「華西村」もっとも驚愕な所に来ました。中国高さ8番目のビルの中、60階「ゴールドプラザ」です。このフロアーでは、すべては金です。
通路、壁、天井、すべて金です。
で、この重さ1トンの金を作った牛です。これが、これが、驚愕という言葉しか表現できません。つまり、「我が村では、お金はいくらでもある」ということを亜ピルしたいです。
牽牛花
昔、金牛山の麓に薪を拾って暮らす姉と妹がいました。
ある日姉妹は山の洞窟のそばで銀のラッパを拾いました。「誰が落としたのかしら」と話していると、洞窟から老人が現れて「これは心の優しいお前たちに、わしが上げる宝物だよ、真夜中この洞窟に向かって吹いてごらん、洞窟の岩が開いて中に百頭の金でできた牛の像がある、それをみんなお前たちに上げよう、だがラッパを二度吹いてはいけない、二度吹くと金の牛は生きた牛になって金の値打ちはなくなってしまう。そして夜が明ける前に洞窟から出なければいけない、夜が明けると洞窟の岩が閉まって出られなくなる」と言って姿を消しました。
昔々、伏牛山と呼ばれる山のふもとに働き者の双子の姉妹がいました。貧乏で牛も買えず、自分たちの力で毎日毎日朝から晩まで農作業に勤しんでいました。彼女たちは正直者で心やさしく、困っている人がいればいつでも助けてあげました。
そんなある日いつものように土地を耕していると、とても硬い土に出くわしました。どんなに掘ってみても全く掘れず、疲れた姉妹は一休みすることにしました。すると、突然その硬い土が裂けて、そこから光を放ち始めました。びっくりした姉妹は光のもとへ行き、そこからある物を取り出しました。それは銀のラッパでした。すると今度はどこからともなく白髪のおじいさんが現れて、彼女たちにこう言いました。
「この山は玉皇大帝(道教の神様)が百頭の青牛の精霊を閉じ込めるために造られたものじゃ。青牛の精霊はよく人に悪さをするので、怒った玉皇大帝がこの山の下に青牛の精霊を閉じ込めたのじゃ。今日でちょうど900年、明日には金牛となるじゃろう。そうなればもう悪さはせん。その銀のラッパは伏牛山の鍵じゃ。今日の夜山で「パラララー」という音が聞こえたら、山のどこかから金の光を発するじゃろう。そこが「山の目」じゃ。そこに銀のラッパをそこに差し込めばよい。じゃが、その時「伏牛山よ、山を開くには私の銀のラッパがいるぞ」と三度唱えなければならない。すると「山の目」は大きくなり、そこから金の牛が現れる。そしてそこに入って金の牛を持ち出せばよい。そうなれば一生生活に困ることはないじゃろう。じゃが、この鍵は900年に一度しか現れず、太陽の日が昇るときその霊力はなくなってしまう。くれぐれも山に閉じ込められぬようにな。間違いなく死んでしまうぞ。それからラッパは絶対に吹いてはならぬ。金の牛が百頭の牛が一斉に飛び出してくるからな」
「金の牛」
八達嶺の麓にある洞窟があり、入り口は大きな石で塞がれ、それは牛のお尻によく似ていたし、この中に金の牛がいたというので、地元の人々はこの洞窟を金牛洞と呼んでいた。
金牛出水。
漢代の神話で、西湖の湖底には
金の牛が潜んでいて、
西湖が涸れると現れ、
水を吐き、湖を満たしたという。
地方官吏が皇帝の歓心を買おうと
西湖を涸らすよう命じ、
金の牛が出てきたところで
捕まえようとした。
金の牛は怒って、水を吐き、
官吏たちは水に飲み込まれてしまった。
それ以降、西湖は涸れることはなく、
金の牛も現れることはなかったという。
最終更新:2013年07月07日 04:32