ずつ配置されている『R』『O』『C』『K』『M』『A』『N』『5』のプレートを集めると使用可能になる。
--ライフだけでなく武器エネルギーも回復する「M缶」が登場。
--「ラッシュコイル」が、ジャンプ台タイプからリフトタイプの「ニューラッシュコイル」に変更。これは本作のみの仕様である。
---従来は「ロックマンが乗るとバネで高く跳ね上げる」という性能だったが、「ロックマンが乗るとラッシュ自体が高く跳び、そこからさらにジャンプ可能」と言う性能に変更された。
---水中メインのステージが無くなったことに伴い「ラッシュマリン」が廃止された。
--チャージショットは「スーパーロックバスター」に名を変え、当たり判定と貫通力が強化された。
---溜め中にダメージを受けると溜めが解除されるようになり、弱体化した点もある。
--「ワイヤー」と「バルーン」が廃止され「スーパーアロー」が追加。
--回復時等のゲージの速度、フロアの切り替わりの際のスクロール速度が『3』や『4』よりも速く変更され、テンポが良くなった。

-難易度がかなり下げられ、取っ付きが良くなった。
--チャージショットの強化、アイテムが出やすくなった(特に1UP)、ボスのパターン化が容易になった等が、難易度低下要因としてあげられる。
--といっても''ロックマンの中では簡単''という程で、アクション全般からすれば手ごたえがある方である。
---PS移植版のパッケージにも「優しいロックマン」と書かれているほど。

-個性的なステージギミック。
--独特な感覚の重力反転やスピード感あふれるマリンバイク等、本作独自のものも。

-FCながら二重スクロールやモザイク処理等、SFCの売りと言われていた要素を実現しており、ハードの性能を超えようとする制作者の気合いを感じさせる。

-BGMはもちろん高品質なものが揃っている。
--特にナパームマンステージやブルースステージ、ワイリーステージのBGMが人気が高い。

**問題点
-チャージショットゲー。
--今回は、ザコ敵にも若干だが被ダメージ時に無敵が発生するために連射が効きにくくなり、全編でチャージショットに頼る展開になった。
--チャージショット有利にするための、ボスの無敵時間問題も変わらない。

-特殊武器が全体的にクセが強く、使い勝手が悪い。
--「パワーストーン」「チャージキック」「ウォーターウェーブ」のように特徴はあるものの、局地的にしか使えないものが多い。
--全体攻撃の「グラビティホールド」も前作の「レインフラッシュ」に比べ燃費に見合った威力が無く、倒した敵からアイテムが出ない欠点がある。
---ただし発動が遅かった点が改善されており、敵に接近してから使用しても間に合うようになっている。
--また、貫通力があるものが無い為、結局使いやすいチャージショットばかり使う展開になってしまった。

-「ニューラッシュコイル」も使い難いと不評だった。
--ロックマンがラッシュに重なった状態でジャンプすると、乗っていないのに一緒にジャンプしてしまい、エネルギーが無駄になってしまうというのが大きい。

-説明書に「ブルースステージとワイリーステージではパスワードは出ません」と表記されており、ワイリーが黒幕である事を堂々とバラしている。

**総評
-演出やギミックに関してはFCロックマンの集大成といえる。比較的難易度が低いので、はじめてロックマンに触れる人にお勧めの作品でもある。
--ただ、前作『4』から大きな変化が無く、難易度低下もマニアには物足りないかもしれない。

**余談
-前作につづき、アイシールド21の作者「村田雄介」氏がボスキャラ募集に応募し、「クリスタルマン」で採用されている(原案ではレンズマン)。
2011年11月3日のゲームセンターCXの1992で紹介された。 

**移植
-他のFCロックマンシリーズと共に、PSに移植されている。
--PS版はゲームアーカイブスにて配信中。

-また本作はWiiのVCにて配信中。