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設楽 聖司 外出会話 - (2018/10/23 (火) 10:27:48) の1つ前との変更点

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#contents *単独 **繁華街 ***『待ち合わせ場所』 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「設楽先輩!」 設楽「……」 〇〇「こんにちは。どこに行…… えっ? まっ、待って!」 設楽「……何か用か?」 〇〇「いえ、とくに用があるわけじゃないんですけど。」 設楽「……」 〇〇「だって、せっかく会ったから…」 設楽「だったらなんだ。偶然の出会いに驚いたり、喜びを分かち合ったりでもしたいのか?」 設楽「だいたいこんなの偶然とは言えないんだよ。今日ここを通ったのは5回目だ。」 〇〇「5回目!?」 設楽「そこの青い看板を見たのが5回目だから絶対そうだ。」 設楽「5回のうち1回会ったところでなんだっていうんだ。」 〇〇「そんなに行ったり来たり何してるんですか?」 設楽「迷ってるみたいに言うな。ここで待ち合わせてるから確認しに来てるだけだ。」 〇〇「その青い看板のお店で待ち合わせ?」 設楽「……待ち合わせっていうか、そこの前に車待たせてたんだ。なのにいなくなってて…」 〇〇「あの、ひとつ向こうの道じゃないですか?同じお店があるから…」 設楽「えっ……?」 〇〇「……」 設楽「………なんですぐ近くに同じ店があるんだよ。おかしいだろ!? 非常識だぞ!」 〇〇(……行っちゃった。) 〇〇(同じ店って……設楽先輩、もしかしてコンビニを知らない?)}} *複数 **森林公園 ***『』琥一&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ?あそこにいるのは…) 琥一「黙ってねぇで、なんとか言え、オイ」 設楽「おまえには、関係ないだろ…」 〇〇(やっぱり、設楽先輩とコウくん!) 〇〇「どうしたの?」 琥一「おう、〇〇」 設楽「見ての通り、不良にからまれてる。」 琥一「人聞きの悪ぃこと言うんじゃねぇよ。オマエにはカンケーねえ。ちっと世間話だ。」 〇〇「そんな風には見えなかったよ?」 設楽「関係ないのは琥一だろ。バカ。」 琥一「あぁ?なんか言ったか? セイちゃんよぉ?」 設楽「べつに……」 琥一「チッ……とにかくだ。おふくろさん、泣かせんな。いいな?」 設楽「あの人に担がれたんだおまえは。嘘泣きに決まってるだろ?」 琥一「まったく……いつまでヒネたガキなんだか。」 設楽「そういう琥一。おまえは家に戻ったんだろうな?」 琥一「あぁ? そりゃぁ、まあ、ぼちぼちな。」 設楽「ふん、なるほどな。じゃあ、俺はこれで。」 琥一「……」 設楽「おまえに言われたくないんだよ、馬鹿!」 琥一「やんのか、コラ!!」 〇〇(けっこう仲いいのかな、2人……)}} ***『ヘリに乗りたい』新名&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ? あそこにいるのは…) 新名「〇〇さん。よっす。買い物?」 〇〇「うん、そんな感じ。新名くんは?」 新名「うん、オレも……あ! なあ、来週からなんだけど補助券もらったらオレにくんない?」 〇〇「補助券?」 新名「そう。100枚集めるとヘリコプターに乗れんの!」 〇〇「へーっ。うん、いいよ。」 新名「やった! あんがと! お! 聖司さんにもお願いしよ! 聖司さん!」 〇〇(聖司さんって、まさか……) 設楽「大声で呼ぶな。」 新名「こんちは。聖司さん、もし補助券もらったらオレに補助券ちょーだい!」 設楽「……なんの話だ?」 〇〇「えぇと……」 設楽「ふーん……」 新名「あ、でももし聖司さんも集めるとかだったら遠慮するッス。」 設楽「それはない。乗ろうと思えばすぐ乗れるし。」 新名「……え! 聖司さんち、ヘリあんの!?」 設楽「じゃなかったら、“すぐ乗れる”なんて言うか?」 新名「!!」 設楽「……乗せないぞ。」 新名「ちょっと! ちょっとでいいんで!」 設楽「ヘリ乗るのにちょっとも何もないだろ!?」 新名「補助券渡しますから!」 設楽「そんなの誰が要るか!」 新名「えっ、じゃあタダで乗せてくれるんスか!?」 設楽「ああ、もう! どうしてそう前向きに取れるんだ……」 〇〇「ふふっ!」 設楽「脳天気に笑ってないでどうにかしろ。」 〇〇「そう言われても……」 新名「聖司さんお願い! この通り!」 設楽「…………俺の持ち物じゃないから即答はムリだ。」 新名「待つッス!」 設楽「…………あとで連絡する。ダメでもグダグダ言うなよ?」 新名「押忍! やった!」 〇〇(押し切りで、新名くんの勝ち。やるなぁ! 新名くん……)}} **臨海地区 ***『』不二山&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「平気っすよ。目立つところじゃねーし。」 ???「平気じゃない。」 〇〇(ん?あそこの2人……) 〇〇「不二山くん、設楽先輩!」 不二山「〇〇。」 設楽「…………」 〇〇「えっと、その顔は……ご機嫌斜め、ですか?」 設楽「こういう顔なんだ、俺は。悪かったな。」 不二山「あ。」 〇〇「ん?」 不二山「おまえ、裁縫道具持ってるか?」 〇〇「今? うん、一応あるけど。」 不二山「設楽さん、助かったじゃないすか。こいつに頼んで――」 設楽「バカ! そんなこと、できるワケないだろ!?」 〇〇「設楽先輩、どうかしたんですか?」 設楽「どうもしない、気にするな。不二山、余計なこと言うなよ? ついでに忘れろ。じゃあな。」 不二山「んー。やっぱヘンだ。歩き方。」 〇〇「え? 本当になにがあったの?」 不二山「破けてんだよ、ケツんとこ。設楽さん。」 〇〇「えぇっ!?」 不二山「転びかけてビリッと。上着でうまく隠してるけど。」 〇〇「そ、そうだったんだ。でも、どっちにしてもズボンじゃ、ここでは繕ってあげられないよ。」 不二山「それもそうか。…………」 〇〇「どうかした?」 不二山「転びかけたときに設楽さんが咄嗟に取った体勢、ビリッと来たんだよな……」 〇〇「ビリッ?」 不二山「うん。柔道に活かせそうな……よし、もう一度やってくれって頼んでくる。」 不二山「じゃあな。」 〇〇(忘れるどころか、追い討ちをかけに行ってるような……)}} **発生場所不明 ***『実は幼馴染み』琉夏&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 設楽「家には帰らないのか? おばさん、心配してたぞ。」 琉夏「そっか、うん、まぁその内ね。」 〇〇(あれ、あそこにいるの…) 〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」 琉夏「ん?」 設楽「〇〇。なんだ、こんなとこで。」 〇〇「設楽先輩は、お買い物ですか?」 設楽「あぁ、運転手が母の使いで…それより、おまえたち知り合いか?」 〇〇「はい。琉夏くんたちも?」 琉夏「うん、実家が近所だから。」 〇〇「そうだったんだ?」 設楽「しかし……おまえちょっと見ない内にずいぶん変わったな。なんだそのアタマ?」 琉夏「カッコいい?」 設楽「“なんだ”っていうのは、どういうつもりだってことだ。つまり、理解できないってことだ。」 琉夏「怒られちゃった。」 運転手「あの、坊ちゃま、そろそろ参りませんと、ご予定が…」 設楽「うん。じゃあな。琉夏、おばさんに連絡しろよ?」 琉夏「わかった。コウにも伝えとく。」 設楽「琥一!? ……あ、あぁ、そうだな。」 〇〇「?」 設楽「じゃあ!」 〇〇「はい! そっか、2人は幼馴染みなんだね?じゃあ、コウくんも?」 琉夏「そう。小学校の頃は、3人で一緒に登校してた。」 〇〇「へえ! でもなんか、ちょっと想像できないかも。」 琉夏「昔からあんな感じだよ? それで、よくコウに泣かされてた。」 〇〇(だからコウくんの名前が出たら慌てたのか…)}} ***『迷子?』琉夏&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」 設楽「〇〇。」 琉夏「あ、〇〇。」 〇〇「どうしたんですか、2人仲良く。」 設楽「仲良くってなんだ。普通だ。」 琉夏「怒んなよ、セイちゃん。」 琉夏「買い物してたらさ、迷子になったから、ここで運転手さん待ってんだって。」 設楽「俺じゃない。彼がはぐれたんだ。」 〇〇「設楽先輩、セイちゃんって呼ばれてるんですね?」 設楽「あぁ! もう、あっち行けよ、琉夏もおまえも!」 琉夏「ほら、お迎えだ。」 運転手「坊ちゃま! お待たせしました!」 設楽「じゃあ、俺は帰る。琉夏、おまえも家に帰れよ?」 : 設楽「遅い! 不良に絡まれた。」 運転手「えぇっ!? お怪我は?」 : 琉夏「相変わらずだな、セイちゃんは。」 〇〇「ふふっ、セイちゃんか……幼馴染っていいね?」 琉夏「俺たちも幼馴染だろ?」 〇〇「そっか……うん、そうだよね。」}} ***『テスト結果』設楽&宇賀神 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「ダメ。そういうのはやらない。」 ???「やらないんじゃなくてできないんじゃないのか?」 〇〇(あれ?あそこにいるの……) 宇賀神「……数字が見える。」 設楽「は? 待て、メモを……」 宇賀神「まず126、次に132、そしてついに……148。」 設楽「ちょっと待て。おまえ、その数字は……」 〇〇「設楽先輩、宇賀神さん。」 設楽「〇〇……」 宇賀神「バンビ。」 〇〇「何かあったんですか?」 設楽「………………」 宇賀神「設楽先輩が……」 設楽「なんでもない。」 宇賀神「………………」 設楽「いいか、なんでもないからな。おまえは何も聞くな。じゃあな。」 〇〇「行っちゃった。聞くなって、何を……?」 宇賀神「テスト問題を占ってくれって言われた。」 〇〇「えっ、設楽先輩に?そんな無茶苦茶な……」 宇賀神「そう。でも……目が本気だった。」 〇〇「じゃあ、もしかしてさっきのは数学の答え? とか……」 宇賀神「違う。あれは、設楽先輩の過去。1年の時の期末の順位。」 〇〇「えっ?」 〇〇(設楽先輩……必死なんだ……)}} ***『』設楽&氷室 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ? あそこにいるのは…) 設楽「……」 氷室「……」 〇〇(わっ、氷室先生と設楽先輩だ!) 〇〇「2人とも……こんなところでどうしたんですか?」 設楽「ガソリンスタンドでピアノでも弾いてると思うか?」 〇〇「思いません。」 設楽「車から変な音がするっていうから、点検してもらってるんだよ。」 〇〇「なるほど……氷室先生は?」 氷室「洗車を頼んでいる。そろそろ終わる頃だ。」 〇〇「なるほど……」 設楽「……」 氷室「……」 〇〇(な、なんで2人ともしゃべらないんだろう。気まずい…) 〇〇「あのー…」 設楽「なんだよ。」 〇〇「いえ、別に…」 氷室「どうした。言いたいことがあるのならハッキリと言いなさい。」 〇〇「特に用があるというわけでは…」 氷室「…そうか。」 設楽「……」 〇〇「……」 〇〇(なんだか去りがたくなっちゃったよ~) 設楽「…じゃあな。」 〇〇「えっ?」 設楽「運転手が呼んでる。」 氷室「洗車が終わったようだ。」 〇〇「えっ?」 氷室「君も用がないなら、暗くなる前に帰りなさい。」 〇〇「…行っちゃった。」 〇〇(2人とも質問には答えるけど…雑談したりしないのかなぁ)}} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- ・メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----
#contents *単独 **繁華街 ***『待ち合わせ場所』 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「設楽先輩!」 設楽「……」 〇〇「こんにちは。どこに行…… えっ? まっ、待って!」 設楽「……何か用か?」 〇〇「いえ、とくに用があるわけじゃないんですけど。」 設楽「……」 〇〇「だって、せっかく会ったから…」 設楽「だったらなんだ。偶然の出会いに驚いたり、喜びを分かち合ったりでもしたいのか?」 設楽「だいたいこんなの偶然とは言えないんだよ。今日ここを通ったのは5回目だ。」 〇〇「5回目!?」 設楽「そこの青い看板を見たのが5回目だから絶対そうだ。」 設楽「5回のうち1回会ったところでなんだっていうんだ。」 〇〇「そんなに行ったり来たり何してるんですか?」 設楽「迷ってるみたいに言うな。ここで待ち合わせてるから確認しに来てるだけだ。」 〇〇「その青い看板のお店で待ち合わせ?」 設楽「……待ち合わせっていうか、そこの前に車待たせてたんだ。なのにいなくなってて…」 〇〇「あの、ひとつ向こうの道じゃないですか?同じお店があるから…」 設楽「えっ……?」 〇〇「……」 設楽「………なんですぐ近くに同じ店があるんだよ。おかしいだろ!? 非常識だぞ!」 〇〇(……行っちゃった。) 〇〇(同じ店って……設楽先輩、もしかしてコンビニを知らない?)}} *複数 **繁華街 ***『実は幼馴染み』琉夏&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 設楽「家には帰らないのか? おばさん、心配してたぞ。」 琉夏「そっか、うん、まぁその内ね。」 〇〇(あれ、あそこにいるの…) 〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」 琉夏「ん?」 設楽「〇〇。なんだ、こんなとこで。」 〇〇「設楽先輩は、お買い物ですか?」 設楽「あぁ、運転手が母の使いで…それより、おまえたち知り合いか?」 〇〇「はい。琉夏くんたちも?」 琉夏「うん、実家が近所だから。」 〇〇「そうだったんだ?」 設楽「しかし……おまえちょっと見ない内にずいぶん変わったな。なんだそのアタマ?」 琉夏「カッコいい?」 設楽「“なんだ”っていうのは、どういうつもりだってことだ。つまり、理解できないってことだ。」 琉夏「怒られちゃった。」 運転手「あの、坊ちゃま、そろそろ参りませんと、ご予定が…」 設楽「うん。じゃあな。琉夏、おばさんに連絡しろよ?」 琉夏「わかった。コウにも伝えとく。」 設楽「琥一!? ……あ、あぁ、そうだな。」 〇〇「?」 設楽「じゃあ!」 〇〇「はい! そっか、2人は幼馴染みなんだね?じゃあ、コウくんも?」 琉夏「そう。小学校の頃は、3人で一緒に登校してた。」 〇〇「へえ! でもなんか、ちょっと想像できないかも。」 琉夏「昔からあんな感じだよ? それで、よくコウに泣かされてた。」 〇〇(だからコウくんの名前が出たら慌てたのか…)}} ***『迷子?』琉夏&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」 設楽「〇〇。」 琉夏「あ、〇〇。」 〇〇「どうしたんですか、2人仲良く。」 設楽「仲良くってなんだ。普通だ。」 琉夏「怒んなよ、セイちゃん。」 琉夏「買い物してたらさ、迷子になったから、ここで運転手さん待ってんだって。」 設楽「俺じゃない。彼がはぐれたんだ。」 〇〇「設楽先輩、セイちゃんって呼ばれてるんですね?」 設楽「あぁ! もう、あっち行けよ、琉夏もおまえも!」 琉夏「ほら、お迎えだ。」 運転手「坊ちゃま! お待たせしました!」 設楽「じゃあ、俺は帰る。琉夏、おまえも家に帰れよ?」 : 設楽「遅い! 不良に絡まれた。」 運転手「えぇっ!? お怪我は?」 : 琉夏「相変わらずだな、セイちゃんは。」 〇〇「ふふっ、セイちゃんか……幼馴染っていいね?」 琉夏「俺たちも幼馴染だろ?」 〇〇「そっか……うん、そうだよね。」 〇〇(やっぱりちょっと羨ましいかも)}} **森林公園 ***『セイちゃん』琥一&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ?あそこにいるのは…) 琥一「黙ってねぇで、なんとか言え、オイ」 設楽「おまえには、関係ないだろ…」 〇〇(やっぱり、設楽先輩とコウくん!) 〇〇「どうしたの?」 琥一「おう、〇〇」 設楽「見ての通り、不良にからまれてる。」 琥一「人聞きの悪ぃこと言うんじゃねぇよ。オマエにはカンケーねえ。ちっと世間話だ。」 〇〇「そんな風には見えなかったよ?」 設楽「関係ないのは琥一だろ。バカ。」 琥一「あぁ?なんか言ったか? セイちゃんよぉ?」 設楽「べつに……」 琥一「チッ……とにかくだ。おふくろさん、泣かせんな。いいな?」 設楽「あの人に担がれたんだおまえは。嘘泣きに決まってるだろ?」 琥一「まったく……いつまでヒネたガキなんだか。」 設楽「そういう琥一。おまえは家に戻ったんだろうな?」 琥一「あぁ? そりゃぁ、まあ、ぼちぼちな。」 設楽「ふん、なるほどな。じゃあ、俺はこれで。」 琥一「……」 設楽「おまえに言われたくないんだよ、馬鹿!」 琥一「やんのか、コラ!!」 〇〇(けっこう仲いいのかな、2人……)}} ***『ヘリに乗りたい』新名&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ? あそこにいるのは…) 新名「〇〇さん。よっす。買い物?」 〇〇「うん、そんな感じ。新名くんは?」 新名「うん、オレも……あ! なあ、来週からなんだけど補助券もらったらオレにくんない?」 〇〇「補助券?」 新名「そう。100枚集めるとヘリコプターに乗れんの!」 〇〇「へーっ。うん、いいよ。」 新名「やった! あんがと! お! 聖司さんにもお願いしよ! 聖司さん!」 〇〇(聖司さんって、まさか……) 設楽「大声で呼ぶな。」 新名「こんちは。聖司さん、もし補助券もらったらオレに補助券ちょーだい!」 設楽「……なんの話だ?」 〇〇「えぇと……」 設楽「ふーん……」 新名「あ、でももし聖司さんも集めるとかだったら遠慮するッス。」 設楽「それはない。乗ろうと思えばすぐ乗れるし。」 新名「……え! 聖司さんち、ヘリあんの!?」 設楽「じゃなかったら、“すぐ乗れる”なんて言うか?」 新名「!!」 設楽「……乗せないぞ。」 新名「ちょっと! ちょっとでいいんで!」 設楽「ヘリ乗るのにちょっとも何もないだろ!?」 新名「補助券渡しますから!」 設楽「そんなの誰が要るか!」 新名「えっ、じゃあタダで乗せてくれるんスか!?」 設楽「ああ、もう! どうしてそう前向きに取れるんだ……」 〇〇「ふふっ!」 設楽「脳天気に笑ってないでどうにかしろ。」 〇〇「そう言われても……」 新名「聖司さんお願い! この通り!」 設楽「…………俺の持ち物じゃないから即答はムリだ。」 新名「待つッス!」 設楽「…………あとで連絡する。ダメでもグダグダ言うなよ?」 新名「押忍! やった!」 〇〇(押し切りで、新名くんの勝ち。やるなぁ! 新名くん……)}} **臨海地区 ***『』不二山&設楽 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「平気っすよ。目立つところじゃねーし。」 ???「平気じゃない。」 〇〇(ん?あそこの2人……) 〇〇「不二山くん、設楽先輩!」 不二山「〇〇。」 設楽「…………」 〇〇「えっと、その顔は……ご機嫌斜め、ですか?」 設楽「こういう顔なんだ、俺は。悪かったな。」 不二山「あ。」 〇〇「ん?」 不二山「おまえ、裁縫道具持ってるか?」 〇〇「今? うん、一応あるけど。」 不二山「設楽さん、助かったじゃないすか。こいつに頼んで――」 設楽「バカ! そんなこと、できるワケないだろ!?」 〇〇「設楽先輩、どうかしたんですか?」 設楽「どうもしない、気にするな。不二山、余計なこと言うなよ? ついでに忘れろ。じゃあな。」 不二山「んー。やっぱヘンだ。歩き方。」 〇〇「え? 本当になにがあったの?」 不二山「破けてんだよ、ケツんとこ。設楽さん。」 〇〇「えぇっ!?」 不二山「転びかけてビリッと。上着でうまく隠してるけど。」 〇〇「そ、そうだったんだ。でも、どっちにしてもズボンじゃ、ここでは繕ってあげられないよ。」 不二山「それもそうか。…………」 〇〇「どうかした?」 不二山「転びかけたときに設楽さんが咄嗟に取った体勢、ビリッと来たんだよな……」 〇〇「ビリッ?」 不二山「うん。柔道に活かせそうな……よし、もう一度やってくれって頼んでくる。」 不二山「じゃあな。」 〇〇(忘れるどころか、追い討ちをかけに行ってるような……)}} **発生場所不明 ***『テスト結果』設楽&宇賀神 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「ダメ。そういうのはやらない。」 ???「やらないんじゃなくてできないんじゃないのか?」 〇〇(あれ?あそこにいるの……) 宇賀神「……数字が見える。」 設楽「は? 待て、メモを……」 宇賀神「まず126、次に132、そしてついに……148。」 設楽「ちょっと待て。おまえ、その数字は……」 〇〇「設楽先輩、宇賀神さん。」 設楽「〇〇……」 宇賀神「バンビ。」 〇〇「何かあったんですか?」 設楽「………………」 宇賀神「設楽先輩が……」 設楽「なんでもない。」 宇賀神「………………」 設楽「いいか、なんでもないからな。おまえは何も聞くな。じゃあな。」 〇〇「行っちゃった。聞くなって、何を……?」 宇賀神「テスト問題を占ってくれって言われた。」 〇〇「えっ、設楽先輩に?そんな無茶苦茶な……」 宇賀神「そう。でも……目が本気だった。」 〇〇「じゃあ、もしかしてさっきのは数学の答え? とか……」 宇賀神「違う。あれは、設楽先輩の過去。1年の時の期末の順位。」 〇〇「えっ?」 〇〇(設楽先輩……必死なんだ……)}} ***『』設楽&氷室 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あれ? あそこにいるのは…) 設楽「……」 氷室「……」 〇〇(わっ、氷室先生と設楽先輩だ!) 〇〇「2人とも……こんなところでどうしたんですか?」 設楽「ガソリンスタンドでピアノでも弾いてると思うか?」 〇〇「思いません。」 設楽「車から変な音がするっていうから、点検してもらってるんだよ。」 〇〇「なるほど……氷室先生は?」 氷室「洗車を頼んでいる。そろそろ終わる頃だ。」 〇〇「なるほど……」 設楽「……」 氷室「……」 〇〇(な、なんで2人ともしゃべらないんだろう。気まずい…) 〇〇「あのー…」 設楽「なんだよ。」 〇〇「いえ、別に…」 氷室「どうした。言いたいことがあるのならハッキリと言いなさい。」 〇〇「特に用があるというわけでは…」 氷室「…そうか。」 設楽「……」 〇〇「……」 〇〇(なんだか去りがたくなっちゃったよ~) 設楽「…じゃあな。」 〇〇「えっ?」 設楽「運転手が呼んでる。」 氷室「洗車が終わったようだ。」 〇〇「えっ?」 氷室「君も用がないなら、暗くなる前に帰りなさい。」 〇〇「…行っちゃった。」 〇〇(2人とも質問には答えるけど…雑談したりしないのかなぁ)}} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- ・メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----

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