**3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 【さんねんびーぐみきんぱちせんせい でんせつのきょうだんにたて!】 |ジャンル|アドベンチャー(メーカー公称:ロールプレイゲーム)|~| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売・開発元|チュンソフト|~| |発売日|2004年6月24日|~| |価格|¥7140|~| *概要 -人気ドラマ「3年B組金八先生」の世界観を借りたアドベンチャーゲーム。 -「3年B組金八先生」と銘打ってはいるが主人公は金八の代打で3年B組を担任する事になる教師。 --金八は入院していて助言者的存在に徹している。 *特徴 -しかしドラマ版で作りにくいイベント(例えば3話の修学旅行や5話「星に願いを」など)やコメディタッチの話(7話「決戦!激戦!体育祭」)、ザッピングを活かしたシナリオ(4話「鉄ちゃんの恋」「連弾」)などシナリオのレベルは総じて高く、説教臭いドラマ版「金八」よりも余程「金八」らしいとも言われる。 --その年のドラマ版「金八」が歴代有数の鬱展開だったため、前向きな終わり方が多かったゲーム版のシナリオがより相対的に評価が高くなったが。 -後にCEROの関係でカットされた2つのシナリオを追加した「完全版」が発売。CERO:Cというだけであって重い内容であるが評価は高いので是非確かめて欲しい。 *問題点 -金八先生いらなくね? --元々「教師がクラスの中で起きる問題を解決する」というドラマを制作しようと製作者側は考えており、そのため「金八」の舞台を借りたのだが。現実に携帯アプリ版「伝説の教壇に立て!~先生、事件です!」では金八先生と大森巡査は別のキャラに置き換えられている。 -OP・EDの「贈る言葉」を歌っているのが上戸彩とかふざけr(ry --FLOW版を歌われるよりはマシかと。 -複数のシナリオを同時攻略する「ザッピング」が可能だが、「連弾」「鉄っちゃんの恋」以外はシナリオ間に関連が殆ど無く、同時攻略する意味が見出せない。 -ヒロインである副担任が只のビッチ。 --「体育祭で自分のクラスに勝ったらデートしてやる」と勢いで他の教師と約束し、生徒達を振り回しておきながら、出場を嫌がる生徒に「私の為に戦え!」と飛び蹴りを食らわす。挙句の果てに負けると「全部主人公のせいだ。私は悪くない!」と逆ギレする。 --主人公と元カレを天秤に掛ける。更に、最終話で元カレとよりを戻されると嫌味を言われた上にゲームオーバー。 ---因みに主人公は喋らないので、副担任の事をどう思っているのかはまったく明かされない。従ってこいつが好きではないプレイヤーにとっては不条理でしかない結末である。