JRA-VAN POG'18


グルファクシー

  • Gullfaxi:北欧神話に登場する馬の名前。本馬の特徴より連想
今年のレクレドール産駒は3頭ぶりとなる父ハービンジャー、つまり京成杯の勝ち馬ベルーフの全妹です。
他の種牡馬との産駒はダート適性が強くなりがちな傾向ですが、再び芝OPクラスでの活躍が見れるでしょうか。

スタックオンユー

  • Stuck on You:君に夢中、曲名。母名より連想
昨年度は実に9頭目の指名にして、POG馬としては遂に初の重賞勝ちを決めたグレースランド産駒。
験を担ぐ形で今年度も引き続き当枠で指名します。
キングカメハメハとの配合は意外にも初めてで、非SS系との産駒自体も10年前のフィーリングトーン(父ワイルドラッシュ)以来となります。

アルクス

  • Arcus:弓(ラテン語)
2011-12年度の当枠での指名馬で、現役3勝を挙げたレクレドール産駒・ラルシュドールの初仔。
こちらも母と揃ってハービンジャーを相手に迎え、期待が高まります。

馬名未定

今春は初年度の活躍馬でもあったマテンロウハピネスが障害転向でも勝利を挙げたレディハピネス産駒。
2年ぶりの登場となる今年度はディープインパクトを父に迎えました。
とにかく牝駒の勝ち上がり率が牡駒に比べて乏しいレディパステルの子孫達ですが、さて今回はどうでしょうか。

ドラード

  • Dorado:黄金(西)
昨年度のネコワシは期間内に未勝利戦を勝ちヒヤシンスSにも出走と、ここまで派手さは無いものの堅実性は上々なヤマノボンディール産駒。
当馬は父ヘニーヒューズということで、今年度もダートで楽しませてくれそうな予感です。

レッドアステル

  • Red Aster:冠名+星(ギリシャ語)。星のように光り輝く存在となるように
自身の現役時代は未勝利だったレッドエルザですが、昨年度の初仔レッドレオンは新馬勝ちから2戦目の重賞を4着と健闘。
その後はアクシデントで戦線離脱しているものの確かな素質と将来性が感じられ、そのハイスケールな血統背景が伊達ではないところを見せてくれました。
今年度も同じディープインパクトとの産駒で、さらなる期間中の活躍を期待したいですね。

エールヴォア

  • Aile Voix:翼の音声(仏)
初年度から4頭連続で未勝利と、なかなか厳しい局面を迎えているフィーリングトーン産駒。
5度目の正直となる今年度は初の当枠での指名、どうにか現状を打破したいところです。

ナックアポロン

  • Nac Apollon:冠名+ギリシャ神話の神
2012-13年度のnetkeibaのPOGで指名したテレビの初仔。……と言いたいところなのですが、2頭目の産駒です。
実は2年前の世代で初仔の存在を見落とし、POGで指名し損ねるという大ミスを当時やらかしていまして。
そのシナノハローという牝馬は地方所属の未勝利で終わった為、それほどリアルに実感する機会は無かったのですが、何ともショックで残念なものでした。
同年の何頭かの指名馬コメントで「枠余り」という言葉を使っていたのがね、また余計に心疾しい限りです。
そういった経緯からの仕切り直しとなる今回ですが、さて結果はどうなるでしょうか。

ラインジュピター

  • Rhein Jupiter:冠名+木星
2012-13年度のnetkeibaのPOGで指名したダブルアクセルの初仔。

馬名未定

昨年度の初仔は馬名登録はおろか予定馬名も出ないままPOG期間を終えたサダムフォルトゥナ産駒、改めてトライしてみます。
父は新種牡馬のサダムパテックですが、国内では当年度限りの繋養で韓国へ輸出されており、おそらく唯一となる同じオーナー同士の配合馬となります。


日刊競馬 POG2018~2019


トイガー

  • Toyger:トラのような柄模様が特徴的なネコ
2年ぶりの登場となるアクイレジア産駒。
前回は父エンパイアメーカーで期間中に勝ち上がりましたが、今年もヘニーヒューズを迎えてダートへ焦点を絞っている感があります。
来年度にも全弟が控えているようなので、少なくとも弾みのつくような活躍があればと思います。

ヤマニンスマイリー

  • Yamanin Smiley:冠名+笑顔
昨年度の産駒は期間中デビューとならなかったヤマニンメルベイユ産駒は今年も新種牡馬を相手に迎え、その名は世界のジャスタウェイ。
SSクロスがある配合なのも傾向的に良いかもしれませんね。

マイネルミュトス

  • Meiner Mythos:冠名+伝説(ギリシャ語)
昨年度のマイネルカイノンは期間中2勝、2年前のマイネルクラース(父ステゴ)も準OPを勝つなど優秀さが光るマイネヌーヴェル産駒。
今年は唯一の既デビュー未勝利馬であったクードヴァンの全弟ですが、そこは簡単に侮るなかれの父ディープインパクト、リベンジに期待です。

キャーントストップ

  • Can't Stop:曲名
14年前の初仔・ホワイトペッパーを皮切りに、香辛料系の馬名に絞って計7頭を指名してきたレッドチリペッパー産駒は今年度がラストクロップ。
当馬の馬名は18年5月時点で未定のようですが、最後はそういうの関係なく、これまでの感謝を込めての指名です。
なお当枠で扱うのは意外にも初めてのようですね。

セドナ

  • Sedona:アメリカの都市名
2012-13年度の当POGで指名し、期間中に2勝を挙げたランミネルバの初仔です。

セロシア

  • Celosia:ケイトウの学名。槍のように尖った花。花言葉は、おしゃれ、気どり屋
昨年度のアーネストリーとの産駒は振るわなかったアンドレルノートル、今年度もトランセンドを迎えてノースヒルズ配合となります。

ピンクブロッサム

  • Pink Blossom:花の名前
自身は未勝利馬ながら初仔のムスコローソは6月デビュー勝ちから新潟2歳Sで1番人気に支持され、その後も2勝目を挙げG1出走→OP好走と活躍したルナレガーロ産駒。
この流れで2年目も大いに楽しみです。

ハルサエカケル

  • Haru Sae Kakeru:
フローズンムーン産駒も昨年度の初仔・ハトホルがデビュー勝ちや重賞入着など上々の成績。
当然2年目も更に期待したいところでしたが、なんと当馬は既に5月7日の大井競馬でデビュー、見事に勝利を飾っております。
今後も地方でのスターダムを目指して行くのか、それとも将来的に中央参戦もありうるのか、動向が気になるところです。

ヴァイル

  • Weyl:人名より
今年度のアクティビスト産駒は父トーセンホマレボシ。
ディープインパクト系と母父フレンチデピュティの配合で、これまで以上の活躍を期待です。

マカリカ

  • Makalika:マーガレット(ハワイ語)
2013-14年度のnetkeibaのPOGで指名したフィラデルフィアの初仔。父ロードカナロアの牝馬ですね。


netkeiba POGダービー 2018~2019シーズン


ヌチグスイ

  • Nuchigusui:命の薬(沖縄ことば)
今年のオジャッタモンセ産駒は父メイショウボーラーで、母父クロフネとの相乗もあって短距離指向が非常に強くなりそう。
しかし何より注目はその馬名で、2003-04年度に@niftyでのPOG指名馬として1勝を挙げ、当馬の伯父にもあたる「ヌチグスイ」となんと全くの同名。
オダギラー馬名で二代目が登場するのは珍しくはないものの、まさかその両代にわたっての指名を達成する時が来るとは思ってもいませんでした。
果たして先代に続いて勝利を挙げることが出来るのか、さらにそれを超えた活躍まで見られるのか、様々な想いで気になる一頭です。

レッドグラティアス

  • Red Gratias:冠名+ありがとう(ラテン語)。母名より連想
3年前の半兄ブレスアロットが昨冬にOP入りしたサンクスアロット産駒。
今年の父はシンボリクリスエスで、なかなか高い期待を持てそうな配合に見えますがどうでしょうか。

クリンカービルト

  • Clinker Built:ボートの建造法の一つ
3年ぶりの登場となるジョリーノエル産駒は当枠では初指名。
重賞ウイナー・ユールシンギング以来2頭目となる牡馬、父もルーラーシップということで素質は高そうです。

ポップアップレーヌ

  • Pop Up Reine:
今年のフウレイカ産駒は父ストロングリターン。
シンボリクリスエス産駒の半兄・ラッキーバニラが通算6勝を挙げている点で楽しみな一方、中央勝利実績の無い牝駒というのがどう出るか。

ダイダロス

  • Daedalus:聡明な働き手(ラテン語)。ギリシャ神話に登場する名工
6年前の初仔・マノワールが通算4勝したっきり、なかなか勝利を挙げられていないノータブルアート産駒。
ただ昨年度は当馬の全兄でデビュー戦2着でしたし、うまく使っていければ活躍のチャンスは十分そう。なお当枠では初指名です。

フリーズオプション

  • Freeze Option:アメリカンフットボールのプレーの名称
昨年度のスパイスマジックは期間中に1勝を挙げたホワイトペッパー産駒、この調子で引き続き勝利を挙げていきたいところです。

ラストマンボ

  • Last Mambo:スズカマンボの最後の年の仔なので
初年度は地方所属として、2年目は中央でそれぞれ勝利を挙げているゴールドフェスタ産駒の3頭目。
父スズカマンボの唯一のラストクロップで、それを示す馬名が付けられたようですね。

マイネルフトゥーロ

  • Meiner Futuro:冠名+未来(伊)
初年度産駒は未勝利に終わったマイネエカテリーナの2年ぶり2頭目の産駒。
なお父グラスワンダーのPOG指名は実に11年ぶりとなるようです。

トーセンエース

  • Tosen Ace:
2年ぶりのパームアイランド産駒は前回と同じ父トーセンブライト。
全兄は地方所属で1勝を挙げていますが、今回はデビュー地を含めてどうなるでしょうか。

ガイヤルド

  • Gaillarde:ルネサンス時代にヨーロッパで普及した舞曲
2013-14年度の日刊競馬のPOGで指名したゴールデンロッドの初仔。


馬トクPOGグランプリ 2018-2019


馬名未定

母ライトニングパールはアイルランド調教馬として2011年に英国の2歳牝馬G1・チェヴァリーパークSを優勝。
そして何といっても特筆すべきなのは、非応援馬ながら個人的に思い入れ深いサトノクラウンの全姉ということ。
そこに過去POGで大変お世話になっているFrankelを合わせて生まれた当馬の存在には、激しく胸が躍ります。

…ただ気掛かりなのは、netkeibaデータベースの当馬の掲示板に「亡くなりました」という情報が書き込まれていること。
しかもそのユーザーが、どうも関係者と近しいようにも思われる方なんですね。
とはいえ他に同様の情報は見当たらず、間違いないと確信するにも至りづらい中途半端な状況。
本当に亡くなっていたら残念ですが、まだ今は信じて今年度の大きな目玉として指名したいと思います。

フォートワズワース

  • Fort Wadsworth:アメリカにある歴史と自然の美しさを誇る公園名。父名より連想
母は未出走馬でしたが、祖母は2007年のベルモントSを牝馬として102年ぶりに制するなど、米G1を計4勝したRags to Riches。
そう、つまり2007-08年度のnetkeibaでのPOG指名馬でもあり、米G2・ピーターパンS勝利やフェブラリーS2着など活躍したカジノドライヴが大叔父に居る血統です。
当馬の父Verrazanoは3歳時に米ダートG1を2勝したほか、翌年は欧州へ移籍しクイーンアンS2着など芝でも実績を残しています。

(サトノセシル)

こちらも母は未出走馬ですが、その全兄は英国で2009~10年のチャンピオンS連覇などG1を4勝、他にもBCクラシック(AW)3着の実績などあるTwice Over。
同じ母父Observatryの日本馬は現3歳世代にも1頭おり、同馬は4月の未勝利戦にてデビュー勝ちを収めています。
今年度は5頭指名しているFrankel産駒の2頭目になります。

ミントフレッシュ

  • Mint Fresh:ミント+新鮮な
母Minoretteは2014年のベルモントオークス優勝馬で、その半兄に2008年のジェベルハッタを制したMaster of Hounds。
さらにその半兄には、日本調教馬として2011年のマイルCSなど重賞3勝、朝日杯FSや弥生賞などでも2着と好走したエイシンアポロンがいます。
父War Frontの産駒は昨年度のマツカゼに続いて2年連続の指名となります。

(スカイロン)

半兄Here Come's Whenは2017年のサセックスS勝ち馬。
Sea the Starsの産駒は5年ぶりの指名となるようですね。

レーヴナイト

  • Reve Knight:夢(仏)+騎士。夢を託したいという想いから
半兄トレーディングレザー(Traiding Leather)は2013年の愛ダービー馬で、他にも英愛のG1では2着3回、3着4回と多数の好走歴。
2014年のジャパンCにも出走したものの、残念ながらレース中の故障で帰らぬ馬となりました。
個人的にも当時の海外競馬情報で馴染み深かったビッグネームの嬉しい来日で、そこからのあの結末は非常にやるせないものでした。
当馬にはどうかその無念を晴ラすような活躍を願いたいところです。

シャンブルドット

  • Chambre d'Hote:民宿(仏)
半姉イルーシヴウェーヴ(Elusive Wave)は2009年のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)優勝馬。
2016-17年度の当枠ではFrankelとの産駒イルーシヴハピネスを指名しました。
当馬の父Lope de Vegaはプール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)を現役時代に制しています。

サトノソレイユ

  • Satono Soleil:冠名+太陽(仏)
半兄Hartnellは現在までに1400m~2400mの豪G1を計4勝、また同国の歴史的女傑・Winxを相手に4度の2着歴があります。
Frankel産駒の3頭目。

ヴィーゲンリート

  • Wiegenlied:子守歌(独)
半兄マジェスティックウォリアー(Majestic Warrior)は2007年に米2歳G1・ホープフルSを勝利。
また種牡馬として2014~15年のマイルCS南部杯を連覇、ダートG1での2着4回など活躍の米国産馬ベストウォーリアを輩出しています。

エンシュラウド

  • Enshroud:覆い隠す
半姉Lemiereは2015年のチェヴァリーパークS(ライトニングパール2016の項で先述)の勝ち馬。
Authorized産駒といえば菊花賞3着などステイヤー戦線で活躍も、未完の大器のままターフを去ったバンデが思い出されますね。

(ゲンセキ)

Frankel第四の矢は2013-14年度の当枠での指名馬・ラハイナルナが母の半弟に居る血統。
同馬は期間中1勝を挙げるも、その後は長期休養もあって順調に使えず6歳秋の12戦目で引退となりました。
それらの半兄は2009年のセントジェームズパレスSや愛2000ギニーなど英愛G1を計4勝のMastercaraftsmanです。

サトノナレッジ

  • Satono Knowledge:冠名+知的な
今年度のFrankel産駒ラスト1頭は2003-04年度の@niftyのPOG指名馬で、こちらも期間中2勝からの長期休養で大成を阻まれたハイパーディライトが母の半兄という血統。
祖母サイエダティ(Sayyedati)は英1000ギニーやジャックル・マロワ賞、サセックスS、チェヴァリーパークSなど英愛仏でG1を計5勝。
そのほかBCマイルで3着、日本にも遠征し京王杯SCでは3着に好走しています。
大叔父のゴールデンスネイク(Golden Snake)もガネー賞やジャンプラ賞など仏独伊でG1を計4勝した英国馬で、2000年のジャパンCに来日していました。

トーセンスカイ

  • Tosen Sky:冠名+空、天空
今年度の新種牡馬シリーズ1頭目はオルフェーヴルやサダムパテックらと同期のディープインパクト産駒・トーセンラー。
2013年のマイルCS優勝馬ながら他にも京都記念やきさらぎ賞を勝ち、さらに天皇賞・春2着、菊花賞3着という距離不問の京都巧者として名を馳せました。
超個人的には2013-14年度の当枠で指名したオールステイの叔父であったり、ラッキーライラックの母父Flower Alleyの弟としても認識しています。
当馬は2017年の鳴尾記念を勝っているステゴ産駒・ステイインシアトルの半弟となります。

エストレーモシチー

  • Estremo City:究極、極端(伊)+冠名
2009年のNHKマイルC2着馬ながら、4歳で東京新聞杯、7歳で関屋記念、8歳で京王杯SCを制すなど長きに亘り活躍したレッドスパーダの初年度産駒。
当馬は3~4歳時にOP2連勝を含むデビュー6連勝を決めると、5歳時には武蔵野Sを勝ち晩年は岩手で11歳まで現役を続けたナムラタイタンの半弟となります。

(ダンシングプリンス)

2011年のスプリンターズS2着馬で、翌2012年にはサマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いたパドトロワの初年度産駒。
当馬は2010年のクイーンC2着馬で、2~7歳の間にOP特別を計3勝したプリンセスメモリー(父スウェプトオーヴァーボード)の半弟となります。

最終更新:2019年02月08日 01:24