Keiba@nifty NetPOG(2003.6~2004.5)


ドリームワークス

  • Dream Works:夢工場
前年度でお世話になったクラフトワークの妹。

3歳6月と遅めのデビューながら使うごとに成績も上昇していましたが、全ての3歳未勝利戦が終了してしまい、
500万条件戦に格上挑戦し1番人気に推されるものの大きく人気を裏切る結果に。そのまま登録抹消したようです。
今後はどうなるのか分かりませんが、是非とも母以上の名繁殖牝馬となる事を願いたいと思います。

ヌチグスイ

  • Nuchigusui:沖縄の言葉で命の薬
メロンパン一家の次男。兄姉にはロロ、モットリカリヲ、ワナがいる。

2歳夏の阪神でデビューし、デビュー戦は1番人気に推されるものの4着。続く2戦目も2番人気に推されて惨敗。
その後休養に入り、5ヶ月ぶりとなった12月阪神の未勝利戦で11番人気という低評価を覆して優勝。
その後はG3に2戦、500万条件を3戦するも掲示板にすら入れず、04年の3月以来姿を見せなくなりました。
まだ登録抹消はしてないようなので、復帰後は再び頑張ってほしいところです。

レクレドール

  • Les Clefs d'Or:金の鍵(仏)
ステイゴールドの妹。フランス語で「金の鍵」という意味らしいです。

2歳でのデビューを目指していたようだが、色々あって(何だったかは忘れた)3歳の3月にデビュー。
デビュー2戦は2着→3着と兄を髣髴とさせるイマイチっぷりを感じさせたものの、3戦目に武豊騎手騎乗で見事勝利。
すると陣営は中1週、しかも出走すれば異例の未勝利勝ち直後の挑戦となるオークスに登録。
とはいえ素質面を考えれば好勝負は十分期待できますし、いきなり大舞台の経験が出来ることはとても意義のあること。
鞍上には大井の内田博幸騎手を控えており、、4分の2の抽選を何とか潜り抜けて出走を・・・といったところでしたが残念ながら突破出来ず。
ちょっと落胆していると、代わりに出走を予定していたオークス前日の500万条件を出走取消。
「どっちにしろ出れなかったなら抽選漏れで逆に良かったかもしれないな」と思いました。
そして復帰戦として出走したのは8月札幌の500万条件戦。
久々で格上挑戦なので(いくら大舞台で期待したとしても)どうかと思ったものの、デビュー2戦に騎乗した川島騎手とのコンビで見事勝利。
次走はローズSへの叩き台として、かつて兄も制した阿寒湖特別に登録したものの、残念ながら除外でそのままローズS出走へ。
そして迎えた9月19日、実は前走の映像をまだ見ていなかった私は、
その日の競馬中継の参考レースコーナーで初めて目にした訳ですが、インパクトのある後方一気の勝ちっぷりにビックリ。
相手にはダイワエルシエーロ、スイープトウショウ、メイショウオスカル、アズマサンダースなど好メンバー揃いでしたが、
「これはいけるんじゃないか?」とついつい思ってしまいました。
そしていよいよレースがスタート。後方から2~4番手辺りでレースを進めていたレクレドールは、
4コーナーで更に大外へ回ると、先に追い上げていったスイープトウショウや前で粘るグローリアスデイズを差し切って見事優勝。
まさにその走りは、つい数時間前に見た前走の勝ち方にそっくりでした。
「この勢いで秋華賞ももらった!」と自信満々に構えていた訳ですが、ローズSで勝たせてくれた安藤勝己騎手がまさかの騎乗停止。
実はこの馬が取り消したレースに騎乗予定だったのもこの方で、今度は馬ではなく人が取消となってしまう事態になりました。
それでも秋華賞では小牧太騎手を鞍上に迎え、前走と同じような位置取りでレースを進めた訳ですが・・・6着。
といっても3着のウイングレット、4着のダンスインザムード、5着のヤマニンアラバスタとは同タイムで、
一瞬4着に入ったのかと見間違えたぐらいですから(殴)、十分健闘したのではないでしょうか。
で、次走はエリザベス女王杯に決定し、今度こそあの騎手と共にG1獲りへ・・・と思ったら、アンカツさん、今度は水痘と髄膜炎により入院してしまいました(^^;
で、鞍上には血統的に縁のあるナリタトップロードの主戦騎手でもあった渡辺騎手が決定。
相手的にも「意外といけるんじゃないか?」と思いましたが、どうも内に入り込んでしまったようで、いつもの切れ味が炸裂せず。
それでも懸命に追い上げて7着と頑張りましたが、「いつものように外を回っていたら・・・」とちょっと悔いが残りました。
期間終了後に本格化したとはいえ、この年のPOG馬の中では活躍した一頭には変わりありません。秋のG1戦線を楽しませてくれて本当に感謝しています。
古馬になってもより一層輝きを増し、G1勝利の扉を開いてくれる事を期待しています。

サクセスアルデンテ

  • Success Al Dente:成功+硬めで芯がある(伊)
姉にサクセスリー、サクセスビューティ。

この年のPOG馬の中では早くから楽しませてくれた馬。
2歳夏の阪神でのデビュー戦では5着で、その後阪神→小倉の4連続2着(^^;を経てようやく初勝利。
昇級戦は4着に敗れたものの、門別競馬場で行われた2歳牝馬の交流G3・エーデルワイス賞に2番人気で出走し5着。
レース自体のレベルはともかく、初ダートで中央勢の中では最先着だっただけに健闘した方だと思います。
以後は年明けに復帰するも重賞はもちろん自己条件でも奮わず。
それでも様々な距離・コースで掲示板や一桁着順辺りはそれなりにキープしているので、地道に頑張って上を目指してもらいたいものです。

ダークコンダクター

  • Dark Conductor:闇の指揮者
母Pomonaをアマジックマンの母の母と勘違いして登録。

とんだ勘違いにより登録した馬でしたが(^^;デビュー戦から掲示板、以降も二桁着順ナシとよく頑張っていました。
特に3歳時は始動が6月末と遅れたものの、7戦して全て複勝圏内の大健闘ぶり。
.・・・だったんですが・・・結局その「複勝圏内パーフェクトの7戦」の中に1着は1回もあらず。
そのまま未勝利戦は無くなってしまい、「これからどうするんだろう・・・」と思っていたらどうやら兵庫競馬に移籍した模様。
初戦も2着と健闘したようで、「今後出世して再び中央の舞台へ現れれば・・・」なんて期待してしまいます(^^;

ホットカフェ

  • Hot Cafe:熱い、暖かい+冠名
兄にダンツジャッジ。

こちらもデビューは5月末とやや遅めでしたが、3戦目で初勝利。
昇級後もそれなりに頑張っていますが、やや安定性にかける面があるようですね。
こちらも長い目で見守っていきたいと思います。

ディガディガドゥ

  • Diga Diga Doo:スウィングジャズ口拍子
姉にティコティコタック。

12月のデビューからほぼ休みなく走り続けていましたが、なかなか好結果に結びつかず。
3歳8月に2着と好走するものの、結局勝てないまま未勝利戦は終了。
その後2度格上挑戦するも好走出来ず、12月5日、「死亡」により登録抹消となりました。
血統的には繁殖牝馬としてなら十分期待出来たでしょうし、ここで終幕となってしまったのは非常に残念。ご冥福をお祈りいたします。

マーベーカー

  • Ma Baker:Boney.Mの曲名
姉にマヤノメイビー。

2歳秋にデビューしたものの、3戦連続で惨敗。
その後地方に遠征して3着好走も、続く2戦でまた惨敗。
そして3歳秋に復帰して2戦するもやはり惨敗。
.・・・で、惨敗だらけのまま登録抹消。
血統の割に活躍できませんでしたが、今後はこの馬自身がその血を伝えて、強い産駒を送り出してほしいものです。

ハイパーディライト

  • Hyper Delight:最高の喜び
母はイギリス、アイルランド、フランスのG1勝ち馬。その弟にはゴールデンスネイクがいる。

3歳2月にデビュー。初戦は2着(勝ち馬ヴリル)、2戦目は3着(勝ち馬トゥルーリーズン)と敗れたものの、
3戦目で初勝利を挙げると、昇級戦の山桜賞ではロードスフィーダやトゥルーリーズン等を破り勝利。
次走はベンジャミンSなどという話もありましたが、結局出走せず以後は消息不明。
かなりの素質馬だけに早く復帰して活躍してもらいたいものです。

グラスギャロップ

  • Grass Gallop:冠名+父名の一部
母Countess Dianaは1997年のブリーダーズCジュベナイルフィリーズやスピナウェイSなどを勝ち、エクリプス賞最優秀2歳牝馬を受賞。

3歳6月と遅めのデビュー戦は2着と好走するも、3ヵ月後となった2戦目は11着と惨敗。
その後岩手競馬に移籍し7馬身差の圧勝を収めたようですが、再び中央に戻ってきているようです。
血統的な面から見ても素質十分でしょうし、今後の動向が楽しみです。


WB2.5 POG2004~2005


グレイトジャーニー

  • Great Journey:偉大なる旅
兄にノーリーズン、姉にロスマリヌス。

「中央競馬」なおかつ「期間中」と条件付けすれば、この年に最も活躍し実績を残していたのはこの馬。
切れ味抜群でのデビュー勝ちを飾ると、続くデイリー杯2歳Sではメイショウボーラーの快速ぶりに屈するも2着と健闘。
そしてG1・朝日杯フューチュリティSでは2番人気に推されて7着と敗れるものの、年明け初戦のシンザン記念で見事重賞タイトルをゲット。
以後はこの馬にとって色々な意味で長い道のりを歩むこととなりましたが、
プリンシパルSや神戸新聞杯、京阪杯でも好走し、そして何よりもクラシック3冠と有馬記念に出走出来た事は素晴らしいことだと思います。
好結果に結びついたレースは少なかったですが、この馬なりに見せ場は作っていましたし、
1年間怪我なくこれだけのレースを走り抜いたのですから、自分としては大いに拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした。
2005年はどのような路線を歩むのかは分かりませんが、ベストな条件が見つかるまで様々な分野に挑戦してほしいと思います。

ダイワマジック

  • Daiwa Magic:冠名+魔法
姉にビリーヴ

2歳9月末の新馬戦で5着とまずまずのデビュー。
翌年2月の復帰後はなかなか勝ちあがれなかったものの、初ダートとなった9月末の未勝利戦でようやく初勝利を挙げました。
将来は姉のように芝短距離で活躍するよりも、ダート短距離路線で出世していきそうですね。楽しみです。

ヴァーナルブリーズ

  • Vernal Breeze:春風
いとこにサンライズジェガー。

POG期間がとっくに終了した3歳9月にデビューしましたが、2戦して惨敗。
そのまま登録抹消したようですが、地方にも移籍していないようで、消息は全く不明です。

タイキシフォン

兄にタイキシャトル。

2歳12月のデビュー戦ではいきなり惨敗しましたが、2戦目の未勝利戦で初勝利。
その後フワラーCに挑戦をするも、昇級で初芝と初重賞は流石に厳しかったのか最下位。
その後はしばらく姿を見せませんでしたが、11月に復帰してきました。
今後は自己条件で地道に上を目指してもらいたいものです。

オークフォレスト

  • Oak Forest:オークの森
おばにアイシーゴーグル、オークツリー、おじにガレオン。

デビュー戦こそ4着に好走するも、以後は4戦して二桁着順。そのまま登録抹消したようです。
牝馬ということで今後は産駒に期待したいと思います。

アクイレジア

  • Aquilegia:花の名
姉にシスターソノ、兄にイブキガバメント、カネツフルーヴ。

3歳1月に行われたダートの新馬戦、3着に大差で先着した2着馬を5馬身差突き放すという衝撃のデビュー。
昇級後のOP挑戦で初芝だったエルフィンSこそ惨敗しましたが、ダートに戻った500万条件戦を勝利。
その後エルフィンSより距離が伸びたフラワーCで再度芝適性を試したもののやはり惨敗。
そして再びダートに戻ってOP戦・端午Sに出走し、トップオブワールドらを退けて見事勝利、
川崎競馬場で行われた関東オークスで初重賞挑戦ながら2着と好走すると、
ジャパンダートダービーではカフェオリンポスにこそ敗れたものの、
キョウエイプライド、トキンコジロー、ベルモントストーム、そしてアジュディミツオーまでもを抑え2着。まさに大健闘でした。
秋の活躍も楽しみにしていたのですが、9月に左前浅屈腱炎を発症して放牧へ。早く復帰出来る事を願って待ちたいと思います。

最終更新:2012年03月12日 19:28