〇〇「琥一くん!」 琥一「あン?」 〇〇「誕生日プレゼント。今日でいいんだよね?」 琥一「まぁよ……オマエ、物好きだな?」 〇〇「ふふっ。ね、開けてみて?」
〇〇「琥一くん!」 琥一「よぉ。」 〇〇「はいこれ。誕生日プレゼント!」 琥一「…………」 〇〇「琥一くん?」 琥一「今日か。忘れてた。」 〇〇「ふふっ。ね、開けてみて?」
〇〇「あっ、琥一くん!」 琥一「〇〇。」 〇〇「はい、これ! 誕生日プレゼント。」 琥一「俺に?」 〇〇「うん、琥一くんにだよ?」 琥一「……なんで?」 〇〇「なんでって、琥一くんのお誕生日のお祝いだから――」 琥一「いい、わかった。……サンキュ。」 〇〇「ふふっ、開けてみて?」
琥一「オォ。」 〇〇「どうかな?」 琥一「……なるほどな。」 〇〇「ううっ……ダメ、だった?」 琥一「上出来だ。」 〇〇「ホント?」 琥一「あぁ。俺のコレクション棚に追加だ。」 〇〇(やったぁ、すごくよろこんでもらえたみたい!)
琥一「ホゥ。」 〇〇「……どうかな?」 琥一「まぁ、もらっとく。」 〇〇(うん、わりとよろこんでもらえたみたい)
琥一「オイ、これ……」 〇〇「……どうかな?」 琥一「どうっつーか……どうなんだ、こういうのはよ?」 〇〇(うぅ……ちっとも、よろこんでもらえなかったみたい……)
〇〇「は~い!」 琥一「よぉ。」 〇〇「あ、琥一くん! どうしたの?」 琥一「ほら、今日オマエ……アレだろ、誕生日。」 〇〇「え? 覚えててくれたの? 嬉しい!」 琥一「あぁ……これ。」 〇〇「あ……もしかしてプレゼント?」 琥一「そういうこった。受け取れ。」 〇〇「いいの? ありがとう!」 琥一「そんなはしゃぐな。中身の良し悪しは保証できねぇんだからよ。」 〇〇「ふふっ。本当にありがとう、琥一くん。」 琥一「あぁ。じゃあな。」 〇〇(琥一くんからプレゼントもらっちゃった!)
〇〇「は~い!」 琥一「よぉ。」 〇〇「あ、琥一くん。どうしたの?」 琥一「あぁ、ほら……よ。オマエこの間誕生日だったろ?」 〇〇「あ、うん。」 琥一「……これ。」 〇〇「あ……もしかしてプレゼント?」 琥一「あぁ。遅くなっちまったけど。」 〇〇「ううん、嬉しい!」 琥一「はしゃぐな。中身は保証できねぇんだから。」 〇〇「ふふ、大丈夫だよ。ありがとう。」 琥一「いや……じゃあな。」 〇〇(琥一くんからプレゼントもらっちゃった!)
〇〇「送ってくれてありがとう。」 琥一「あぁ。…………」 〇〇「琥一くん、どうかした?」 琥一「……受け取れ。」 〇〇「えっ、これって……」 琥一「今日だろ。」 〇〇「今日?」 琥一「バカ、オマエの誕生日のこと言ってんだ。」 〇〇「あ……覚えててくれたんだ!」 琥一「ま、会ったついでだ。」 〇〇「ありがとう、大切にするね。」 琥一「大げさなんだよ。じゃあよ?」 〇〇(琥一くん……) 〇〇(今日はすてきな誕生日だったな……)
〇〇「ありがとう、家まで送ってくれて。」 琥一「……オイ。」 〇〇「なに? 琥一くん。」 琥一「ほら、コレやる。」 〇〇「もしかして、わたしの……」 琥一「誕生日だよな?」 〇〇「うん……!」 琥一「まぁ元日じゃあよ、間違えようがねぇ。」 〇〇「ふふっ。ありがとう、琥一くん。」 琥一「……じゃあよ。」 〇〇(〇〇くん……) 〇〇(今年はすごくいい1年になりそう!)
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