「スメラギさん、遅いなぁ…」
「…うん」
この日、クリスティナの買い物に散々付き合わされたフェルトはものすごく眠かったのだが、一つ、どうしても確認したい事があった。
それは3日前、プトレマイオス女子トイレにてーーーー。

「…っはぁんんっ!や、ぁ、スメラギさんっ!」
「いい声出すじゃない、クリス。可愛いわ」
「こんなところでっ、だ、誰か来たら…っ」
「フフ、大丈夫よ大丈夫。ほら」
「んっ、ああぁぁぁぁぅっ!!」
そこまで聞いてしまい、フェルトはとにかく走って逃げてしまった。
走って自室に着いたのはいいが、どうにも体の火照りが収まらない。それで、なんというか、一人で慰めてしまったというわけだ。
だが、あれが情事とは限らない、いや情事でなくて欲しい。そこでスメラギさんが居ないうちにクリスティナに聞こうと思った、のだが。
「クリス、この間…スメラギさんと、女子トイレで何してたの…?}
恐る恐るフェルトが訊ねると、クリスは何も言わずフェルトの方を向き、彼女の唇を奪った。
「んっ…!?ぷはっ、い、いきなり何」
「フェルト、あれ聞いてたんだぁ…じゃあ、私の喘ぎ声も聞いてたんだよね。恥ずかしいなあ」
「う…それは…」
返答に困るフェルトを見て、クリスは楽しそうに笑いながら言った。
「じゃあ、フェルトの恥ずかしい姿も見せてもらわないとなぁ」
「え…?」
フェルトが言い終わる前に、クリスに再び唇を奪われた。先ほどとは違い、舌に口腔内を犯される。
「ん、んふぅっ…ちゅ、ぅんっ…だ、め…っ!」
「んふふ…フェルト、可愛いなぁ…ちゅるっ、んむっ」
フェルトがディープキスに気をとられている隙に、クリスはフェルトの服を脱がしていく。やっと唇が離れ、気づいた時には、フェルトを覆い隠すのは下着のみだった。
「やだ、恥ずかしい…」
「えいっ」
「あっ…!」
ブラ越しに乳首を摘まれ、思わず声が漏れる。
「フェルト、乳首立っちゃってるよ?エッチだなぁ」
「いや、それは、ぁあっ…!」
反論するヒマも与えずに、乳首を口に含む。ブラに唾液が染みて透けていくのが、クリスをさらに昂ぶらせた。
「コレだと、下ももうエッチくなってるんだよね?」
「ふぁぁっ!そこは、だ、めぇっ…!」
すでに陰毛が透けて見えるほど湿っているパンティの中に、クリスの手が差し込まれる。
「ほら、ここ、ぐちょぐちょ…クリちゃんも固くなってるよ」
「あ、あはぁっ、あぁぁ!や、らめ、んんんっ!」
好き勝手にパンティの中を蹂躙され、フェルトはタガが外れたように激しく喘ぐ。
「やっ、キちゃうっ、もうっ…!」
「いいよ…フェルトがイクところ、イクときの顔、声、全部見せて…?」
クリスが膣内深くに差し込んだ指がトドメとなった。
「あっ、あんっ、あぅぁあ、あぁっあァーーーー!!!!」
果てる瞬間、フェルトの恥部から吹き出た潮が、クリスの手とベッドを激しく濡らした。
「ふふふ、こんなにしちゃって、ダメじゃない。もしスメラギさんが帰ってきたらーーー」
「ただいまぁ~」
その時、玄関から酔って帰ってきたスメラギの声が聞こえた。まだ頭が正常に回らないフェルトだったが、ただ一つ判っていたのは。
「今夜は、多分寝れないよ?」
最終更新:2008年01月11日 19:54