複雑なヘッダフィルタを簡単に開発する方法

ヘッダフィルタのダイアログは Header Value Match の欄が単一行のエディットボックスとなっており、Web ページフィルタのように複数行に渡るフィルタを記述することができない。そこでちょっとトリッキーな方法を模索してみた。

$LST や $ADDLST などで使われるブロックリストは複数行に書かれたフィルタを各行ごとに反復処理する。各行は LF を改行コードとして区切られるようで、LF や CR+LF で書かれたリストは正しく複数行と認識された。しかし CR のみの場合は改行コードは認識されず、単一行として扱われた。

そこでこれを逆手に取ってみることにした。まず適当なブロックリストを作成し、Header Value Match で読み込ませる。

$LST(Filter-Test)

改行コードを CR にすればリストファイルを複数行で記述することができる。ただしメモ帳は CR のみの改行コードを正しく表示しないので、CR に対応したエディタを使う必要があるだろう。


ヘルプファイルのセキュリティ警告

ヘルプは HTML ファイルで作成されており、開くとマイ コンピュータ ゾーンのセキュリティ警告が出る。ソースの先頭に

<!-- saved from url=(0014)about:internet -->

を追加しておくことで、これを抑制できる。

 ・・・がハイパーリンクが効かなくなった。
インターネット ゾーンにするのではなく、セキュリティを緩和する設定にしなければならないようだ・・・(調査は後回し)。








最終更新:2009年05月16日 10:23