Mon, 18 Jun 2007 06:43:07 石田さん
一つ提案だけど新宿御苑でも話したけどシャワーと同時に
日本は行水と言うものをずーとしてきた歴史があります。
これだと暖かいお湯をたらいに入れタオルで身体を洗いお湯を
かければさっぱりします。私も小さいときよくした覚えがあります。
お湯は日中日向に桶に水を入れておけばすぐに温まります。
こんな方法だと桶は木で済むので使い終わっても自然に返せます。
いかがでしょうか? 日本
行水
歴史
Mon, 18 Jun 2007 23:27:54 石田さん
もう少し詳しく私の提案について説明します。
今回の私達の最初の施設の目的は
シャワー室を作るということだったように思います。
ですから基本的にはシャワーでいくことでいいと思うのですが
シャワーバックを使った場合購入代金、消耗するので処分したり
再度購入したりと経費がかかるように思います。
そしてシャワーそのものが日本の歴史の中には
なかったことのように思います。
歴史を掘り起こしてみるという観点からいくと
日本は行水の歴史があったように思います。
私も小さい頃よく行水をしました。
タライはシャワー室に入る大きさのものでいいと思います。
タライでなくてもバケツでもいいと思います。
(ちょっと風情がないですが)
水を温めるにはたぶん日中日向に水を張ったたらいを
出しておけばすぐに温まると思います。
お湯の温度は熱いようだったら雨水タンクにたまっている水で
調節すればいいかなと思います。
あまりにも簡単なシステムなのですがシンプルがいいということなので
提案してみました。建物の構造的には全く変える必要はないと思います。
これについては次回の集まりのときに話をしてもいいかなと思います。
ちょうどこの提案をした後に「地球に生きる」という本を見ていたら
そのことについて記述してある箇所がありました。
そこには「日本式行水」と書いてありました。
Tue, 19 Jun 2007 01:07:59 ツッキー
行水。なんて頭の片隅にもなかったです。
素晴らしく嬉しい。そんな選択肢があるだなんて!!
素敵です、石田さん☆
ということで俺の予想も、建物自体にあんまし影響なしかと思うので
(もちろんそれにそった建物アイデアは出せば出てくるのだろうけど)
来月の三日間で試してみたいなぁ、と思いました。
みんな海パン、水着だ!!なんて言っても男子メンバーだけかと思うけど
「竹かる、現地に集める」「石選ぶ、現地集める」に加えて
「シャワー・行水試す、決断するor両方やるor別案」を追加する。とか。
来月はどんだけ実習の時間貰えんのかな?何する?
①時間どんだけー? → 設楽さんへ聞く
②したいこと、すべきこと挙げてく
③順序整理
事前準備を制するものは今を制す。はずだ!
②したいこと、すべきこと
現地の資材置き場確保(養生シート?)/竹かる、現地に集める/
石選ぶ、現地集める/シャワー・行水試す、決断するor両方やるor別案/
とにかく現地で考えたいなぁ。太陽の下。。
手元に具材が揃ってると、アイデアも沸くし楽しいの。
Wed, 20 Jun 2007 18:50:36 風子
行水ネット検索しました。水で心を清める時にと言うことも書
いてあり、瞑想ともマッチしている様な気がします。浴びたら
気持ち良さそうですね!石田さんの案、日本らしくて素敵だと
思います^^夏場なので温度はあまり気にしなくてもいい気が
しますが、たらいは中心にあるんですよね?壁の高さによって
日照はどの位入って温まるのかとかが気になりました。昼間だ
から真上で問題ないかもですけど。。
別件ですが、雨水の多様途ついて、水琴窟で水音を楽しむそん
なのもいいかなと思いました。
Wed, 20 Jun 2007 23:23:47 ジュンちゃん
【imagineしてみた】
私は、思い出せる限り、屋外での行水経験はない気がするのですが、
行水=「どこでもセルフ露天風呂」
みたいなもんでしょうから、
もう単純に気持ちいいんだろうな~、と想像した上で、
「もし、スパイラルなあの場所で、行水ができるなら」
●「あら、なんだかアタシ、今日は行水気分♪」と思えば、
備えつけのたらいをさっと水で洗い、
タンクの蛇口から直接ホースでたらいに(温)水を入れるだけ。
●シャワー袋に詰めたり、上に上げなくていいから、
農作業で疲れたときでも準備ラクラク。
(お湯調達方法(後述)によるけど)
●お湯の中に腰を下ろした瞬間、
やっぱり「う~~~~~♪」って声が出るんだろうなあ。
シャワーではそうはいかない。
●途中でぬるくなったらお湯を足せば温度調整も可能。
長湯も好きなだけ楽しめる。
(これもお湯調達方法(後述)によるけど)
●腰湯、足湯としても使えば、疲労回復、体質改善にも効果大。
行水、なんだかいいかんじかもしれません。
もし、シャワーしかないとすると、
●「あー、疲れた。今日は疲れが腰にきちゃったな。
シャワーバッグが重い~~。ツライ~~」
なんて日もあるかもしれない。
シャワーにはなくて行水にはあるメリットってけっこう多いのかも。
(助産婦さん呼べば、自然の中で水中出産もできるしねっ(爆))
【現在のプランをどう見直すか】
シャワーバッグはすでに一つ購入してしまったことを考えれば、
「シャワーか行水か?」の二者択一ではなく、
<シャワースペースなるべく多機能化計画>
の一翼を担う新機能として、行水をプラスするのもいいかなー、と思います。
【シャワー/メディテーション/行水/足湯・腰湯/水中出産
(しつこい?(^^;)・・・】
と、いろいろできる自然の中のパワースポットとしてこのスペースをとらえ、
メディテーション同様、
「予算ゼロ」
で有効な機能をどんどんプラスしていける分には
パーマカルチャー的にも非常にウエルカムなんじゃないでしょうか
行水プラン。
もちろん、たらいはなんとか無料で調達したいですね~。
※やる気とお湯がたっぷりなときは、
●シャワーバッグを用意し、たらいにもお湯をためて行水。
●行水のあとは、上がり湯にシャワーも浴びてすっきり。
なんてゼイタク合わせ技も可能だったり。
【行水用温水のあたためについて】
たらいに水をしばらく入れておけば太陽熱であったまるのなら、
いちばんラクチン。
(スパイラルの中央部地面に直射日光が当たるのかどうか?
→入射角要確認
えーと、どうやって計算するんだったっけ・・・だれか~っ
オーケーなら、たらいを黒く塗ったりするとさらに有効?
焼杉のたらいなんてないかな~☆)
- ダメな場合の代案として。黒い長めのホース等で温めておく?
(大掛かりにせず、単純にタンクの蛇口にホースをつけて直射日光が当たる
スパイラル南側地面などに引き出して這わせておくだけじゃダメかな?
- シャワー袋で温めてからたらいに入れれば機能的にはクリアだけど、
気分的にはなんかマヌケでイヤだよう(笑)
- しかし、真夏ならむしろ冷たいくらいが気持ちいいかもな~。
- 真夏はタンクの水が勝手にお湯化している可能性もあるし?
- 真夏じゃないと、たとえお湯は熱くても、「行水」自体が寒いかも。
→と、考えてみると。
大胆な結論としては、
行水のための特別なあたためシステムは不要なのかも?
【おまけ:本筋と関係ないけどヨガや東洋思想との絡み】
すごくおおざっぱに言うと、
インドのヨガ的思想の流れがかつて日本に最初に入ってきて
日本の風土になじみつつ、
そのままよく保たれているのが禅と言っていいかと思います。
インドでは、沐浴といえば
「神聖なるガンガーの流れ(ガンジス川)」
であり、
そのほか洋の東西を問わず、水で心身を清める行為は広く見られますが、
日本の禅では、
水を使って身体を清めることには
もともとは精神的な意味はなかった!
とする説も。
仏教(禅)とお風呂について書かれた上の方のリンク、けっこう面白いです。
仏教的パーマカルチャー的な(?)サウナの作り方まで書いてある。
ていうかコレって巨大アースオーブンってことだと思うから
富士エコにあったアレでしょうか(笑)
日本にもスウェット・ロッジがあったとは感慨深いなー。
予算ゼロでいけそうだし、隣にサウナも作っちゃう?(笑)
Thu, 21 Jun 2007 00:15:00 マイココバヤシ
行水について
私も子供の時の夏休み。 よく行水しました。
私の場合はお風呂に水ためて、
せまい風呂釜に友達とわしゃわしゃと。
なんでだろう?
なぜシャワーでなければならないのかと考えてしまう。
汚れを落とすだけなら、行水でもいいのだ。
手足だけ洗う場合はむしろ、桶に水貯めての方が楽チンな気がするし。
シャワーが気持ちいいのは知っている。
行水よりシャワーがいいと言われればそれまでですが、
シャワーの方が気持ちいいから、シャワーバックを使ってシャワー。
では、暑いからクーラーつけるのと程度は違えど発想は一緒なのかな?って。
日本では暑い時は行水してたのだ。
藤野は日本だ。
となれば、行水という事も考えに入れたい気がします。
でもそれだけではおもしろくないし(勉強の上で)、
依頼は農作業の後体をきれいにしたい、ではなく、
農作業後にシャワーを浴びたいという事であったと思うので
シャワーをいきなり×して行水でいいのかとも思ったり。
自然に還せるものでシャワーに作り上げるという風にすれば、
いいのだけどね。
自然素材でシャワー装置、を考えだせない私なので困ってます。
そこんとこの提案ができないのです。
すいません。
行水を失念していた事自体がショックで、
いささか行水ショックな私。
パーマカルチャーは外国からきたものだけど、
それを日本に取り入れるんだったら、
日本に適した事、昔からやってる事、
その土地に合った事を取り入れないと、
意味がないのかもしれないなーって。
だってそうしないと永続性なんてないもんね。
という事で長い!
よね、ごめんなさいませ。
Fri, 22 Jun 2007 00:09:54 安殊さん
みんなの意見も面白い^^
さすが、100%知恵絞り。石田さん、素晴らしい。
ほんとに行水なんて思いつかなかったけれど、
自分の幼少期の写真に、たらいに入って行水している姿があったことを
思い出しました。
現実的には、たらいが真ん中にあるとして、どうやって太陽光にあてるか?
あと、ぼうふらとか藻がわかないようにするにはどうするか?
放置しておくと、何かがわいてきます。
なので、行水直前に入れるかどうか。
など考えないといけないことはありますが、
私も、ジュンちゃん同様、行水システムとシャワーの併用が
良いと思います。
取り急ぎ!
Sat, 23 Jun 2007 22:51:43 キム
まず、行水とは何か?
<行水とは(大辞林より)>
1.たらいに湯や水を入れて、その中で体を洗い流すこと。またその湯や水。
2.潔斎(法会・写経・神事などの前に、沐浴などをして心身を清めること)の
ため、水や湯で体を清めること。
<行水の語源・由来>
行水は「鉢から手を離して」を意味する古代インドのパーリー語の漢訳から
今の「行水」という字が当てはめられたようです。
<行水(風呂)の歴史>
仏教が日本に渡来した頃に行水という言葉が入ってきたようです。お経を読
む前に手や口をすすぐこと意味から仏神を祈る前に水で身体を洗い清めるとい
う意味となり、一般に広がったとのこと。
じゅんちゃんのメールにもあったように、昔は風呂というと「蒸し風呂」を
さし、現在で言う風呂は「湯」と呼び区別があったようです。室町時代には一
般庶民が銭湯(蒸し風呂)を作り始めて民営化していたようですが、毎日そこ
にいくこともできないので、風呂に入れない時は水で洗う「行水」をしていた
とのこと。これが、現在のたらいに湯や水を入れて体を洗う意味として用いら
れるようになりました。盛夏に自宅の庭先で行水という風習自体は江戸の町か
ら盛んになったようです。朝のうちに井戸の水をタライにはって、日中の日差
しで温まった頃に行水をする。行水を終えたらその水で庭に打ち水をして、気
化冷却で夜を涼しく過ごしたとのこと。
<シャワーについて>
シャワーについての日本での歴史はちょっと調べられませんでした。語源は
「北・北風」から「嵐」という意味に変化して、現在の「にわか雨、夕立、シ
ャワー」になったようです。シャワーはじょうろ状の噴出口から湯や水を注ぎ
かける装置。またその湯や水ということなので、雨という意味もあることを考
えると、雨を浴びることからシャワーを浴びるということになったと思われる
ので、そのシャワーというものは西洋から来たものですが、シャワーからでる
水の形状?雨のような水がでるというところはあまり西洋とか気にしなくても
いいのかなぁとも思います。言いたいことが上手くまとまらなくて分かりにく
くて、すいません。
<システム、どう行水を組み込むか>
私も併用でいいかと思います。
タライ?大きな桶?の水を直接温めるのはちょっと難しいかなぁと思います。
真ん中のシャワー室の広さと壁の高さから下に置いたタライに光を当てるのは
できるのかなぁ?疑問に思います。また、タライを上に持ってくるのは前回の
構造を変えないといけないと思います。お湯を温めるという意味でシャワーバ
ッグを使う感じかな。
お湯を希望の人は朝作業の前にシャワーバックを支柱にさげる。それをシャ
ワーで浴びて、下のタライにそのお湯をためてもいいし、先にシャワーバック
からタライにお湯を入れて、それで行水をしてもいいと思います。
また、「水でいい!」という人はタンクから直接水を取れる蛇口をつけておけ
ばいいのかなぁと思います。
私はシャワーでもタライの上?中?で浴びれば地面にしみ込まず、排水の溝か
ら水田に流せていいかと思います。壁にタライをかける簡単なフック?をつく
って人の好みにしてもいいと思います。
ただ、「できるだけ自然に帰るものを使う」という観点から見ると、タライを
木の桶のようなもので調達できるならシャワーバッグを使わないほうが良いの
かとも思います。
最終更新:2007年08月01日 17:39