~ 刹那、『男』となる ~
世界各地にて武力的介入を行う武装組織CB(ソレスタル・ビーイング)。
プトレマイオスクルーの内、スメラギ、クリスティナ、フェルトの3人が地球に降下し、地上での現地指揮の元で介入行動が行われ、無事に作戦を終了させた日。CBの実行部隊メンバーは、王留美の用意したコテージに駐留していた。
(作戦終了した夜の日に一体何なんだ?新たな紛争が起こったのか?)
作戦を終了させた日の夜。ガンダムエクシアのパイロットである刹那=F=セイエイは、ロックオンに呼ばれて指定された部屋のドアの前に来ていた。
「ロックオン…呼び出しとは何…!!!!?」
ドアを開けた部屋の光景に、刹那は一瞬自分の目がおかしくなったのかと疑った。目の前にいたのは、呼び出した張本人であるロックオンと同僚であるアレルヤ、そして今日の作戦の現地指揮を行ったスメラギにオペレーターのフェルトがいた…が。
「んっ…んん…ちゅ…ふぅ…んむ…」
「あっ…あんっ!はあっ!いいわっ…アレルヤぁ!」
「あっ…くぅ…スメラギさん…そんな…うあっ!」
刹那の目の前にいた4人は、衣服を露出させたり下半身を露出させていた。フェルトは下半身を露出させていたロックオンのモノを愛しそうに口に含み、アレルヤはスメラギに騎乗位で性行為を本格的に行っていた。
「お、刹那…ようやく来たか。全く、お前何やってたんだよ。まさか、まだ9時だってのに寝ちまってたのか?」
フェルトにフェラチオを受けていたロックオンは、いつもの調子の陽気さで刹那に話しかけ、思わぬ光景に戸惑っていた刹那は、ロックオンの言葉にようやく我に返った。
「一体何をしている、ロックオン?」
「何って、セックスだけど…お前まさか、知らないのか?」
「っ!?…そうじゃない…一体どういうつもりで、こんな事をしているのかと聞いているんだ…」
刹那はわなわなと身体を震わせながらロックオンを睨む。
「おいおい刹那、怒ってるのか?ちゃんと相手の承諾は得ているぜ」
「そういう問題じゃ…」
「まあまあ、そんな硬い事言っちゃ駄目よ。私達だって毎日、トレミーの中で窮屈な思いをしているのよ。こういう時に思いっきり、ストレスを解消しないとね。これはロックオン達の為だけじゃ無く、私達の為でもあるのよ。ねえ、アレルヤ…?」
「は、はい…スメラギさんの膣…くっ…凄い締め付けです…」
あっけらかんとしたスメラギに騎乗される形で、彼女の膣に自分のモノを飲み込まれていたアレルヤは、すっかり彼女のなすがままであった。
「刹那…俺たちは常に危険な戦場にいるんだ。いくらガンダムが他のMSと性能が段違いだからって、長期戦になれば不利になって、いつ死んじまってもおかしくはないんだぜ。」
「………」
「ガンダムに乗っている以外には、自分が今生きているってことを自覚しないといけないのさ。それが生きている人間ってもんさ。でなけりゃ俺達は、死んじまった人間と何も変わらないんだぜ?」
「ロックオン…その姿でなければ、今言った事に多少の説得力はあったと思うぞ…」
「あ…やっぱねえか?」
真面目な顔をしていたロックオンの顔が崩れる。さっきまで真面目な事を言っていたロックオンであるが、彼の下半身のモノは、フェルトの胸の谷間に挟まれている状態にあった。
「ねえ、ニール…私の…気持ちいい?」
フェルトは、恥ずかしそうな顔をしてロックオンのモノを胸の谷間に挟み込みながら、彼に尋ねる。
「ああ…柔らかくていいぜ…っておい、フェルト」
「ニールって…ロックオン、あなたまさか…」
ロックオンの事を『ニール』と呼んだフェルトを見たスメラギは、彼がフェルトに自分の本名をバラしていた事を見抜いた。
「あ…いや、その…成り行き的にな…まあ、勘弁してくれよ」
「もう…しょうがないわね。私達CBのメンバーは、仲間同士であっても、自分達の事に関しては秘密にしておかなければいけないのよ。気をつけなさい」
「わり…ティエリアだけには黙っててくれよ。あいつ、こういう事になると、神経質に近いくらいうるさいからな…」
「現状のこんな光景を見たら、ティエリアの場合、気が狂うかもしれないな…」
欲望のままに行動している彼らに、もはや呆れて何を言ったら良いのかさえ分からない刹那は、さりげなくツッコミを入れる。CBを統括するコンピュータであるヴェーダを神格化しているティエリアがもしここにいたら、『何という、不埒な有様だっ!!万死に値する!!』と怒鳴り声を上げ、銃を乱射するかもしれない。いや、最悪の場合、ヴァーチェに乗って、コテージごと自分達を微粒子にしてしまう可能性だってありそうだ。さすがの刹那も、想像したとたん顔を青ざめる。
「ま、とりあえず刹那。お前もお嬢さん方に相手をしてやって…」
「断る」
皆まで言うまでもなく、刹那はロックオンの頼みを拒否した。
「そう言うなって、これもCBの任務だと思って…」
「そういう任務なら、お前の方が遥かに適任だ」
「おいおい、そう言われてもな。ティエリアを外すと、どうしても男が一人足りないんだよ」
「足りないって…誰の」
「私に決まってるじゃない、せ・つ・な♥」
刹那の背後から突如、細い腕が絡みつき、刹那はその感触に思わず身震いする。刹那に背後から抱きついたのは、クリスであった。
「なっ…クリスティナ…」
「ふふっ…もう、刹那が来るの待ってたんだからね~」
刹那の背後には、彼に抱きつくクリスの豊かな胸が押し付けられ、鼻を彼女の髪からただよう甘い香りが刺激する。
「や…やめろ…」
「あら、女からの誘いを断るなんて、マイスター失格よ」
「こんな事が、マイスターと関係あるか!」
よりによって、『性行為』をガンダムマイスターと関連させようとしたクリスの発言に、思わず刹那は声を荒げるが、すぐに口を手で塞がれる。
「もう、あんまり大声を出しちゃ駄目よ。いま、ティエリアは地下のコンピュータールームにいるけど、あんまり大声を出したら、気付かれちゃうでしょ?そうなったらどうなるか分かるわよね?」
クリスの発言に、刹那は「うっ」と反応する。
「ま、とにかく俺はフェルト、アレルヤはスメラギの相手をしてるんだから、お前はクリスの相手を頼むぜ」
「な…何で俺が…」
「だからぁ~…あなた以外、他に相手がいないからよ。それに…」
クリスは刹那の耳元でそっと囁く。
(この間、あなたが勝手にアザディスタンに行ってた事、皆に…ティエリアにも話しちゃおっかな~♥)
「なっ!?」
思わず刹那は凍りついた。自分でも良く分からず、刹那は以前、無断でアザディスタンに行き、マリナの部屋に忍び込んだ事がある。その時、刹那はクリスから合流の指示を受けた為に、彼女に自分が勝手にアザディスタンに行っていた事を知られてしまっていたのであった。
「俺を脅迫するのか?」
「もう~、そんな人聞きの悪い言い方しないの。私、刹那とならしても良いかなって思ってるんだから…」
「な、何でそうまでして俺と…」
「う~ん、ロックオンやアレルヤも悪くないけど、刹那はまだ経験なさそうだし、それに…マイスターの中で刹那が一番可愛いからかな?」
クリスの『可愛い』という発言に、恥ずかしい気持ちになった刹那は、思わず赤面する。
「俺を…馬鹿にしているのか?」
「もう~、そんな訳無いって…」
「はははっ…刹那、せっかくクリスが積極的になってくれてるんだから、相手をしてやれよ」
「そうよ刹那、クリスを一人だけ寂しい想いさせる気?」
ロックオンとスメラギの言葉に、刹那は自分がもう抵抗を許されないのかと考えた。
「もう、これだけあなたに積極的なのって、私だけかもしれないのよ?観念しなさい」
そういうとクリスは、刹那の耳元に吐息を吹きかける。
「うっ!」
「ふふ…可愛い~♥あなたやっぱり『童貞』なのよね?私があなたの初めての相手になるのかあ…年下の男の子の初めてを奪っちゃうなんて、何だかちょっとドキドキしちゃうかも…♥」
マイペースなことを言いながら、クリスは刹那の股間を弄る。
「な、何をするっ!?」
「これくらいで驚かないの。こんなにココを硬くしちゃってる。ホントは私にされちゃうのを期待してるんでしょ? やらし~♥」
「あ、あんたが身体を密着させてくるから…」
「ふふ…意外にウブなのね。大丈夫。知識が無くても、お姉さんがちゃあんとリードしてあげるから…」
そう言うと、クリスは刹那に抱きつくように飛び込み、二人は後ろにあるソファに倒れる。そしてクリスは刹那の口を自分の口で塞ぐ。一瞬の出来事に抵抗できない刹那は、クリスが口内に舌を侵入させてくるのを受け入れるしかなかった。
「んっ…んふっ…んん…ん…ちゅ…はぁ…」
「うあ…あっ…はっ…」
初めての舌を絡ませる快感に、刹那はだんだん力が抜けていってしまう。
「どう?キスだって初めてでしょ?気持ち良かった?」
「あ…う…」
衝撃的過ぎる経験か、刹那は声を出せずにいた。刹那の鍛えられた胸板の所に耳を当て、クリスは刹那の心臓の鼓動を感じ取る。
「ふふ…口で言えなくっても、心臓は正直ね。刹那の心臓…凄いドキドキしてる。私でこんなにドキドキしてくれるなんて、何だか嬉しい♥」
「な…」
「ココだってさっきより固くなってるよね…」
「あっ」
刹那が何かを言う前に、クリスは刹那のズボンのベルトを外し、ズボンと下着をゆっくりと下ろしていく。下着を下ろされて露になった下半身は、そそり立っている刹那のモノが露になっていた。
「あはっ…ロックオンやアレルヤに比べるとちょっと小さいけど、可愛い♥それにまだ剥けてないのね♥」
「あ…」
そそり立った自分のモノをクリスに間近で見られた上に、クスクスと笑われてしまい、刹那は屈辱のあまり、今にも意識が飛んでしまいそうであった。
「あらあら…刹那のも可愛くて好いじゃない♥」
スメラギも、刹那のモノを見て、クスッと笑う。
「でも、気にしないで。お姉さんがゆっくり慣らせてあげるから…」
クリスは直に刹那のモノに触れると、亀頭部分の皮をゆっくりと下に剥いていく。
「あ…うあっ!」
「きゃっ!」
クリスが刹那のモノの皮を剥き終えたとたん、刺激に耐えられなくなった刹那は射精してしまい、潮のように噴出された精液はクリスの顔面にかかる。
「ふふっ…初めての快感が刺激的過ぎたのかな?もう出ちゃった」
顔射されたクリスは、自らの顔についた精液を舐め取る。
「おいおい、まだ始めたばかりなのに、出しちまったのかよ。マイスターなのに、だらしないぞ刹那」
「そう言わないのよロックオン。きっとあの子、未経験すぎて自慰だってしたこと無いのよ。それに、初めての射精を顔射でキメちゃうなんて、ある意味凄いじゃない♥」
好き勝手な事を言うロックオンとスメラギを思わず刹那は睨んだが、それ以上に恥辱に満ちていた刹那は、目尻に涙を浮かべていた。
「ほぉら…泣かなくてもいいのよ刹那。私怒ってないし、誰だっていつかは経験することなんだから…」
そう言うと、クリスはまだそそり立っている刹那のモノを亀頭から含み、口内で舌を絡ませながらゆっくりと頭を動かしていく。
「うっ…くっ…うあっ…くう…」
クリスのフェラチオによって更なる刺激を感じた刹那は、快感に耐えようとするも、あえぎ声を出せずには入られない。
「あっ…はっ…あっああ!に、ニール…凄い…よぉ…」
「そうかい、ならもう少し激しくするぜ…」
フェルトは、ロックオンの上に乗っかりバックの騎乗位で挿入され、流されるままロックオンの下からの突きを受け続ける。
「さ、アレルヤ…今度は後ろから突いて頂戴…」
「は、はい…スメラギさん…」
アレルヤはスメラギに言われるがまま、壁に両手を突いている彼女の背後から挿入し、腰をひたすら動かす。
「うあっ…ス、スメラギさんっ!スメラギさんの…気持ち良いですっ!」
「はああっ!あっ!あんっ!あっあっあっ!わ、私も…私も良いのっ!アレルヤぁ!」
アレルヤの激しい突きに、スメラギも豊満な胸を揺らしながら嬌声を上げる。刹那はいつもからは想像できないフェルトとスメラギの姿に思わず視線を集中させてしまっていた。
「もうっ…刹那ったら、私がしてあげてるのに無視するの?」
「あ、いや…すまない」
怒った口調で言うクリスに、刹那は反射的に謝罪する。
「ふふっ…刹那も入れたくなっちゃったのかな。でもちょっと待ってて、もうちょっと違う事をしてから、入れさせてあげるから…」
クリスは上着を脱いでブラを外し、自分の形の良い胸を露出させる。そして、刹那のモノを掴むと、それを胸の谷間に挟み、先端の亀頭に、唇を密着させる。
「うっ…くっ…」
「ふふっ…私のおっぱい気持ち良いでしょ?これ、『パイズリ』って言うのよ。さっきフェルトがロックオンにしてあげてたの…」
「ふっ…あっ…くっ…」
「あんっ…刹那の…さっきより硬くなってる…私のおっぱいで感じてくれてるのね♥」
「ううっ…」
クリスの胸に包まれた刹那のモノは、硬さを増していき、押し寄せてくる快感の波に刹那は再び限界を迎える。
「うっ…も…出…」
「ふふっ…分かったわ♥」
刹那の反応を見たクリスは亀頭に吸い付く。押し寄せる新たな快感に、遂に刹那は限界を迎えた。
「うっ…うああっ!」
「んっ…んんんっ!」
絶頂を迎えた刹那の刹那のモノを口に含んでいたクリスは、刹那のモノから出た精液を口内で受け止める。
「ん…ん…ん…♥」
「あ、ああ…」
二度目の絶頂を迎えてもなお、刹那のモノの怒張は治まらなかった。
「あはっ…また凄い出ちゃったね。それにまだ出し足りないみたいだから、刹那がしたかった事をしてあげるね♥」
クリスは下に身に付けていたスカートとショーツを下ろし、ソファに座っている刹那の上に跨ると、刹那の上着を脱がしていく。
「ふふっ…待たせちゃってごめんね」
「あ…」
「ココ…よく見て。今から、私があなたの『童貞』を奪っちゃうから…」
「あ、ああ…」
刹那は、全く経験したことのない事への不安からか、何かに怯える様な表情になる。
「大丈夫、痛くないから。じゃ、入れるね」
クリスは怒張した刹那のモノを自らの秘口にあてがうと、先端の部分から徐々に飲み込んでいく。
「くっ…ううっ」
「あ…凄…あっあああっ!」
刹那のモノを根本まで飲み込んだクリスは、押し寄せてくる快感に嬌声を上げた。
「ん…いいよ…刹那の…ちゃんと子宮の方にまで届いちゃってる…刹那、どんな感じ?」
「き、きつくて…熱い…絡み付いてくる感じだ…」
「ふふっ…気持ち良いのね」
クリスは刹那の頬に優しくキスをする。
「大丈夫。じっとしてて…私が動いてあげるから」
そう言うと、クリスは腰を上下に動かし始める。自分のモノが肉壷に包まれ擦れている感触に、刹那は快感のあまり身体が痺れて動けなかった。
「あっ…くっ…うあっ…」
「あっ!あんっ!せ、刹那…刹那の凄い…私の中で凄い硬くなってる!」
クリスは刹那にしがみ付きながら、押し寄せてくる快感に身を委ねる様に腰を動かし続ける。胸板の肌に、クリスの豊満な胸が直接押し付けられ、下半身も腰を上下に動かしているクリスの尻が何度も打ち付けられ、摩擦の感触と温もりが刹那のモノを更に刺激する。
「うあっ…くっ…ああっ…」
「はっ!ああっ!刹那の…凄くいい!良すぎて…私、おかしくなっちゃう!」
クリスの顔は熱を帯び、もはや欲望のままに腰を動かし、それを止めずにはいられなかった。
「あっ!ま、また…出るっ!」
「い、いいよっ!刹那の…いっぱい出してっ!私の中の奥に…思いっきり、出してえっ!ああああっ!」
刹那は三度の絶頂を迎え、クリスの膣内に精液を噴射させる。頭の中は殆ど意識が朦朧としており、クリスは膣内射精された快感から身体を弧を描くように仰け反らせていた。
「んっ!んんっ!す、凄い…初めての中出しね…でも、私まだイってないの…」
刹那の上から降りたクリスは、近くにあるテーブルの上に腰を下ろすと、自分の両脚を開脚させ仰向けになる。
「ねえ、刹那…」
「え…?」
「今度は刹那の方から私に入れてよ…どうすればいいかは、さっきので分かったでしょ?」
両脚を開脚させ仰向けになったまま、クリスは自分の指で秘口を開く。秘口からは、刹那がさっき射精した精液があふれ出ていた。誘惑する様に見せ付けるクリスに、刹那は戸惑う。
「ねえ、お願い刹那…。私まだイってないの。お願いだから、もう一度刹那のモノを入れて、奥の方まで突いて…」
「あ…」
クリスの秘口を直視してしまった刹那は恥ずかしい気持ちになり、顔を背けてしまう。
「おい、刹那。今更、何顔背けてんだよ。ほれ、まだお前の勃ってるんだし、もう一度入れてやれよ」
「そうよ刹那。女の子が誘ってくれてるのに、日本でもこういうのは『据え膳食わねば男の恥』って言うのよ」
ロックオンとスメラギの二人に押される刹那。
「確かに…このままじゃクリスさんが可哀想だし…」
「刹那…クリスもイかせてあげて…」
温厚なアレルヤに、大人しいフェルトまでが刹那を後押ししてくる。ここまで言われると、刹那も何だかクリスに悪い気がしてきた。
「わ、分かった…」
「刹那…早く来て…ここがヒクヒクしちゃって、我慢できないよ」
瞳を潤ませ刹那を求めるクリス。刹那はクリスの両脚を持つと、自分のモノをクリスの秘口にあてがい、一気に挿入する。精液と愛液で濡れていた為に、スムーズに挿入する事が出来た。
「ああああっ!せ、刹那のがまた…私の中に入ってるよぉ…」
「くっ…さっきよりも…締まる…クリスティナ…」
刹那は本能のままに腰を動かす。クリスの秘口から溢れてる液が潤滑油のようになり、ピストンの動きを早くする。子宮の奥にまで突かれていたクリスの表情は恍惚に満ちていた。
「ああん、だめぇ…あっあっあっ…せ、刹那…私の事『クリス』って呼んで…」
「くっ…ううっ…く、クリス…」
「ああっ…良いっ!良いの!凄く…気持ち良いっ!凄いよおっ!もっと…もっと刹那の顔見せてっ!」
クリスは両手で刹那の首の後ろを絡めると、刹那の顔を自分の顔に近づけ、再度刹那にキスをする。
「んっ…ふぅ…ふぁ…んんっ…ちゅう…ほぅ…」
さっきクリスは刹那の精液を口で受け止めていたが、刹那にその事は気にならず、クリスと濃厚なディープキスを行う。
「あうっ…せ、刹那の…凄い…激しくて良いっ…あっ…だめっ…きちゃうっ…きちゃうよぉっ!」
「くっ…俺も…また…」
「いいよっ!刹那…私の…私の奥の方に出してっ!このまま…このまま一緒にぃ!」
「うっ…出るっ!」
「あああああぁぁぁーーーーーっ!!!」
刹那はクリスの子宮の奥の方で絶頂を迎え、再びクリスの子宮口へダイレクトに精液が注がれた。
「おおっ!連続で4回目だってのに、凄い出てるな…」
「生まれて十何年きっと溜め込んでたのよ…」
「刹那も殆ど、後先考えずに出しちゃったなぁ…」
「クリス…もしかしたら妊娠しちゃうかも…」
刹那とクリスの性交を見ていた4人は、それぞれ感想を言うが、絶頂の快楽に支配されてた刹那には、全く聞こえていなかった。
数日後、CBは今日も戦争への介入を行っていた。
「プトレマイオスへ連絡。エクシア、これより帰艦する…」
「了解、早く戻ってきてね。今日が何の日か知ってるでしょ。待ってるからね~♪」
クリスは、機嫌の良い調子で刹那の連絡に応答する。
「了…解…」
刹那はやや躊躇う様に返答した。デュナメスのコックピットで通信を聞いていたロックオンは、あれ以降会う度にクリスの誘惑に刹那が流されているのを知っているので、思わず可笑しくなる。
「ぷっ…くくくく…」
「だ、駄目だよロックオン…笑っちゃ…」
「?…一体何の話だ?」
「なぁに…あのお二人さんだけの秘密って奴さ…」
面白そうに話すロックオンに、呆れるアレルヤ。何も事情を知らないティエリアは、ロックオンの意味深な発言に一人頭の中で疑問符を浮かべるしかなかった。そして、当人の刹那は屈辱に耐えながら操縦桿を震わせるしかなかったのであった。
~完~
最終更新:2008年01月14日 20:18