動詞構文編 - 第14課

受動態

 

1.文の形

スペイン語の受動態は、ser/estar + 過去分詞 + por/de + 動作主、の形で表されます。

一時的な状態を表している場合はestarを用います。この場合、一般的には形容詞化しているような過去分詞を用い、前置詞はdeを使うことが多いです。

そのほかの場合はserを用います。特に、過去分詞が一般的な動作動詞をもとに作られている場合、前置詞はporを使うことが多いです。

 

2.用法

「~は...される」という、英語などとまったく同じ受動文です。

ただし、estarを用いた受動文においては、「~は...である」と意訳することが多いです(過去分詞を形容詞として、通常のestar動詞の文として訳す)。

例) La Sagrada Familia fue diseñada por Antoni Gaudí. 「サグラダファミリアは、アントニ・ガウディによって建てられました。」

例) Estamos cansados del trabajo. 「私たちは仕事で疲れている。」

また、3人称のseを用いた文章で受動態を表すこともできます。詳しくは、第15課を見てください。

 

最終更新:2014年04月09日 18:18