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ワリオランド3 不思議なオルゴール - (2011/02/09 (水) 23:14:05) のソース

*ワリオランド3 不思議なオルゴール
【わりおらんどすりー ふしぎなおるごーる】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ゲームボーイカラー|~|
|発売元|任天堂|~|
|発売日|2000年3月21日|~|
|定価|3,800円|~|

**概要
-マリオランド2で初登場したワリオが主人公のゲームで、続編3にして実質初タイトルになったワリオランドシリーズの3作目。
-ワリオランド2からの特徴でワリオが不死身であり(あること以外は)、場合によっては敵の攻撃によるリアクションでゲームを探索する。

**ストーリー
ある日、ワリオが飛行機に乗っていたら、故障して森の中へ墜落してしまいました。
その森の奥の洞窟で壊れて音の出ないオルゴールを見つけ、ワリオはそのオルゴールの世界に入ってしまいます。 しばらく歩いているとオルゴールの世界を司る物と名乗る謎の巨大な顔の像が現れ、この世界に散らばる5つのオルゴールで封印されておりその封印を解いてほしいとの願いを出されました。
ワリオにとってはどうでもいい話なのですが、封印を解かないと元の世界に帰れないとのことで、何より途中で見つけた宝物も全てくれるという話に乗り、オルゴールの世界を冒険することになりました。

**評価点
-ゲームのボリュームがある
--単純なステージ数が25もあり、それぞれに宝箱が四つも隠されており最終的にほぼ全てのステージを回らなくてはならない。もちろん全てのステージに謎解き要素があり場合によってはボスもいる。
--一応宝箱の中にはクリアには関係ないものがあるが、それでも最低48ステージクリアしなければならない。
-難易度のバランスが取れている
--ワリオは不死身ではあるが今作では能力がかなり制限されておりゲームを進めていくうちに強化アイテムが手に入り、従来のようなアクションに戻っていく。
--同じステージを何回も回る仕様ではあるがアクション強化や進行用のアイテムの入手どうしても行けない場所があるように作りこまれており、そのたび新鮮な気持ちでプレイできる。
--敵の配置やボスの強さもも最初は腹立たしく、なれればクリアできるように作られており決してゲームとして理不尽ではない。
-BGMも軒並み良好で、特にスタッフロールの曲は評価が高い。
-やりこみ要素としてはゲーム進行と関係ないステージやお宝探し、メダル集めがある。ちなみにメダル集めはゲーム進行よりずっと難易度が高い。
--いったん最終ボスを倒せばゲームクリアとなるがその後には残った宝探しをする要素があり、全部集めないと再びラスボスと闘うことはできない。ちなみに全部集め終わった後はタイムアタックになる。
-致命的なバグと呼べるものもほとんどない。

**賛否両論点
-ゲーム上仕方のないことではあるが、死なない仕様である以上仕掛けやボスの攻撃に引っかかった場合はいったんある程度まで引き戻されるようになっておりクリアするまでは延々と同じ場所を回らされることになるので非常にもどかしくなることも。
-ボスへの攻撃方法が初見では分からないことが多い。一回攻撃を入れた後もう一回弱点を攻撃しなくてはならなかったり変わり種としては明らかに相手贔屓なサッカー勝負を挑まれたりなど。
-ステージによってはミニゲームのゴルフをクリアしなければならないがこれが意外と難しく、しかも一回プレイするのにコインを使用しなくてはならないためコインがなくなると場合によっては最初からやり直しになることも。

**総評
-ゲームボーイ末期に作られた作品であり知名度は低いかもしれないが、その完成度からプレイしたユーザーからは末期の名作として高評価を得ている作品である。

**余談
-なぜか始まる前にゲームのテキストを英語か日本語かを選択できる機能がある
-このゲームのキャラクターは後に[[Dr. Mario 64(日本版はNINTENDOパズルコレクション収録)>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/438.html]]に出演している。