設楽「あの部屋、前に見た時はもっとすごかったぞ。」 ○○「へぇ……?」 紺野「すごくない。前からあんなもんだよ。」 設楽「全然違うだろ。こう、足の踏み場もなかったというか……」 紺野「しーっ!」 ○○「ふふ……」
紺野「女の子を呼ぶのはやっぱり緊張するな……」 設楽「相手によるだろ。」 紺野「女の子を呼ぶこと自体珍しいから。」 ○○「わたしも、男の人の部屋ってちょっと新鮮だったかも。」 紺野「よければまたいつでもどうぞ。」 設楽「赤くなりながら言うな。」 紺野「な、なってないよ。」 ○○(なってる……)
○○「すっかり遅くなっちゃった。」 設楽「まぁ、またいつでも来い。」 ○○「はぁい。」 紺野「はーい。」 設楽「……紺野には言ってない。」
紺野「そういえば、設楽の家に行くのは久しぶりだったな。」 設楽「そうだったか?」 ○○「前はよく行ってたんですか?」 紺野「よくということもないけど……」 設楽「学校から帰る時にたまたま会ったりすると、車で送るついでにうち寄ったりな。」 紺野「そんな頃もあったな。なんだか懐かしいな……」
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