洋菓子アナスタシア

バイト開始

  • 普通以下
宇賀神「やっぱり来た。」
〇〇「宇賀神さん!このお店で働いてたんだ。でも“やっぱり”って?」
宇賀神「今日あなたが来ること、わかっていた。」
宇賀神「あなたがここに引き寄せられたのも、星の導き。」
(ほ、本当かな……とにかく、がんばろう!)
  • 友好
宇賀神「やっぱり来た。星の導き通り。」
〇〇「宇賀神さん?ここで働いてたんだ。ちょっと意外。」
宇賀神「ここは人気店。たくさんの人が来る。」
〇〇「?うん。」
宇賀神「購入するものの種類、数。包装、領収書の有無……スイーツは多くを語る。」
〇〇(なるほど、情報収集か。よし……わたしもバイトがんばろう!)
  • 親友以上
宇賀神「やっと来た、バンビ。これも星の導き。」
○○「宇賀神さんもここでバイトしてたんだ。よろしく、先輩!」
宇賀神「星の導きを信じれば、仕事も心配しなくていい。でも……」
○○「なに?」
宇賀神「わたしも力を貸す。ここでは先輩だから。」
○○「うん。ありがとう、宇賀神さん。よろしくね!」

バイト先会話1回目

失敗

〇〇「あっ!!やっちゃった……」
宇賀神「クッキー粉々……」
〇〇「ごめんなさい。片づけるね。」
宇賀神「失敗はいい。けれど、同じことを繰り返してはダメ。」
(失敗しちゃった……気をつけないと)

成功

〇〇「こちらお釣りとレシートです、お確かめくださいませ。ありがとうございました。」
〇〇「ふう……」
宇賀神「おつかれさま。ピークも一段落。」
宇賀神「バンビは手際がいい。まだ覚えることあるのに。」
〇〇「そうかな、結構慌ててるんだけど。」
宇賀神「動揺を外に見せないのも、プロフェッショナルの条件。」
宇賀神「わたしも見習うことにする。」
〇〇(やった、ほめられた!)

大成功

女性客「えーっと。これと……これください。」
〇〇「タルト・オ・フリュイとタルト・タタンですね?ただ今お包みします。」

〇〇「ありがとうございました。またお越しくださいませ。」
宇賀神「バンビ。お店のケーキの名前、もう覚えたの?」
〇〇「だいたいね。メモしておいて家で覚えたんだ。」
宇賀神「素晴らしい努力。きっと星も祝福する。」
〇〇(ほめられちゃった。がんばった甲斐があったな)

バイト先会話2回目

失敗

(着信音)
宇賀神「わたしが出る。」
宇賀神「お電話ありがとうございます、洋菓子屋アナスタシアです。……はい、先程はお買い上げありがとうございました。」
宇賀神「……大変申し訳ございません。はい、そのように。……失礼いたします。」
〇〇「宇賀神さん、なんの電話?」
宇賀神「バースデーケーキをお買い上げのお客様から。ロウソクが入ってないって。」
〇〇「あっ……さっきわたしがお渡ししたお客様……」
宇賀神「許してくださったけど。大事な記念日、気を付けて……」
〇〇「ごめんなさい……」
〇〇(失敗しちゃった……気をつけないと)

成功

〇〇「ふう……これでよし、と。」
〇〇「ケーキをショウケースに並べるのって楽しいよね。ワクワクする。」
宇賀神「仕事を楽しめるようになったら、一人前。」
〇〇「確かに、前は楽しむどころじゃなかったかな……」
宇賀神「ただ、一番ミスをしやすい時期でもある。油断大敵。」
〇〇「そうだね。気をつけないと……」
宇賀神「バンビは大丈夫。ちゃんと星の声を聞けるから。」
〇〇(よし!初心を忘れずにがんばろう!)

大成功

〇〇「よし……これで最後。宇賀神さん、ちょっと見てもらえる?」
宇賀神「もう?ギフトの包装、30箱もあったのに……」
宇賀神「綺麗。あと20分はかかると思ったけど……すっかりベテラン。」
〇〇「ふふっ、やった!」
宇賀神「次の限定セットの内容、一緒に考えてみる?」
〇〇「いいの?大丈夫かな……」
宇賀神「そろそろステップアップ。バンビのセンス、見たい。」
〇〇(よーし、がんばろう!!)

バイト先会話3回目

失敗

〇〇(ふう、今日も無事に終わった!)
宇賀神「バンビ、帰る前に伝票確認をお願い。」
〇〇「うん、どうしたの?」
宇賀神「計算が合わない。このオーダーアソートが原因のはず。」
〇〇「それ、わたしだ。……あっ!プラリネ1個多く入れちゃったかも!」
宇賀神「……それで合う。バンビ、珍しい。」
〇〇「ごめん……店長に謝ってくる。」
〇〇(仕事に慣れて気が抜けてたかも。しっかりしなくちゃ……)

成功

宇賀神「クリームブリュレの売れ行きがいつもの3倍以上……なぜ?」
〇〇「昨日テレビのスイーツ特集でクリームブリュレがランキング1位だったんだ。」
宇賀神「だから多く作っておいたの?」
〇〇「うん、店長に相談して。そういうの見ちゃうと、実際に食べたくなるもんね。」
宇賀神「バンビすごい。情報収集だけでなく、お店にフィードバックまで。」
宇賀神「もうすっかりベテラン。頼もしい。」
〇〇(宇賀神さんにほめられちゃった。うれしいな!)

大成功

〇〇「宇賀神さん!予約のケーキ詰めてあるから、お客様がきたらお渡しして。」
宇賀神「うん。」
〇〇「わたしは厨房で洗い物のお手伝いしてくるから。ここ、よろしくね!」
宇賀神「了解。」
:
〇〇「あ、宇賀神さん。おつかれさま……今日は忙しかったね。」
宇賀神「バンビの指示、店長褒めてた。もう一人でも店を回せるんじゃないかって。」
〇〇「えっ……それは無理だよ!」
宇賀神「それくらい、バンビは必要とされている。パートナーとして、わたしも嬉しい。」
〇〇(パートナーだって……嬉しいな!)

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最終更新:2024年02月13日 22:37