琉夏「おっ!」
〇〇「始まるみたいだね?」
琉夏「〇〇ちゃん。」
〇〇「はい!」
琉夏「ラムネは?」
〇〇「オッケー!」
琉夏「イカの丸焼きは?」
〇〇「もちろん!」
琉夏「あとは、えぇと……」
〇〇「ふふっ、琉夏くん、花火の時は念入りだね?」
琉夏「まあね。ガキの頃から花火大会には毎年来てるから。」
〇〇「夏の風物詩だね?」
琉夏「そんなとこ。ちょっと地味だけどさ、そのかわり浜に出れば、ほとんど真上に見えるだろ?」
〇〇「うん!」
琉夏「どんな大きなのより、ここの花火大会が一番いい。」
〇〇「琉夏くん、はばたき市が好きなんだね?」
琉夏「まあね。……いけね、早く行かないといい場所無くなる。走れ!」
〇〇「えっ!? ちょっと待って!」