「グーニーズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

グーニーズ - (2012/07/14 (土) 21:02:37) のソース

*グーニーズ
【ぐーにーず】

|ジャンル|アクション|&amazon(B000068HXC)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|1986年2月21日|~|
|定価|4,900円|~|

**概要
-今作はハリウッド映画「グーニーズ」を原作にしたキャラゲー。
--映画版は1985年公開の冒険映画であり、当時大ヒットした名作映画。
--内容は伝説の海賊「 片目のウィリー 」が残した宝の地図を発見したグーニーズが、ギャングに追われながら宝探しするというもの。
-このゲームの目的はギャングに捕らわれた仲間の5人の子供達と女の子を助け出すことである。
--彼らを見つけないとエンディングを見ることはできない。
-アイテムや仲間は岩牢に隠されている。
--岩牢を開けるには敵から手に入る爆弾を使う必要がある。
-操作キャラクターは映画の主人公であるマイキー。
--攻撃はキックとアイテムで手に入るパチンコである。爆弾の爆風も攻撃に使える。
-隠しアイテムが存在し、特定の場所で特定のアクションをするとその場所にあるアイテムを手に入れることができる。
--これらのアイテムは攻略に便利なものばかりである。

**長所
-ストレスなく楽しめる操作性。当時のコナミのアクションゲームらしく軽快に動く。
-バランスが取れている難易度。難しすぎず、易しすぎず、ちょうどいい難易度である。
--馬鹿みたいな高難易度のアクションが氾濫してた当時としてはこの絶妙な難易度は素晴しい。
-コンテニューはないが何度もプレイすれば誰でもクリアできる。ちなみに裏技でコンテニューすることもできる。
-ステージの広さや数は1986年製にしては多め。
-音楽は出来のいい音楽が多い。
--特にシンディ・ローパーの原作映画主題歌(The Goonies 'R' Good Enough)のアレンジBGMは人気である。
-アイテムのバリエーションも豊富。
--隠しアイテムを探すだけで楽しめる。
-今作の最大の評価点は特に欠点らしきポイントが無い所である。

*気になる点
-パチンコとキックの使い分けができない。
--パチンコを取ると弾を使いきるまではパチンコと爆弾しか使えない。そのため、パチンコ取得後は残り弾数を気にしながら計画的に攻撃しないといけない。
-爆弾は一個しか持てない。(隠しアイテムを取ると2つ持てる)
-パワーアップアイテムが全て隠しで、場所や出し方がノ―ヒント。
-人によっては難易度は易しすぎるという人もいる。
-エンディングはややあっさりしている。((お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明が8時間ぶっ通しでやったあと、本作のエンディングを見て「俺はやったぞー!」と叫んだと言うエピソードがあるらしいが、真偽は不明。))

*総評
今作はキャラゲーではあるが難易度、バランス、音楽とどの点も高い質を保っている名作である。

*その他
-今作の発売日である1986年の2月21日はディスクシステムの発売日である。

*移植など及びその後の展開
-実は本作発売の前年にMSXで同名タイトルの作品が発売されている(1985年12月発売、コナミ)。
--主人公がスロースでありゲーム内容もFC版とは異なるが、アクションアドベンチャーゲームの傑作の一つに数えられている。
--ちなみに本作のリメイク版([[『The Goonies - 20th anniversary edition』>http://goonies.jorito.net/]])が存在する(2006年、Brain Games)。
-FC版は後にパソコン(PC88、X1)にも移植されている(1986年11月発売、コナミ)。
--88版はBGMがFM音源対応となり強化されたが、画面がスクロールせず画面切り替え方式に変更されている。
--X1版は滑らかではないのもの画面がFC版同様スクロールするが、BGMはPSGのみである。
-FC版発売の翌年にゲーム版オリジナル続編の『[[グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦]]』(1987年3月18日発売、コナミ)が発売されている。
-さらにその翌年に発売された『[[コナミワイワイワールド]]』(1988年1月14日発売、コナミ)にもゲスト出演したが、後年のケータイアプリ移植版では版権の都合上差し替えられている。
-海外ではNES版が発売されてない代わりに『Vs. The Goonies』としてアーケード版が稼動している。
-ディスクシステム(1988年4月8日発売)でも書き換え専用として移植されたが、版権の関係で書き換えが早期終了となった。
-また本作のBGMはポップンミュージックに版権楽曲として収録されている