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「暁の銀行『デイブレイク銀行』」(2017/11/01 (水) 22:52:43) の最新版変更点
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*部品構造
-大部品: Root RD:58 評価値:10
--大部品: 銀行 RD:37 評価値:8
---部品: 物語的背景
---部品: 概要
---大部品: 銀行の3大業務 RD:3 評価値:3
----部品: 預金
----部品: 貸付
----部品: 為替
---大部品: 銀行の機能 RD:3 評価値:3
----部品: 金融仲介機能
----部品: 信用創造機能
----部品: 決済機能
---部品: 銀行業務検定試験
---部品: 入社試験
---部品: 転勤制度
---大部品: 所属 RD:5 評価値:4
----部品: 一般職
----部品: 総合職
----部品: 窓口担当者
----部品: 渉外担当者
----部品: 融資担当者
---大部品: 銀行の種類 RD:3 評価値:3
----部品: 普通銀行
----部品: 信託銀行
----部品: 外国銀行
---大部品: リスク対策 RD:3 評価値:3
----部品: 信用リスク対策
----部品: カントリーリスク対策
----部品: 市場リスク対策
---大部品: ALM委員会 RD:2 評価値:2
----部品: ALMとは
----部品: 役割
---大部品: 金融取引 RD:4 評価値:3
----部品: オフバランス取引
----部品: 金融先物取引
----部品: 金融オプション取引
----部品: リテールバンキング
---部品: ディスクロージャー
---大部品: 証券業務 RD:3 評価値:3
----部品: 証券投資
----部品: 証券引受
----部品: ディーリング
---部品: 通貨スワップ
---大部品: 投資信託の内容 RD:4 評価値:3
----部品: 投資信託ってなんなの
----部品: メリット
----部品: リスク
----部品: 分割投資と投資信託の関係
--大部品: 暁における銀行の始まり RD:7 評価値:5
---部品: 信用経済と暁
---部品: 冒険組合と富の集中
---部品: 冒険組合と投資の始まり
---部品: 藩国主導での組織の作成
---部品: 初めの銀行の特徴
---部品: 銀行の発展
---部品: 投資家への貸し出し
--大部品: 暁の銀行の特徴的な取引 RD:7 評価値:5
---部品: ポイント取引
---部品: 芸術産業発展貸出
---部品: 小口向け定期預金
---部品: 冒険者向け貸し出しプラン
---部品: 死亡保険的な積立プラン
---部品: 後天的身障者向けローン
---部品: 質入れ
--大部品: 禁止事項 RD:7 評価値:5
---部品: 身体の担保化の禁止
---部品: 無担保・無審査貸出の禁止
---部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
---部品: 高リスク化の禁止
---部品: 関係先貸出の制限
---部品: 監査義務
---部品: 全額貸出の禁止
*部品定義
**部品: 物語的背景
藩国の規模が大きくなり貨幣経済が回るようになると、お金を管理する場所が現れた。
あるところからないところへ。信用経済の始まり。
銀行である。
**部品: 概要
預金の受け入れ、貸出、為替取引を行う機関。また、機能はお金が不足しているところへ資金を融通すること。
**部品: 預金
預金は、預金者の資産を管理・保管する業務。預金者から信用を受けてお金を預かるところから、受信業務という。受信業務には、預金業務、定期積金業務、掛金業務がある。
**部品: 貸付
貸付の業務は、企業や個人に資金を貸し出す業務。貸出先に信用を与えるところから、与信業務という。与信業務には、貸出業務、割引手形、支払承諾業務、貸付有価証券業務がある。
**部品: 為替
為替は、振込や送金で債権や債務の決済を行う業務。現金を使わずに、支払いや受け取りをすることができる。これを決済業務という。
**部品: 金融仲介機能
金融仲介機能とは、借り手と貸し手の仲介をすること。銀行は、お金の運用先を探している預金者と、お金の調達を必要とする企業を見つけ出し、借り手と貸し手のニーズをうまく調整したり、銀行がプロの目で貸出先を選択することによって、金融取引に伴うリスクやコストを軽減させることができる。
**部品: 信用創造機能
信用創造機能とは、預金を持つ銀行が果たす役割の一つ。銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと。
銀行は預金の一部を現金で手元に残し、残りを貸し出しす。企業に貸し出されたお金は取引先に支払われ、取引先からまた銀行に預金される。これを繰り返すことによって預金通貨というお金が新しく生み出され、銀行全体の預金残高は、どんどん増えていくことになる。
**部品: 決済機能
決済機能とは、銀行の預金口座を利用することにより、現金を使わずに口座振替で送金や公共料金の支払いなどができること。
実際に現金を手元に用意する必要がないため、円滑な取引が実現できる。
**部品: 銀行業務検定試験
法務や財務から外国為替や金融経済、資産アドバイス、ライフプラン、金融、証券、保険、ローン、不動産、税金についてなど銀行業務に関する知識が試される国家試験。
円滑な業務の為には合格しておいた方がよい試験であり、昇進の条件にしている銀行もある。
**部品: 入社試験
銀行員になるには「銀行の就職試験に合格して、入社すること」が条件。各銀行によって試験内容は異なるが、金融に関わる知識を持っていないと合格は難しい。
**部品: 転勤制度
「地域の特定の企業や個人との癒着を避ける」という目的のために、総合職では転勤が多い傾向がある。
銀行員も一人の人間なので、長年同じ土地で働き続けて特定の人間と接していると、関係が深まりすぎたせいで冷静な判断ができなくなる可能性があるため。
また、社内の同じポジションで長く働きすぎると、個人の権限が大きくなりすぎて、横領などの不正につながってしまうことも予想される。
**部品: 一般職
特定の部署で特定の業務を継続的にこなすことを期待されて働いている人たちのこと。銀行の窓口で振り込みなどの手続きをしている社員は、ほとんどが一般職の社員。
**部品: 総合職
「総合職」というのは、いわゆる幹部候補生として働く人たちのこと。転勤や部署異動を繰り返しながら幅広い分野の知識やスキルを身につけ、キャリアアップを重ねながらいずれは銀行の管理職へと昇進していく。
**部品: 窓口担当者
窓口に訪れたお客さんの要望を聞きながら、公共料金の支払いや預金の預かり・振り込み等さまざまな業務をこなす。
接客業なので、明るい笑顔や礼儀正しさなど高いコミュニケーション能力が求められ、まさに銀行の「顔」となる職種。
**部品: 渉外担当者
いわゆる営業マンのことで、担当エリアのお客さまのところを訪問しては相談に乗る。
お客さまは個人から法人(企業)まで幅広く、この営業成績は銀行員としての大きな実績につながる。
**部品: 融資担当者
企業が資金を必要とするときに融資を行うのが仕事で、先方の経営状態をチェックしたり将来性を分析したりしながら、融資が可能かどうかを判断するという大事な役割を果たしている。
**部品: 普通銀行
銀行法上の「銀行」。すなわち、藩国の許可(免許)を受けて銀行業を営む者をいう。外国銀行支店について銀行免許を得た当該外国銀行を含む。
**部品: 信託銀行
普通銀行の業務に加え、他人の資産を積極的に運用する銀行。
信託とは、委託者が、一定の目的(信託目的)にしたがって、所有する財産を、自分自身や大切な人(受益者)のために、信頼する人または専門家(受託者)に託し、運用・管理を任せる法的な枠組みのこと。これを業務として行っている銀行を指す。
金銭信託、貸付信託、土地信託、証券投資信託などがある。
**部品: 外国銀行
藩国外に本店がある銀行の事。口座を持つメリットは、その銀行が所属する藩国のサービスが受けられること。その外国によく行く者や取引がある者が主な利用者。
**部品: 信用リスク対策
信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。
基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。
とはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。
**部品: カントリーリスク対策
国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。
主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。
**部品: 市場リスク対策
金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。
具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。
対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。
**部品: ALMとは
アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。
訳すと「資産・負債の総合管理」となる。
調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。
**部品: 役割
委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。
**部品: オフバランス取引
金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。
簿外取引とも。
**部品: 金融先物取引
通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。
主な目的はリスク回避。
現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。
**部品: 金融オプション取引
為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。
オプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。
**部品: リテールバンキング
個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。
小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。
**部品: ディスクロージャー
disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。
銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。
**部品: 証券投資
資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。
証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。
**部品: 証券引受
証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。
**部品: ディーリング
自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。
「自己売買」とも呼ばれる。
**部品: 通貨スワップ
通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。
これは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。
**部品: 投資信託ってなんなの
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。
**部品: メリット
資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。
複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。
例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。
定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。
**部品: リスク
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。
このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。
つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。
この点は銀行の預金などとは違うところである。
**部品: 分割投資と投資信託の関係
資産運用のごく初歩の考えである。
資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。
これを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。
投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、
専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。
**部品: 信用経済と暁
暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。
**部品: 冒険組合と富の集中
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。
**部品: 冒険組合と投資の始まり
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。
**部品: 藩国主導での組織の作成
冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが、この国で初めての銀行ともいえるものである。
**部品: 初めの銀行の特徴
国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。
**部品: 銀行の発展
小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、銀行自体がリスクプールの役割も持つようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。
**部品: 投資家への貸し出し
暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、自ら投資するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。
**部品: ポイント取引
『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。
**部品: 芸術産業発展貸出
映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。
**部品: 小口向け定期預金
暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。
**部品: 冒険者向け貸し出しプラン
道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。
**部品: 死亡保険的な積立プラン
危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。
**部品: 後天的身障者向けローン
戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。
**部品: 質入れ
価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。
**部品: 身体の担保化の禁止
借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。
**部品: 無担保・無審査貸出の禁止
担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。
**部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。
**部品: 高リスク化の禁止
各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。
**部品: 関係先貸出の制限
特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。
**部品: 監査義務
禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。
**部品: 全額貸出の禁止
預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。
*提出書式
大部品: Root RD:58 評価値:10
-大部品: 銀行 RD:37 評価値:8
--部品: 物語的背景
--部品: 概要
--大部品: 銀行の3大業務 RD:3 評価値:3
---部品: 預金
---部品: 貸付
---部品: 為替
--大部品: 銀行の機能 RD:3 評価値:3
---部品: 金融仲介機能
---部品: 信用創造機能
---部品: 決済機能
--部品: 銀行業務検定試験
--部品: 入社試験
--部品: 転勤制度
--大部品: 所属 RD:5 評価値:4
---部品: 一般職
---部品: 総合職
---部品: 窓口担当者
---部品: 渉外担当者
---部品: 融資担当者
--大部品: 銀行の種類 RD:3 評価値:3
---部品: 普通銀行
---部品: 信託銀行
---部品: 外国銀行
--大部品: リスク対策 RD:3 評価値:3
---部品: 信用リスク対策
---部品: カントリーリスク対策
---部品: 市場リスク対策
--大部品: ALM委員会 RD:2 評価値:2
---部品: ALMとは
---部品: 役割
--大部品: 金融取引 RD:4 評価値:3
---部品: オフバランス取引
---部品: 金融先物取引
---部品: 金融オプション取引
---部品: リテールバンキング
--部品: ディスクロージャー
--大部品: 証券業務 RD:3 評価値:3
---部品: 証券投資
---部品: 証券引受
---部品: ディーリング
--部品: 通貨スワップ
--大部品: 投資信託の内容 RD:4 評価値:3
---部品: 投資信託ってなんなの
---部品: メリット
---部品: リスク
---部品: 分割投資と投資信託の関係
-大部品: 暁における銀行の始まり RD:7 評価値:5
--部品: 信用経済と暁
--部品: 冒険組合と富の集中
--部品: 冒険組合と投資の始まり
--部品: 藩国主導での組織の作成
--部品: 初めの銀行の特徴
--部品: 銀行の発展
--部品: 投資家への貸し出し
-大部品: 暁の銀行の特徴的な取引 RD:7 評価値:5
--部品: ポイント取引
--部品: 芸術産業発展貸出
--部品: 小口向け定期預金
--部品: 冒険者向け貸し出しプラン
--部品: 死亡保険的な積立プラン
--部品: 後天的身障者向けローン
--部品: 質入れ
-大部品: 禁止事項 RD:7 評価値:5
--部品: 身体の担保化の禁止
--部品: 無担保・無審査貸出の禁止
--部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
--部品: 高リスク化の禁止
--部品: 関係先貸出の制限
--部品: 監査義務
--部品: 全額貸出の禁止
部品: 物語的背景
藩国の規模が大きくなり貨幣経済が回るようになると、お金を管理する場所が現れた。
あるところからないところへ。信用経済の始まり。
銀行である。
部品: 概要
預金の受け入れ、貸出、為替取引を行う機関。また、機能はお金が不足しているところへ資金を融通すること。
部品: 預金
預金は、預金者の資産を管理・保管する業務。預金者から信用を受けてお金を預かるところから、受信業務という。受信業務には、預金業務、定期積金業務、掛金業務がある。
部品: 貸付
貸付の業務は、企業や個人に資金を貸し出す業務。貸出先に信用を与えるところから、与信業務という。与信業務には、貸出業務、割引手形、支払承諾業務、貸付有価証券業務がある。
部品: 為替
為替は、振込や送金で債権や債務の決済を行う業務。現金を使わずに、支払いや受け取りをすることができる。これを決済業務という。
部品: 金融仲介機能
金融仲介機能とは、借り手と貸し手の仲介をすること。銀行は、お金の運用先を探している預金者と、お金の調達を必要とする企業を見つけ出し、借り手と貸し手のニーズをうまく調整したり、銀行がプロの目で貸出先を選択することによって、金融取引に伴うリスクやコストを軽減させることができる。
部品: 信用創造機能
信用創造機能とは、預金を持つ銀行が果たす役割の一つ。銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと。
銀行は預金の一部を現金で手元に残し、残りを貸し出しす。企業に貸し出されたお金は取引先に支払われ、取引先からまた銀行に預金される。これを繰り返すことによって預金通貨というお金が新しく生み出され、銀行全体の預金残高は、どんどん増えていくことになる。
部品: 決済機能
決済機能とは、銀行の預金口座を利用することにより、現金を使わずに口座振替で送金や公共料金の支払いなどができること。
実際に現金を手元に用意する必要がないため、円滑な取引が実現できる。
部品: 銀行業務検定試験
法務や財務から外国為替や金融経済、資産アドバイス、ライフプラン、金融、証券、保険、ローン、不動産、税金についてなど銀行業務に関する知識が試される国家試験。
円滑な業務の為には合格しておいた方がよい試験であり、昇進の条件にしている銀行もある。
部品: 入社試験
銀行員になるには「銀行の就職試験に合格して、入社すること」が条件。各銀行によって試験内容は異なるが、金融に関わる知識を持っていないと合格は難しい。
部品: 転勤制度
「地域の特定の企業や個人との癒着を避ける」という目的のために、総合職では転勤が多い傾向がある。
銀行員も一人の人間なので、長年同じ土地で働き続けて特定の人間と接していると、関係が深まりすぎたせいで冷静な判断ができなくなる可能性があるため。
また、社内の同じポジションで長く働きすぎると、個人の権限が大きくなりすぎて、横領などの不正につながってしまうことも予想される。
部品: 一般職
特定の部署で特定の業務を継続的にこなすことを期待されて働いている人たちのこと。銀行の窓口で振り込みなどの手続きをしている社員は、ほとんどが一般職の社員。
部品: 総合職
「総合職」というのは、いわゆる幹部候補生として働く人たちのこと。転勤や部署異動を繰り返しながら幅広い分野の知識やスキルを身につけ、キャリアアップを重ねながらいずれは銀行の管理職へと昇進していく。
部品: 窓口担当者
窓口に訪れたお客さんの要望を聞きながら、公共料金の支払いや預金の預かり・振り込み等さまざまな業務をこなす。
接客業なので、明るい笑顔や礼儀正しさなど高いコミュニケーション能力が求められ、まさに銀行の「顔」となる職種。
部品: 渉外担当者
いわゆる営業マンのことで、担当エリアのお客さまのところを訪問しては相談に乗る。
お客さまは個人から法人(企業)まで幅広く、この営業成績は銀行員としての大きな実績につながる。
部品: 融資担当者
企業が資金を必要とするときに融資を行うのが仕事で、先方の経営状態をチェックしたり将来性を分析したりしながら、融資が可能かどうかを判断するという大事な役割を果たしている。
部品: 普通銀行
銀行法上の「銀行」。すなわち、藩国の許可(免許)を受けて銀行業を営む者をいう。外国銀行支店について銀行免許を得た当該外国銀行を含む。
部品: 信託銀行
普通銀行の業務に加え、他人の資産を積極的に運用する銀行。
信託とは、委託者が、一定の目的(信託目的)にしたがって、所有する財産を、自分自身や大切な人(受益者)のために、信頼する人または専門家(受託者)に託し、運用・管理を任せる法的な枠組みのこと。これを業務として行っている銀行を指す。
金銭信託、貸付信託、土地信託、証券投資信託などがある。
部品: 外国銀行
藩国外に本店がある銀行の事。口座を持つメリットは、その銀行が所属する藩国のサービスが受けられること。その外国によく行く者や取引がある者が主な利用者。
部品: 信用リスク対策
信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。
基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。
とはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。
部品: カントリーリスク対策
国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。
主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。
部品: 市場リスク対策
金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。
具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。
対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。
部品: ALMとは
アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。
訳すと「資産・負債の総合管理」となる。
調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。
部品: 役割
委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。
部品: オフバランス取引
金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。
簿外取引とも。
部品: 金融先物取引
通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。
主な目的はリスク回避。
現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。
部品: 金融オプション取引
為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。
オプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。
部品: リテールバンキング
個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。
小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。
部品: ディスクロージャー
disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。
銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。
部品: 証券投資
資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。
証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。
部品: 証券引受
証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。
部品: ディーリング
自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。
「自己売買」とも呼ばれる。
部品: 通貨スワップ
通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。
これは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。
部品: 投資信託ってなんなの
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。
部品: メリット
資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。
複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。
例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。
定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。
部品: リスク
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。
このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。
つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。
この点は銀行の預金などとは違うところである。
部品: 分割投資と投資信託の関係
資産運用のごく初歩の考えである。
資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。
これを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。
投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、
専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。
部品: 信用経済と暁
暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。
部品: 冒険組合と富の集中
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。
部品: 冒険組合と投資の始まり
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。
部品: 藩国主導での組織の作成
冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが、この国で初めての銀行ともいえるものである。
部品: 初めの銀行の特徴
国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。
部品: 銀行の発展
小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、銀行自体がリスクプールの役割も持つようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。
部品: 投資家への貸し出し
暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、自ら投資するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。
部品: ポイント取引
『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。
部品: 芸術産業発展貸出
映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。
部品: 小口向け定期預金
暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。
部品: 冒険者向け貸し出しプラン
道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。
部品: 死亡保険的な積立プラン
危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。
部品: 後天的身障者向けローン
戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。
部品: 質入れ
価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。
部品: 身体の担保化の禁止
借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。
部品: 無担保・無審査貸出の禁止
担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。
部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。
部品: 高リスク化の禁止
各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。
部品: 関係先貸出の制限
特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。
部品: 監査義務
禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。
部品: 全額貸出の禁止
預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。
*インポート用定義データ
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"description": "金融仲介機能とは、借り手と貸し手の仲介をすること。銀行は、お金の運用先を探している預金者と、お金の調達を必要とする企業を見つけ出し、借り手と貸し手のニーズをうまく調整したり、銀行がプロの目で貸出先を選択することによって、金融取引に伴うリスクやコストを軽減させることができる。",
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"description": "信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。\n基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。\nとはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。",
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"title": "カントリーリスク対策",
"description": "国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。\n主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。",
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"title": "市場リスク対策",
"description": "金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。\n具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。\n対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。",
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"title": "ALMとは",
"description": "アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。\n訳すと「資産・負債の総合管理」となる。\n調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。",
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"title": "役割",
"description": "委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。",
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"title": "金融取引",
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"title": "オフバランス取引",
"description": "金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。\n簿外取引とも。",
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"title": "金融先物取引",
"description": "通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。\n主な目的はリスク回避。\n現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。",
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"title": "金融オプション取引",
"description": "為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。\nオプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。",
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"title": "リテールバンキング",
"description": "個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。\n小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。",
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"title": "ディスクロージャー",
"description": "disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。\n銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。",
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"title": "証券業務",
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"title": "証券投資",
"description": "資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。\n証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。",
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"title": "証券引受",
"description": "証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。",
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"title": "ディーリング",
"description": "自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。\n「自己売買」とも呼ばれる。",
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"title": "通貨スワップ",
"description": "通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。\nこれは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。",
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"title": "投資信託の内容",
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"title": "投資信託ってなんなの",
"description": "投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。",
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"name": "猫野和錆"
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"title": "メリット",
"description": "資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。\n複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。\n\n例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。\n\n定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。",
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"title": "リスク",
"description": "投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。\nこのように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。\nつまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。\nこの点は銀行の預金などとは違うところである。",
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"title": "分割投資と投資信託の関係",
"description": "資産運用のごく初歩の考えである。\n資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。\nこれを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。\n\n投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、\n専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。",
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{
"title": "暁における銀行の始まり",
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{
"title": "信用経済と暁",
"description": "暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。 ",
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},
{
"title": "冒険組合と富の集中",
"description": "信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。",
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"localID": 50,
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},
{
"title": "冒険組合と投資の始まり",
"description": "信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。 ",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "藩国主導での組織の作成",
"description": "冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが、この国で初めての銀行ともいえるものである。",
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},
{
"title": "初めの銀行の特徴",
"description": "国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。",
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"localID": 53
},
{
"title": "銀行の発展",
"description": "小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、銀行自体がリスクプールの役割も持つようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。",
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},
{
"title": "投資家への貸し出し",
"description": "暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、自ら投資するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。",
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"localID": 55
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{
"title": "暁の銀行の特徴的な取引",
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{
"title": "ポイント取引",
"description": "『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。",
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"localID": 57
},
{
"title": "芸術産業発展貸出",
"description": "映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。",
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"localID": 58
},
{
"title": "小口向け定期預金",
"description": "暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。",
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"localID": 59
},
{
"title": "冒険者向け貸し出しプラン",
"description": "道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。",
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{
"title": "死亡保険的な積立プラン",
"description": "危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。",
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"localID": 61
},
{
"title": "後天的身障者向けローン",
"description": "戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。",
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{
"title": "質入れ",
"description": "価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。\n",
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{
"title": "禁止事項",
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{
"title": "身体の担保化の禁止",
"description": "借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。",
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{
"title": "無担保・無審査貸出の禁止",
"description": "担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。",
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{
"title": "反社会的勢力への貸出の禁止",
"description": "貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。",
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{
"title": "高リスク化の禁止",
"description": "各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。",
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{
"title": "関係先貸出の制限",
"description": "特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。",
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{
"title": "監査義務",
"description": "禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。",
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{
"title": "全額貸出の禁止",
"description": "預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。",
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}
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*部品構造
-大部品: 暁の銀行『デイブレイク銀行』 RD:58 評価値:10
--大部品: 銀行 RD:37 評価値:8
---部品: 物語的背景
---部品: 概要
---大部品: 銀行の3大業務 RD:3 評価値:3
----部品: 預金
----部品: 貸付
----部品: 為替
---大部品: 銀行の機能 RD:3 評価値:3
----部品: 金融仲介機能
----部品: 信用創造機能
----部品: 決済機能
---部品: 銀行業務検定試験
---部品: 入社試験
---部品: 転勤制度
---大部品: 所属 RD:5 評価値:4
----部品: 一般職
----部品: 総合職
----部品: 窓口担当者
----部品: 渉外担当者
----部品: 融資担当者
---大部品: 銀行の種類 RD:3 評価値:3
----部品: 普通銀行
----部品: 信託銀行
----部品: 外国銀行
---大部品: リスク対策 RD:3 評価値:3
----部品: 信用リスク対策
----部品: カントリーリスク対策
----部品: 市場リスク対策
---大部品: ALM委員会 RD:2 評価値:2
----部品: ALMとは
----部品: 役割
---大部品: 金融取引 RD:4 評価値:3
----部品: オフバランス取引
----部品: 金融先物取引
----部品: 金融オプション取引
----部品: リテールバンキング
---部品: ディスクロージャー
---大部品: 証券業務 RD:3 評価値:3
----部品: 証券投資
----部品: 証券引受
----部品: ディーリング
---部品: 通貨スワップ
---大部品: 投資信託の内容 RD:4 評価値:3
----部品: 投資信託ってなんなの
----部品: メリット
----部品: リスク
----部品: 分割投資と投資信託の関係
--大部品: 暁における銀行の始まり RD:7 評価値:5
---部品: 信用経済と暁
---部品: 冒険組合と富の集中
---部品: 冒険組合と投資の始まり
---部品: 藩国主導での組織の作成
---部品: 初めの銀行の特徴
---部品: 銀行の発展
---部品: 投資家への貸し出し
--大部品: 暁の銀行の特徴的な取引 RD:7 評価値:5
---部品: ポイント取引
---部品: 芸術産業発展貸出
---部品: 小口向け定期預金
---部品: 冒険者向け貸し出しプラン
---部品: 死亡保険的な積立プラン
---部品: 後天的身障者向けローン
---部品: 質入れ
--大部品: 禁止事項 RD:7 評価値:5
---部品: 身体の担保化の禁止
---部品: 無担保・無審査貸出の禁止
---部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
---部品: 高リスク化の禁止
---部品: 関係先貸出の制限
---部品: 監査義務
---部品: 全額貸出の禁止
*部品定義
**部品: 物語的背景
藩国の規模が大きくなり貨幣経済が回るようになると、お金を管理する場所が現れた。
あるところからないところへ。信用経済の始まり。
銀行である。
**部品: 概要
預金の受け入れ、貸出、為替取引を行う機関。また、機能はお金が不足しているところへ資金を融通すること。
**部品: 預金
預金は、預金者の資産を管理・保管する業務。預金者から信用を受けてお金を預かるところから、受信業務という。受信業務には、預金業務、定期積金業務、掛金業務がある。
**部品: 貸付
貸付の業務は、企業や個人に資金を貸し出す業務。貸出先に信用を与えるところから、与信業務という。与信業務には、貸出業務、割引手形、支払承諾業務、貸付有価証券業務がある。
**部品: 為替
為替は、振込や送金で債権や債務の決済を行う業務。現金を使わずに、支払いや受け取りをすることができる。これを決済業務という。
**部品: 金融仲介機能
金融仲介機能とは、借り手と貸し手の仲介をすること。銀行は、お金の運用先を探している預金者と、お金の調達を必要とする企業を見つけ出し、借り手と貸し手のニーズをうまく調整したり、銀行がプロの目で貸出先を選択することによって、金融取引に伴うリスクやコストを軽減させることができる。
**部品: 信用創造機能
信用創造機能とは、預金を持つ銀行が果たす役割の一つ。銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと。
銀行は預金の一部を現金で手元に残し、残りを貸し出しす。企業に貸し出されたお金は取引先に支払われ、取引先からまた銀行に預金される。これを繰り返すことによって預金通貨というお金が新しく生み出され、銀行全体の預金残高は、どんどん増えていくことになる。
**部品: 決済機能
決済機能とは、銀行の預金口座を利用することにより、現金を使わずに口座振替で送金や公共料金の支払いなどができること。
実際に現金を手元に用意する必要がないため、円滑な取引が実現できる。
**部品: 銀行業務検定試験
法務や財務から外国為替や金融経済、資産アドバイス、ライフプラン、金融、証券、保険、ローン、不動産、税金についてなど銀行業務に関する知識が試される国家試験。
円滑な業務の為には合格しておいた方がよい試験であり、昇進の条件にしている銀行もある。
**部品: 入社試験
銀行員になるには「銀行の就職試験に合格して、入社すること」が条件。各銀行によって試験内容は異なるが、金融に関わる知識を持っていないと合格は難しい。
**部品: 転勤制度
「地域の特定の企業や個人との癒着を避ける」という目的のために、総合職では転勤が多い傾向がある。
銀行員も一人の人間なので、長年同じ土地で働き続けて特定の人間と接していると、関係が深まりすぎたせいで冷静な判断ができなくなる可能性があるため。
また、社内の同じポジションで長く働きすぎると、個人の権限が大きくなりすぎて、横領などの不正につながってしまうことも予想される。
**部品: 一般職
特定の部署で特定の業務を継続的にこなすことを期待されて働いている人たちのこと。銀行の窓口で振り込みなどの手続きをしている社員は、ほとんどが一般職の社員。
**部品: 総合職
「総合職」というのは、いわゆる幹部候補生として働く人たちのこと。転勤や部署異動を繰り返しながら幅広い分野の知識やスキルを身につけ、キャリアアップを重ねながらいずれは銀行の管理職へと昇進していく。
**部品: 窓口担当者
窓口に訪れたお客さんの要望を聞きながら、公共料金の支払いや預金の預かり・振り込み等さまざまな業務をこなす。
接客業なので、明るい笑顔や礼儀正しさなど高いコミュニケーション能力が求められ、まさに銀行の「顔」となる職種。
**部品: 渉外担当者
いわゆる営業マンのことで、担当エリアのお客さまのところを訪問しては相談に乗る。
お客さまは個人から法人(企業)まで幅広く、この営業成績は銀行員としての大きな実績につながる。
**部品: 融資担当者
企業が資金を必要とするときに融資を行うのが仕事で、先方の経営状態をチェックしたり将来性を分析したりしながら、融資が可能かどうかを判断するという大事な役割を果たしている。
**部品: 普通銀行
銀行法上の「銀行」。すなわち、藩国の許可(免許)を受けて銀行業を営む者をいう。外国銀行支店について銀行免許を得た当該外国銀行を含む。
**部品: 信託銀行
普通銀行の業務に加え、他人の資産を積極的に運用する銀行。
信託とは、委託者が、一定の目的(信託目的)にしたがって、所有する財産を、自分自身や大切な人(受益者)のために、信頼する人または専門家(受託者)に託し、運用・管理を任せる法的な枠組みのこと。これを業務として行っている銀行を指す。
金銭信託、貸付信託、土地信託、証券投資信託などがある。
**部品: 外国銀行
藩国外に本店がある銀行の事。口座を持つメリットは、その銀行が所属する藩国のサービスが受けられること。その外国によく行く者や取引がある者が主な利用者。
**部品: 信用リスク対策
信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。
基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。
とはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。
**部品: カントリーリスク対策
国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。
主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。
**部品: 市場リスク対策
金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。
具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。
対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。
**部品: ALMとは
アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。
訳すと「資産・負債の総合管理」となる。
調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。
**部品: 役割
委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。
**部品: オフバランス取引
金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。
簿外取引とも。
**部品: 金融先物取引
通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。
主な目的はリスク回避。
現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。
**部品: 金融オプション取引
為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。
オプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。
**部品: リテールバンキング
個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。
小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。
**部品: ディスクロージャー
disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。
銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。
**部品: 証券投資
資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。
証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。
**部品: 証券引受
証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。
**部品: ディーリング
自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。
「自己売買」とも呼ばれる。
**部品: 通貨スワップ
通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。
これは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。
**部品: 投資信託ってなんなの
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。
**部品: メリット
資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。
複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。
例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。
定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。
**部品: リスク
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。
このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。
つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。
この点は銀行の預金などとは違うところである。
**部品: 分割投資と投資信託の関係
資産運用のごく初歩の考えである。
資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。
これを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。
投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、
専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。
**部品: 信用経済と暁
暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。
**部品: 冒険組合と富の集中
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。
**部品: 冒険組合と投資の始まり
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。
**部品: 藩国主導での組織の作成
冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが『デイブレイク銀行』、この国で初めての銀行ともいえるものである。
**部品: 初めの銀行の特徴
国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。
**部品: 銀行の発展
小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、この銀行にもリスクプールの役割が出るようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。
**部品: 投資家への貸し出し
暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、この銀行を真似て民間経営の銀行を設立するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。
**部品: ポイント取引
『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。
**部品: 芸術産業発展貸出
映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。
**部品: 小口向け定期預金
暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。
**部品: 冒険者向け貸し出しプラン
道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。
**部品: 死亡保険的な積立プラン
危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。
**部品: 後天的身障者向けローン
戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。
**部品: 質入れ
価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。
**部品: 身体の担保化の禁止
借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。
**部品: 無担保・無審査貸出の禁止
担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。
**部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。
**部品: 高リスク化の禁止
各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。
**部品: 関係先貸出の制限
特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。
**部品: 監査義務
禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。
**部品: 全額貸出の禁止
預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。
*提出書式
大部品: 暁の銀行『デイブレイク銀行』 RD:58 評価値:10
-大部品: 銀行 RD:37 評価値:8
--部品: 物語的背景
--部品: 概要
--大部品: 銀行の3大業務 RD:3 評価値:3
---部品: 預金
---部品: 貸付
---部品: 為替
--大部品: 銀行の機能 RD:3 評価値:3
---部品: 金融仲介機能
---部品: 信用創造機能
---部品: 決済機能
--部品: 銀行業務検定試験
--部品: 入社試験
--部品: 転勤制度
--大部品: 所属 RD:5 評価値:4
---部品: 一般職
---部品: 総合職
---部品: 窓口担当者
---部品: 渉外担当者
---部品: 融資担当者
--大部品: 銀行の種類 RD:3 評価値:3
---部品: 普通銀行
---部品: 信託銀行
---部品: 外国銀行
--大部品: リスク対策 RD:3 評価値:3
---部品: 信用リスク対策
---部品: カントリーリスク対策
---部品: 市場リスク対策
--大部品: ALM委員会 RD:2 評価値:2
---部品: ALMとは
---部品: 役割
--大部品: 金融取引 RD:4 評価値:3
---部品: オフバランス取引
---部品: 金融先物取引
---部品: 金融オプション取引
---部品: リテールバンキング
--部品: ディスクロージャー
--大部品: 証券業務 RD:3 評価値:3
---部品: 証券投資
---部品: 証券引受
---部品: ディーリング
--部品: 通貨スワップ
--大部品: 投資信託の内容 RD:4 評価値:3
---部品: 投資信託ってなんなの
---部品: メリット
---部品: リスク
---部品: 分割投資と投資信託の関係
-大部品: 暁における銀行の始まり RD:7 評価値:5
--部品: 信用経済と暁
--部品: 冒険組合と富の集中
--部品: 冒険組合と投資の始まり
--部品: 藩国主導での組織の作成
--部品: 初めの銀行の特徴
--部品: 銀行の発展
--部品: 投資家への貸し出し
-大部品: 暁の銀行の特徴的な取引 RD:7 評価値:5
--部品: ポイント取引
--部品: 芸術産業発展貸出
--部品: 小口向け定期預金
--部品: 冒険者向け貸し出しプラン
--部品: 死亡保険的な積立プラン
--部品: 後天的身障者向けローン
--部品: 質入れ
-大部品: 禁止事項 RD:7 評価値:5
--部品: 身体の担保化の禁止
--部品: 無担保・無審査貸出の禁止
--部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
--部品: 高リスク化の禁止
--部品: 関係先貸出の制限
--部品: 監査義務
--部品: 全額貸出の禁止
部品: 物語的背景
藩国の規模が大きくなり貨幣経済が回るようになると、お金を管理する場所が現れた。
あるところからないところへ。信用経済の始まり。
銀行である。
部品: 概要
預金の受け入れ、貸出、為替取引を行う機関。また、機能はお金が不足しているところへ資金を融通すること。
部品: 預金
預金は、預金者の資産を管理・保管する業務。預金者から信用を受けてお金を預かるところから、受信業務という。受信業務には、預金業務、定期積金業務、掛金業務がある。
部品: 貸付
貸付の業務は、企業や個人に資金を貸し出す業務。貸出先に信用を与えるところから、与信業務という。与信業務には、貸出業務、割引手形、支払承諾業務、貸付有価証券業務がある。
部品: 為替
為替は、振込や送金で債権や債務の決済を行う業務。現金を使わずに、支払いや受け取りをすることができる。これを決済業務という。
部品: 金融仲介機能
金融仲介機能とは、借り手と貸し手の仲介をすること。銀行は、お金の運用先を探している預金者と、お金の調達を必要とする企業を見つけ出し、借り手と貸し手のニーズをうまく調整したり、銀行がプロの目で貸出先を選択することによって、金融取引に伴うリスクやコストを軽減させることができる。
部品: 信用創造機能
信用創造機能とは、預金を持つ銀行が果たす役割の一つ。銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと。
銀行は預金の一部を現金で手元に残し、残りを貸し出しす。企業に貸し出されたお金は取引先に支払われ、取引先からまた銀行に預金される。これを繰り返すことによって預金通貨というお金が新しく生み出され、銀行全体の預金残高は、どんどん増えていくことになる。
部品: 決済機能
決済機能とは、銀行の預金口座を利用することにより、現金を使わずに口座振替で送金や公共料金の支払いなどができること。
実際に現金を手元に用意する必要がないため、円滑な取引が実現できる。
部品: 銀行業務検定試験
法務や財務から外国為替や金融経済、資産アドバイス、ライフプラン、金融、証券、保険、ローン、不動産、税金についてなど銀行業務に関する知識が試される国家試験。
円滑な業務の為には合格しておいた方がよい試験であり、昇進の条件にしている銀行もある。
部品: 入社試験
銀行員になるには「銀行の就職試験に合格して、入社すること」が条件。各銀行によって試験内容は異なるが、金融に関わる知識を持っていないと合格は難しい。
部品: 転勤制度
「地域の特定の企業や個人との癒着を避ける」という目的のために、総合職では転勤が多い傾向がある。
銀行員も一人の人間なので、長年同じ土地で働き続けて特定の人間と接していると、関係が深まりすぎたせいで冷静な判断ができなくなる可能性があるため。
また、社内の同じポジションで長く働きすぎると、個人の権限が大きくなりすぎて、横領などの不正につながってしまうことも予想される。
部品: 一般職
特定の部署で特定の業務を継続的にこなすことを期待されて働いている人たちのこと。銀行の窓口で振り込みなどの手続きをしている社員は、ほとんどが一般職の社員。
部品: 総合職
「総合職」というのは、いわゆる幹部候補生として働く人たちのこと。転勤や部署異動を繰り返しながら幅広い分野の知識やスキルを身につけ、キャリアアップを重ねながらいずれは銀行の管理職へと昇進していく。
部品: 窓口担当者
窓口に訪れたお客さんの要望を聞きながら、公共料金の支払いや預金の預かり・振り込み等さまざまな業務をこなす。
接客業なので、明るい笑顔や礼儀正しさなど高いコミュニケーション能力が求められ、まさに銀行の「顔」となる職種。
部品: 渉外担当者
いわゆる営業マンのことで、担当エリアのお客さまのところを訪問しては相談に乗る。
お客さまは個人から法人(企業)まで幅広く、この営業成績は銀行員としての大きな実績につながる。
部品: 融資担当者
企業が資金を必要とするときに融資を行うのが仕事で、先方の経営状態をチェックしたり将来性を分析したりしながら、融資が可能かどうかを判断するという大事な役割を果たしている。
部品: 普通銀行
銀行法上の「銀行」。すなわち、藩国の許可(免許)を受けて銀行業を営む者をいう。外国銀行支店について銀行免許を得た当該外国銀行を含む。
部品: 信託銀行
普通銀行の業務に加え、他人の資産を積極的に運用する銀行。
信託とは、委託者が、一定の目的(信託目的)にしたがって、所有する財産を、自分自身や大切な人(受益者)のために、信頼する人または専門家(受託者)に託し、運用・管理を任せる法的な枠組みのこと。これを業務として行っている銀行を指す。
金銭信託、貸付信託、土地信託、証券投資信託などがある。
部品: 外国銀行
藩国外に本店がある銀行の事。口座を持つメリットは、その銀行が所属する藩国のサービスが受けられること。その外国によく行く者や取引がある者が主な利用者。
部品: 信用リスク対策
信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。
基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。
とはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。
部品: カントリーリスク対策
国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。
主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。
部品: 市場リスク対策
金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。
具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。
対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。
部品: ALMとは
アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。
訳すと「資産・負債の総合管理」となる。
調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。
部品: 役割
委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。
部品: オフバランス取引
金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。
簿外取引とも。
部品: 金融先物取引
通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。
主な目的はリスク回避。
現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。
部品: 金融オプション取引
為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。
オプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。
部品: リテールバンキング
個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。
小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。
部品: ディスクロージャー
disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。
銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。
部品: 証券投資
資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。
証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。
部品: 証券引受
証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。
部品: ディーリング
自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。
「自己売買」とも呼ばれる。
部品: 通貨スワップ
通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。
これは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。
部品: 投資信託ってなんなの
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。
部品: メリット
資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。
複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。
例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。
定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。
部品: リスク
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。
このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。
つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。
この点は銀行の預金などとは違うところである。
部品: 分割投資と投資信託の関係
資産運用のごく初歩の考えである。
資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。
これを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。
投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、
専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。
部品: 信用経済と暁
暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。
部品: 冒険組合と富の集中
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。
部品: 冒険組合と投資の始まり
信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。
部品: 藩国主導での組織の作成
冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが『デイブレイク銀行』、この国で初めての銀行ともいえるものである。
部品: 初めの銀行の特徴
国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。
部品: 銀行の発展
小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、この銀行にもリスクプールの役割が出るようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。
部品: 投資家への貸し出し
暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、この銀行を真似て民間経営の銀行を設立するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。
部品: ポイント取引
『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。
部品: 芸術産業発展貸出
映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。
部品: 小口向け定期預金
暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。
部品: 冒険者向け貸し出しプラン
道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。
部品: 死亡保険的な積立プラン
危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。
部品: 後天的身障者向けローン
戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。
部品: 質入れ
価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。
部品: 身体の担保化の禁止
借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。
部品: 無担保・無審査貸出の禁止
担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。
部品: 反社会的勢力への貸出の禁止
貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。
部品: 高リスク化の禁止
各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。
部品: 関係先貸出の制限
特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。
部品: 監査義務
禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。
部品: 全額貸出の禁止
預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。
*インポート用定義データ
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"title": "信用リスク対策",
"description": "信用リスクとは、融資先企業の倒産や個人の自己破産によって債権が焦げ付く可能性のこと。\n基本的な回避法としては、債権の額に見合う担保を確保しておくこと。\nとはいえ、担保を用意できない融資先などもあるので、経営状況をチェックし経営状態の悪化した企業へ役員を派遣して再建に協力することもある。",
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"title": "カントリーリスク対策",
"description": "国際金融取引では通常の債権回収リスクの他に、相手国の戦争、革命、企業の国有化、為替管理政策の変更など商業要因に伴う債権回収リスクが大きく、これをカントリーリスクと呼ぶ。\n主な対策としては、複数ソースによる情報収集、現地パートナーの確保、テロ対策を含めたリスクトレーニング、政府及び軍との太いパイプ作りなどがある。",
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"title": "市場リスク対策",
"description": "金融市場や外国為替市場などの変動によって、予期していなかった損害を被ることを市場リスクという。\n具体的には資金収支が逆ザヤになる金利変動リスク、株式・債券相場の下落で保有証券の価値が下がる価格変動リスク、為替相場の変動に伴う損失の可能性の為替リスクなど。\n対策としては、通貨、金利、債権、株式などの先物取引やオプション取引の導入。ALM委員会を設置し、市場リスクや手元資金が一時的に不足する流動性リスクなどの管理をすること。",
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"title": "ALMとは",
"description": "アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略。\n訳すと「資産・負債の総合管理」となる。\n調達と運用のバランスを取るための戦略を立てる基礎。",
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"title": "役割",
"description": "委員会ではまず金利水準、預金や貸出の期間などを調べて運用がどういう構造になっているかを把握。続いて金利が変動すると銀行の収益がどう変化するのかを予測。そのうえで、調達や貸出、ディ―リングなどをどう展開するかを決定する。",
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"title": "金融取引",
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"title": "オフバランス取引",
"description": "金融取引のうち、金利・通貨スワップや金利先物取引などバランスシート(貸借対照表)に数字が計上されない取引のこと。\n簿外取引とも。",
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"title": "金融先物取引",
"description": "通貨、金利、債券などの金融商品を、将来の特定の日時に一定の価格で決済することを約束する取引のこと。\n主な目的はリスク回避。\n現物と先物の反対売買によって将来の金利や通貨の変動リスクをある程度回避し、現時点でのコストを確定できる。",
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"title": "金融オプション取引",
"description": "為替、金利、債権などの金融商品をあらかじめ指定した期日に、一定の価格で売ったり買ったりする選択権(オプション)を売買する取引。\nオプション購入の費用はかかるが、オプション行使の権利を得ることで市場の変動によるリスクを回避しやすくなる。",
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"title": "リテールバンキング",
"description": "個人向け住宅ローンやカードローンなど、小口の金融取引のこと。\n小口取引は手間の割には利幅が薄いが、企業との取引が減少した場合、収益の柱になる。",
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"title": "ディスクロージャー",
"description": "disclosure。企業が投資家や取引先などに対し、経営内容に関する情報を公開すること。\n銀行では業務純益を公開するようになっている。営業利益だと、かさ上げによる“飾り”が起きやすいため。",
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"title": "証券業務",
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"title": "証券投資",
"description": "資金の有利な運用をねらいとして株式、債券などの証券類に投資することをいう。\n証券市場で有価証券投資をするもので、貸し出しに次ぐ重要な銀行の資産運用手段。",
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"title": "証券引受",
"description": "証券引受とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいう。 主に発行市場に関わる業務。",
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"title": "ディーリング",
"description": "自社の資金を使って株式、債券、為替などの売買取引を行い、利益を追求する業務のこと。\n「自己売買」とも呼ばれる。",
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"title": "通貨スワップ",
"description": "通貨スワップは、二当事者が異種通貨間で金銭債権債務の元利相当額に係る将来のキャッシュフローを交換する取引のこと。\nこれは、異種通貨間での将来の金利と元本を交換する取引で、他のデリバティブ取引と違い、スタート日と満期日に元本を交換するのが大きな特色となっている。",
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"title": "投資信託の内容",
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"title": "投資信託ってなんなの",
"description": "投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことで、の運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品を指す。",
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"title": "メリット",
"description": "資産運用のの考え方は複利の効果と深いかかわりがある。\n複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことであり、逆に元本のみに利息が付く方式を単利という。\n\n例えば1万わんわんを年率5%で運用した場合、20年後には単利では2万わんわんであるが、複利では2万6500わんわんにもなる。運用期間が長いほどこの効果は大きくなる。\n\n定期預金に単に預けた場合は利息が1%もあったとしても、20年後には1万わんわんは1万2200わんわんであるが、同額を運用利回り5%で同期間運用した場合は2万6500わんわんになることになる。",
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"title": "リスク",
"description": "投資信託の運用成績は市場環境などによって変動する。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもある。\nこのように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属する。\nつまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではない。\nこの点は銀行の預金などとは違うところである。",
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"title": "分割投資と投資信託の関係",
"description": "資産運用のごく初歩の考えである。\n資産をある商品に集中して投資した場合、商品の値が大きく下がれば、そのまま資産が目減りすることになる。\nこれを防ぐために資産をいくつかの商品に分けて投資する考え方が分散投資である。\n\n投資信託とは、多く投資家個人や団体がお金を出し合って、おおきい資産として、\n専門家がそれを「国内海外」双方の「株式・債権・不動産など」に分散投資することによって全体的に資産を増やそうとする仕組みのことである。",
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"title": "暁における銀行の始まり",
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"title": "信用経済と暁",
"description": "暁の円卓藩国には大きな弱点があった。金勘定である。この百余年の間に経済的な発展は遂げた。しかしながら金を使い出して百年と立っていない地域もある暁の円卓藩国にとって、信用経済は無縁のものであり、剣でも切れない怪物であった。 ",
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},
{
"title": "冒険組合と富の集中",
"description": "信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。一つには、格付けによる富の集中である。よりランクの高い者に対して高報酬な依頼が集中するため、甲種の冒険者に富が集中することになった。",
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{
"title": "冒険組合と投資の始まり",
"description": "信用経済と無縁であった暁を変えたのは、経済発展においても活躍した迷宮冒険組合である。この組織による活動は二つの効果を生み出した。もう一つの効果が、投資の始まりである。冒険を続けるにも、装備の更新や食料の調達など、様々な資金が必要となる。そこで、大農家や元大冒険家などの内に、甲乙丙と付けられた『信用』格付けに合わせ、彼らの冒険の支援を行う代わりに、冒険で得られた利益の一部を受けようというものが現れたのである。ランクの高いものには自然と支援の声は上がり、逆に低いものは利益を多く分ける代わりに支援を要求するといった姿が見られ始めることになる。 ",
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{
"title": "藩国主導での組織の作成",
"description": "冒険組合と投資家の活動に目を付けた官僚の一人、クロッカス栄居は彼らをひとつの組織としてまとめ上げ、より広範に、また大規模に投資ができるようにすることを思いついた。確実な需要が見込まれる魔力生産地及び食料生産地の拡充のための投資・借入れを募集し、その条件として一つの組織に入ることを義務付けたのである。そうして生まれたのが『デイブレイク銀行』、この国で初めての銀行ともいえるものである。",
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{
"title": "初めの銀行の特徴",
"description": "国主導で運営されたこの銀行の特徴としては、1.貸出先が国の公共事業のため、リスクがほぼない 2.安心できる代わりに金利が低い 3.組織でまとめて貸し出す為、小額からの参加が可能 といったものがある。このため、それほどのお金持ちでなくとも参加できるといったメリットがあった一方で、多少のリスクを個人で耐えられる者には物足りない投資先でもあった。",
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"localID": 53
},
{
"title": "銀行の発展",
"description": "小口の借り入れを守るために、公共事業向けの借り入れを残した一方で、映画や牧畜などの民間の経済活動に対する貸し出しと、それ向けの借り入れも開始された。初めのうちは保証や審査のノウハウがあまりなかったため、投資家からの借り口を分けて行われていたが、不良債権率が下がるとともに、その借り口もひとまとめにされ、この銀行にもリスクプールの役割が出るようになった。こうしてようやく、暁にも一般的な銀行が出来上がったのだ。",
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},
{
"title": "投資家への貸し出し",
"description": "暁の初めの銀行として一般的な機能を持ちだしたころ、リスク回避のために低くなってしまっている金利を忌避して、この銀行を真似て民間経営の銀行を設立するようになった資本家たちに、特に厳しい審査の上で貸し出しを行うようになる。投資家の投資先があまりにも高リスクであったり、反社会的なものである場合には貸し出しを行わないなど、貸出先の持つリスクを、銀行側が受け持ちすぎないように注意が払われている。",
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{
"title": "暁の銀行の特徴的な取引",
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{
"title": "ポイント取引",
"description": "『幻想クエスト』の運営するポイントを預金あるいは貸し出す。『幻想クエスト』の指定する交換レートを厳密に守った状態で取引されるため、貨幣取引とどっちが得ということはないが、計算を代わりにやってくれるためにちょっと便利である。",
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},
{
"title": "芸術産業発展貸出",
"description": "映画やアイドルなどの、芸術産業の応援のために行われる貸し出し。審査は厳しいものの、比較的長い返済期間を持たせることで借主の負担を小さくしている。また、毎年の活動報告を行う義務も必要とされる。",
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},
{
"title": "小口向け定期預金",
"description": "暁の民の内には、ほとんどお金を腐らせるだけの人もいたが、その人向けにより得になるものとして、小口となるような定期預金の口が用意されている。契約の途中で破棄すると、手数料として預金の一部が没収される代わりに通常の預金よりも金利が高く設定されている。銀行側としても、安定的な投資資金として利用できる。",
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"localID": 59
},
{
"title": "冒険者向け貸し出しプラン",
"description": "道中で帰ってこないこともある冒険者に向けられた貸し出しのプランが用意されている。必ず保証人を用意する必要があり、別の職業向けの、同額の貸し出しに比べると金利が高くなりやすい。",
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},
{
"title": "死亡保険的な積立プラン",
"description": "危険な稼業も少なくない暁は、いまいち死亡保険が作れない。そこで用意されたのがこのプラン。契約者が死亡する、あるいは定率の違約金を支払わない限りは受け取れない、高金利の積立プランである。契約者死亡後は積み立ても終了することになるが、それまで積み立てられた資金については、一定期間は積立時と同金利で預金し続けることができる。",
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},
{
"title": "後天的身障者向けローン",
"description": "戦争その他によって、体に障害を受けた成人に対する、職業訓練用のローン。大きな特徴は、支払い開始期間が遅いこと、また金利のかからない期間が初期にあることで、社会保障的な面が大きい。",
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},
{
"title": "質入れ",
"description": "価値の高い所有物を担保としてお金を貸し出す。担保は支払い期間が終わるまで保管され、もしその間に返済が行われない場合には、質流れとして売りに出して貸出金を回収する。\n",
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{
"title": "禁止事項",
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{
"title": "身体の担保化の禁止",
"description": "借りたお金が払えない際に要される担保として、借主、あるいは借主から紹介された者を担保とすることを禁止している。いわゆる奴隷を増やすことを許してはいけない。",
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{
"title": "無担保・無審査貸出の禁止",
"description": "担保あるいは保証人がいない場合には、どれだけ経営状況が良い場合でも貸出を行うことはできない。例外はなく、国に貸し出しを行う場合は多くの場合土地が担保となっている。また、支払い能力の審査を行わずに貸し出すことも許されない。",
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{
"title": "反社会的勢力への貸出の禁止",
"description": "貸出先が、テロリズムに加担していたり、むやみに社会不安をあおるような個人あるいは組織の場合には、貸出を行うことができない。",
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{
"title": "高リスク化の禁止",
"description": "各金融商品に対して、官僚からリスク得点を付けてもらい、その特典が一定率以上となることを禁止する。高リスク商品偏重となることによって資金繰りがうまくいかなくなることを防ぐ。",
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{
"title": "関係先貸出の制限",
"description": "特に審査関係の職に就いている者に関係している個人あるいは組織に対しては、その者の影響を取り除かない限りは貸出は許されない。また、この時の審査結果に対してその者が意見を言うことも許されない。",
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"title": "監査義務",
"description": "禁止事項を守っているかを、必ず官僚あるいは官僚の命じた組織によって受ける必要がある。この時、監査対象の銀行と借入関係を持っている者は参加できない。",
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"title": "全額貸出の禁止",
"description": "預金されたすべての資金を貸し出しに回すことを禁止し、一定の割合を準備金として用意しておかなければならない。",
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