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Double Score~Cattleya×Narcissus~

制作:BlueMoon
公式サイト


製品概要

タイトル Double Score~Cattleya×Narcissus~
ジャンル 女性向け恋愛AVG
対応機種 Windows XP(sp3)/Vista/7/8 日本語版
定価 通常版 2,499円(税抜2,380円)/ 限定版 3,759円(税抜3,580円)
発売日 2013年8月30日

選評

年の差恋愛をテーマに13人もの攻略対象をずらりと揃え、王道を謳ったこのシリーズの登場は大人との恋愛に
憧れる乙女達とオジサマ好きのニッチな乙女の胸を熱くさせた。
シリーズ第2弾の今作はホスト二人と担任教師が攻略対象である。
ナンバーワンホストはオタク、俺様ドSホストと存在感のないドジっ子教師が双子という設定に期待した者は
多いだろう。
あれ?何でダブルじゃなくて三人なの?という疑問への回答を楽しみにしていた向きも多いに違いない。

主人公

恋愛成就の不思議な花が咲くことで知られる神社がある。
主人公はそこで巫女のバイトをしている高校生。
素直、控え目、鈍感、突発性難聴といった愛されヒロイン必須要素に料理上手まで加わった高スペック乙女ゲ
ヒロインである。
欠点と言えば、食べ方と学力に問題があることぐらいだろう。
だが、それらはこの作品においては欠点ではない。
まず食べ方に関しては、攻略対象からしょっちゅうひょいパクされており、高いヒロインスキルといえる。
補習を受けなければならない程の苦手科目があるものの、攻略対象の教師が担当する教科だけであり、
本シリーズのヒロインとして必須項目である。
苦手科目の現代文に関しては、担当教師から「焦らなければできる子」とフォローが入るが、テキストから
にじみ出る国語力から社交辞令であることが伺える。
場面転換前は必ず「~したのだった。」「~するのだった。」で締め。
意味はわかるものの、何かがおかしい微妙な文章。
ライター陣にとっては、テキストの拙さを転嫁できる有り難い能力であろう。
欠点すらこの作品のヒロインとしてのスキルに変えるそつのなさには驚くばかりである。
馴染みは勿論のこと、1度会えばどんな立ち絵つき男からも気に入られる超絶愛されヒロイン。
「ありがとう」などと言うだけでアラサーホストの頬を赤らめさせる程の天然魔性。
まさに「わたしがかんがえたさいきょうヒロイン」である。

しかし、敢えて次の点を挙げたい。
クラス中全員気づいているのみならず、初見の人でもわかる程わかりやすい好意を向けている友達・森君の
気持ちに主人公は全く気づいていないはずだが、攻略対象と部屋デートすると聞いて慌てふためく彼について
「森君が激しく動揺していて」などと供述しており、知ってて敢えてスルーしていることを匂わせてしまって
いる。
バレンタインチョコを貰えると異様に喜ぶ彼を見て「森君はとっても喜んでくれる。本当に優しい人だなあ。」
と述べるに至っては、知ってる言葉の数が異様に少ないためではないかという気がするが、「とってもとっても
嬉しくて、にこにこ笑ってしまう。」などの他者を意識した供述も多く、偽装疑惑が浮かんでいる。

おかしな文章例

私が帰る時、真咲さんが忙しくしているのを見て、何度、まだ残って手伝いますって言った事だろう。
でもそのたびに、未成年だから駄目だ、と言われて、いつも帰されていた。
でも夕方、会うたびに疲れている真咲さんの姿を見ると、私は倒れたりしないかなって不安が募っていって
いったから。

このような感じの地味に効く文章が散見するテキスト。
武器で言うと「きのぼう」レベルの攻撃力だが、じわじわ削られる。
現代文が苦手という設定がしっかり活かされているとの好意的見方もできよう。
また、高校生の深夜タイムの労働は禁止されており、雇用側にペナルティがあるため、断られるのは当たり前で
ある。
何度も申し出たといい子アピールしているようで、実は人の話を聞いてないことを露呈してしまっている。

場面転換前の文章例
・再び始まった二人のやりとりに、私は面白くて、思わず声をあげてしまうのだった。
・そして、自分の馬鹿!と、一人反省会をするのだった。

何かがおかしい例
神園さんに頼んだのも、無理に予約を入れさせたのも、原因は私のわがままだ。
仕事をちゃんとやり遂げたかった、っていうただの、わがまま。

※神園さんというのが花を届ける指示を出した雇用主であり、受取拒否していた攻略対象に確実に受け取らせる
べく、ホストクラブを予約した。

ヒロインさくぶん例
目の前には立派なマンションがある。
いかにもお金持ちが住みそうな、高級感に溢れていた。
(……ホストさんって、そんなにお金持ちになれる職業なのかな??)
(※中略)
大きな画面には何やらロボットが襲い掛かってくる敵をやっつけていた。
(※中略)
ロボットはすいすいと、敵の凄まじい攻撃を避けたり、逆に、撃墜したりしていた。
(※中略)
あまりに面白そうにプレイしているから、どうしてもやってみたくなった。

ゲーム全般

神託で選ばれし恋の応援が必要な人物に恋愛成就の花を届けてルート入り。
結果的に、主人公は自分の恋愛成就のために押しかけ、自分のために押しつけ、神のお告げで結ばれた2人という
ことになってしまう。
そのためか、どんな相手でも周りがくっつけようとしてくる。
世間の目を気にするユーザーや攻略対象に萌えを見出だせなかったユーザーとは温度差が激しい。
応援隊には次回作以降の攻略対象が混じっており、販促または逆販促に勤しんでいる。

好感度にはかかわるものの選択肢は基本的にどれを選んでも変わらない。
(声をかけてみようかな)
(……大丈夫かな)
(放っておこう)→やっぱり声をかけよう!

ひとつのエピソードが終わると場面転換に次の月が表示され、次のエピソードが始まるのだが、単にひと月に
1エピソード振ってるだけなため、「あれからしばらく経った。昨日はあんなことがあったけど~」などと
先月のエピソードに触れて混乱させてくる。
前回が先月の末日で今は月初めだと考えても何かがおかしい。

共通するテンプレが見える。
学校訪問。
攻略対象が校門前で待つなどの突撃訪問をかまし、誰アレ格好いい~と騒がれる中、主人公とご対面。
今回はナンバーワンが校内に凸。

会社訪問。
花を届けに行くのが攻略対象の職場というのもあるが、その他に何らかの理由で必ず職場訪問する。
また、必ず攻略対象の仕事にアルバイトで関わる。

子供発言。
高校生に対して「あんなのまだ子供じゃないか」などと言うのはデリカシーに欠ける。
「まだ高校生」「若い(若すぎる)」と感じるのが一般的だと思われ、昔馴染みでもない攻略対象の認識が
デフォルトで「子供」は不自然で、またそれかよお前もかよと辟易させられる。
また、何度も子供だから恋愛対象外だと言い張り続け、いざつき合うと即発情(というほどのものはない)
という展開が続くと、どこかダチョウ倶楽部を彷彿とさせる。

あいつがあんなに○○するなんて初めて・珍しい。
今作では顕著で、かなり初期段階から何度もアピールされるため、ゴリ押し感も否めない。

女子高校生。
前作と共通して「女子高校生」という言葉が使用されている。
今作ではそれほどではなかったものの、「例の女子高校生とは最近どう」「相手は女子高校生だぞ」
「女子高校生に本気になるなんて」というように頻出するのはどうにも気にかかる。

ひょいパク。

姫抱っこ。
1)二人のうちのどちらかが
2)必要性全くなしに唐突に姫抱きし
3)推定20mは移動する
という点で前作と共通している。
前作では30代サラリーマンが喜びのあまり姫抱きし、推定20m以上歩き(目的地あり)
今作ではアラサーホストが嫉妬のあまり姫抱きし、階段ありで推定20m以上歩いた後に、降ろしてくださいと
言われて行軍終了。
そんなに歩かせる前に言ってやれ。
主人公の若さ故の思いやりのなさにジェネレーションギャップを感じた。
何故そうまでして意味不明に姫抱きしなければならないのか、そして歩かなければならないのか。
それは作品のテーマ「年の差恋愛」を感じさせるためかもしれない。

ラブコメディ、王道展開てんこもりと謳っており、「お題」「必須項目」として考えられていると推測される
部分は、お約束として容認できなくはない。
問題なのは、必須項目にすること自体間違っているものが存在していることと匙加減、雑な料理に感じられる
ことである。

ナンバーワンホスト

口が上手い、さりげない気遣いができる、と評されているが、テキストがアレなため全くそうは思えない。
言いづらそうな言い回しや不自然な台詞が多いため、必死に感じてしまう。
ホストと言えばのお約束、シャンパンコールなるものがあるのだが、一言ずつページ送りをしながら聞く仕様の
ため、掛け合いのテンポという概念が全くないものになっている。
攻略対象→静かな間→モブ達→静かな間→攻略対象→静かな間→モブ達→
この静かな間が、閑古鳥が鳴く場末の店のカラ元気感を醸し出し、いたたまれなくなる。
一人ハイテンションで掛け声かける攻略対象の中の人の羞恥プレイのようで大変気の毒になる上、ブリザード級に
お寒いので聞いていられない。
急いでスクロールし、なかったことにしたユーザーも少なくないだろう。
この店絶対流行ってない。

ちなみに、シャンパンを開けた訳ではなく、気に入ったゲストにしか出さないという飲み物をグラスで出されて
この騒ぎである。
ノンアルコールだから安心してね☆って、グラスに入ったシャンメリーみたいなもの出してシャンパンコールの
意味がわからない。
絶対この店流行ってない。

飯がやたらうまいと評判で、飯だけ食べに来る客も多いというホストクラブ。
厨房スタッフが急に辞めてしまい、次が決まるまでと主人公がピンチヒッターを頼まれる。
その間は巫女のバイトはしていないはずだが、次の月になると「今日は神社のバイトもないし」と言い出す。
ああもう厨房はいいのかと思っていたら、まだ働いていた。
その後、やっと次が決まったと報告を受けてお役御免。
これまでのお礼だとかでデートに連れ出される。
攻略対象が見たいアニメ映画につきあってほしいから、で映画デート。お礼?
主人公が好きな漫画原作だったようなので結果オーライとして、その後に喫茶店で客と揉めた際

「オーナーからの頼みで私とのデートを延期したくせに!
なのに、なんでこんな子と一緒にいるの!
この子、しばらくキッチンで働いていたでしょ?
しかも毎日送り迎えをして!」

と言われて、更にアレ?
バイトはいつ休みでどこでやってるのか。
日曜に暇そうにしてたりデートしてたりするが(※長期休暇中だった可能性もあり)、神社とは土日より平日に
人手を欲するのだろうか。
お礼デートがオーナーの指示というのはいいとしても、客との約束延期させるのはどうなのか。
オーナーとナンバーワンどっちが決めたにしろ、今日じゃなきゃダメなものでもないだろう。
店の姿勢が問われる。
この店絶対流行ってない。


※ネタバレ※
更に、
「この子はあなたの何なの?!もしかして恋人じゃないでしょうね!」
と言われて肯定し、主人公に恋人のフリをさせようとするナンバーワンホスト。
ホストとして三流の対応である。
この店絶対流行ってない。
森君「彼女が嫌がらせとかされたらどうするつもりです?!」とユーザーの気持ちを代弁してくれる。
「そりゃあ俺がフォローできるところはするさ。俺としてはね、お姫様達(※客のこと)が嫌がらせされると
悲しいし、まぁ売り上げに響く」
「でも主人公チャンが恋人なら、お姫様達への被害がなくなるし、売り上げにも響かない。一石二鳥って
やつだろう?」
攻略対象としても三流だった。
「あんた最低だな!!!そんな人だと思ってなかったよ!」と言う森君にユーザーのシンクロ率100%超。
何でこんな奴を攻略しなければならないのか、そして何故彼が攻略対象でないのかと疑問に思わざるを得ない。
「最低じゃなくて狡賢いんだよ。俺はね」
その台詞はちょっと格好いい。中の人ファンも聴いてみたいと思うちょいワル台詞に違いない。
だが、こんな場面で聴きたいとは誰も思わないであろう。
そこに次回作以降の攻略対象である喫茶店オーナーが「若いモンは何でこう頭に血が上りやすいかねー」と
言い出し、後の購入意欲まで萎えさせてくれた。
百害あって一利なしという言葉をこのエピソードに贈りたい。
乙女ゲークソエピソードオブザイヤーがあれば、間違いなくノミネートされるであろう。


客の嫌がらせがエスカレートし、嘘の恋人関係(※テキストより)を解消。
以前のように会うこともなくなったところで主人公への恋愛感情を攻略対象に自覚させる作戦が計画され、
実行部隊をナンバーツーが担うことに。
クリスマスイブ、しかもナンバーワンホストの誕生日で店は彼の客で大盛況。
そこに非番だったはずのナンバーツーが主人公と同伴、見せつけようとイチャイチャし出す。
まんまと嫉妬し揉めて件の姫抱き行軍となり、最大の山場を迎える。
彼の客で賑わうことが予めわかっている日に営業中の店で決行し、執拗に挑発する神経がわからない。
客と仕事と職場に対する姿勢が問われる。
この店絶対流行ってない。
ナンバーワンは”いかにもお金持ちが住みそうな高級感に溢れた立派なマンション”に住んでおり
部屋数は「リビング(推定60平米以上)と、寝室。それからゲストルーム2つ、書斎が1つ、あと保管で
使ってる部屋が3つかな」とのことなので、かなりの高給取りであることが伺える。

ナンバーツーホスト&教師

・斎賀瑠衣(兄)現国教師
「あ、あのー、授業はじまってますので、話、聞いてくださーい」
何もないところで転んだりと少し抜けてるところがあり、地味。
↑公式より。
教室に入ってきても喋っても生徒に気づかれない程に存在感がないが、主人公だけは認識できる。
間延びした喋りの鈍くさキャラ。眼鏡+モサ髪。

・聖夜(弟)ホスト
「俺に愛して欲しけりゃ、もっと物欲しそうな面することだな」
自分さえよければ他はどうなってもよい、傍若無人でサディスティックな性格。
自分に夢中になっていく女の子を見て、楽しんだりと意地悪。
↑公式より。
主人公は教師とホスト両方に花を届けることになる。
登校中の供述↓
私は斎賀先生に教えてもらうようになってから、現代文に、とても興味を持ってしまった。
でもそのわりにあまり成績は上がってなくて、よく放課後に補習授業とか受ける結果になってしまっている
けど……。
(ええっと、今よりもっと真面目に授業を受けたら、きっと現代文が得意になるよね!諦めずに頑張ろう!)
(……って、今日、終業式なのに、そんな決意しても遅いっていうか。それより、今は先生にお花届けないと
だよね)

聖夜とは、バイトに行く途中に公園で出会い、後に花を届けて再会。
ドSと評されており、型破りホストとしてウケているようだが、客とのやり取り・主人公への言動を見ると
痛ホストにしか思えない。
知り合いとはいえ、来店した客に「この糞が」などと接客業にあるまじき言葉を吐く三十路DQN。
何かのお礼(多分、花を受け取ってもらったお礼)にバレンタインチョコ渡しに行って
前回登場が二年前だという程レアな割に、客がみんな欲しそうにしてる(=見てわかる)聖夜専用のドリンクと
やらをグラスで出されて、件の静けさ際立つシャンパンコールに遭った主人公の供述↓
「あまりに驚きすぎたせいか、喉が渇いたので私はそのジュースを飲むことにした。」
おいしい!と大喜びの主人公に「……妬けるじゃねぇか。シャンパンコールまでした俺よりジュースかよ」
ジュースに妬くとは男として小さすぎやしないだろうか。
そして、シャンパンコールまでしておきながら、ジュースと言い切ってしまうのはどうなのか。
ホワイトデーの飴を、口移しで食べさせてやるよと店で押し倒してまで強行(未遂)する姿には
サービスって何だろう?と考えずにはいられない。

※ひどいネタバレあり※
一方、存在感がなさすぎる担任教師に、主人公が存在感アップ作戦を提案。
この過程で仲良くなり、先生とフラグが立つ。
聖夜の色仕掛けにドキドキしてはいたものの、主人公の矢印は先生に向いていた。
そして、双子ではなく同一人物と判明。
色々おかしいのだが、ここまではまだいい。
Q:どっちが本当なんですか?
A:「本性ってことか?だったら……『聖夜』だな。こっちが本来の俺だ。教師のほうは、人畜無害な男を『演じて』いるからな」

「大学時代のダチに劇団をやっている奴がいてな。そこでしばらく『演じる』ってことを勉強した」
「教師の時は完全にあっちに意識が切り替わるようになった。芝居で言うなら、役になりきってるってわけだな」
「本当は存在感っつーのも必要ねぇんだよ。できるだけ目立ちたくなかったからな」
(※主人公の気持ちは嬉しかったそうである)
できるだけ目立ちたくなかったなら、存在感がなさすぎて生徒に気づいてすら貰えないとか異様に鈍臭いとか、
それこそ必要ないだろう。
大量に抱えすぎて本ぶちまけて「はわはわ~」などという場面、先生視点時の地の文「コンビニさんのお弁当を
食べます」などの言葉のチョイス・えほんのような供述はどう捉えたらいいのか。
本を拾う手が重なり、「……わああぁっ?!!ご、ごめんなさい~?!」と顔を赤らめ動揺し、
激突した椅子のために壁にぺこぺこと頭を下げたあれは何だったのか。
「口も態度も悪くて、保護者から子どもに悪影響を与えるって苦情がきた。生徒達は気にしてなかったんだが……」
既に悪影響及ぼされてたから気にならなかったのではなかろうか。
「教師をやる上で、てめぇの性格が邪魔になるなら、別の人格の仮面を被る事にしたんだよ」
仮面のチョイスが間違っている。
「おかげで存在感はないが、何の面倒事も起こる事なく、教師を続けているわけだ」
挨拶しても注意しても生徒から無視されるのは問題であろう。

クラス担任持ってる教師がホストと両立可能だろうか。
ホスト時用のマンションと教師時用のアパートがあるが、どう使い分けてるのだろうか。
仕事帰りに教師として飲んでたり(前作)、学校帰りにホストの方に遭遇したり、主人公は気にならなくても
ユーザーは疑問の嵐である。
睡眠時間三時間で大丈夫だとかわかったところで納得いかない。

「教師の時は完全に意識が切り替わる」はずだったが、他の生徒もいる補習授業中にセクハラまがいのからかいを
続け、保護者の苦情の正当性を確信。
主人公接客中の聖夜に、客二人が絡んできて(席に乱入し、主人公を押しのけて座ってゴネるというあり得ない
マナー違反)しょうがねえなブチュー(頬)事件発生。
客に嫉妬した自分の感情を認めたくないために一か月も先生を避け続け、謝ろうと決意しながら更に一か月経過。
漬けおきすぎで先生が腐敗。
校内で強引にキス、テスト中に手を絡めてきたりなど辞職覚悟で押せ押せに。
応援隊教師(数学教師と保健医)チームは気づきながら放置。
うちの神に選ばれた男だから絶対口を出すなと神主から言われたそうである。
神主「これはお前と瑠衣の問題だ」「お前ら二人で、この問題の答えを導き出さなきゃならねぇ」
「(神託があったということは)恋の応援が必要だった男ってことだ」

意見する教師チームに向かって「彼女が本気で逃げたいなら、学校に来ないでうちに閉じこもってればいい」と
開き直る先生。
心配する教師チームに主人公
「先生には伝えられないんですけど、私、先生のことが好きなんです。だから、先生がやる事を受け止められ
ますから。私は先生の夢を守ってあげたい。だから、今は、自分の気持ちを……殺したままでいたいって
思ってます。」
(※亡父の希望もあって父と同じ教師になった=夢 辞職させられる展開は避けたいと主人公は思っている)
「それで本当にいいの?ほんとに、想いを殺せるのか?」→速攻否定「そんな事できないよ」
「なんだ、じゃあ内緒で付き合っちゃえば、問題ないだろ?」
もう訳がわからない。
まともな奴が一人もいない。
賢者タイムが訪れた先生、3年の担任にも関わらず二学期末で退職届提出。
応援隊教師「斎賀の愛情は……純粋すぎるんだ。だから今すべてを捨てて身を引こうとしている
斎賀は君をこれ以上、苦しめないために、離れようとしている
このまま放っておけば……この街から出て行って、私達の前から姿を消すだろう」
綺麗に言っても糞は糞。
応援隊が理解を超えた。
げに恐ろしきは恋愛成就の花であろう。

ダブルルート

二人から取り愛されるおまけルートのため、細かいことを言うのは野暮ではあるが触れさせていただこう。

渡された皿が熱くて手を離したらひっくり返して、庇おうとしたホスト(料理運んだ奴)が両手に火傷して、
全治1ヶ月と診断されて1ヶ月店休むことになって
「私……決めました!!!あなたの怪我が治るまで、このお店でホストとして働きます!!」
城崎さんと聖夜さんが驚いていたけれど、私は気にする事なく、男性ホストさんの手にそっと自分の手を重ねた。
「私、あなたの代わりに働いて、ちゃんとお給料を頂いてきます。だから……安心して休んで、治してくださいね!」
ちなみにその皿、コーンポタージュ。
「うちの店、ホールスタッフに女性NGだから」
「それじゃ、男装します!(文化祭で男装したことあるから)大丈夫ですよ!」
「そういう問題じゃねぇんだよ!お前にホストなんかやらせられるか?!つうか、女を口説くなんてできねぇだろ!」
お前こそそういう問題じゃねぇと言いたい。
こういった店は風俗営業であり、接待行為は高校生にはさせられないはずなので、まずそこだろう。
そして、ホストは女を口説く仕事ではない。
「男性ホストさん」というのも気になる。
そして結局、補佐としてならということでホストとして働いていた。
オーナーが変わった人で色々他とは違うという言い訳はあり、
未成年者向けコースの話も、厨房でバイトの時も「朝までのシフト」の時も、気になりつつ流したが限度超え。
この店ホントに終わってる。


以上、おかしな点が随所に散りばめられており、大らかさを感じる大変のどかな作品である。
完全フィクション・ギャグ作品として寛容な目で見れば良作かもしれない。
判定し難いところではあるが、筆者は本作で今年度最大の寒波を記録したため、推薦してみるものである。