〇〇「ねぇ、今日は二人とも、そのカッコでバイクに乗ってきたの?」
琉夏「バスで来た。スーツが汚れるからダメだってさ。」
琥一「俺の服だからな、二着とも。そろそろ最終のバスだ。」
〇〇「もう?最後のクリスマスパーティーなのに残念だね。」(危うい)
琉夏「これから3人で家に行こう。パーティーはこれからだぜ?」
〇〇「やった、賛成!」
琥一「?」
︙
琥一「で、どうすんだ?」
琉夏「お茶と水しかないけど、飲む?」
琥一「計画無しってことだな?そんなこったろうと思った……」
〇〇「まあまあ。じゃあ、ケーキとか買いに行く?」
琥一「家にゃ、そんな金ねぇ。」
琉夏「俺、作ろうか?」
〇〇「今からケーキを?」
琥一「ホットケーキだろ?」
琉夏「冴えてるね。」
琥一「まあな。オマエが作れんのは、ホットケーキかゆで卵だからな?」
〇〇「じゃあ、わたしも手伝う。飾りつけは琥一くん担当ね?」
琥一「飾りっつってもなぁ……」
︙
〇〇「琥一くん、この緑の紙はもしかして……」
琥一「ツリーだろ。文句あんのか?」
琉夏「俺、ツリー見て泣けたの初めて。」
琥一「ウルセー。つーか、オマエらこそ、こんなに作ってどうすんだよ?」
〇〇「だって、琉夏くんがいっぱいこねちゃうから。」
(タッチ会話)
琉夏「クリスマススペシャル♡」
琥一「何やってんだテメェは……」
琉夏「クリスマスだからね。半分は俺が食うから平気。」
琥一「マジで?」
琉夏「超マジ。」
琥一「胸焼けしてきた……」
(タッチ会話)
琥一「付き合いきれねぇ……」
〇〇「はい、メリークリスマス!」
琉夏「メリークリスマス!」
琥一「メリーー!」