紺野「〇〇さん、こんばんは。」 〇〇「紺野先輩、こんばんは。」 紺野「あ、ドレス着たんだ。」 〇〇「どう思います?」 紺野「うん、似合ってる。」 : 紺野「もう行くよ。それじゃ。」
紺野「〇〇さん。」 〇〇「あ、紺野先輩。メリークリスマス!」 紺野「メリークリスマス。」 紺野「へぇ……ドレスを着ると、大人っぽく見えるんだな。」 〇〇「そうですか?玉緒先輩も……」 紺野「大人っぽい?まぁ、実年齢より上に見られるのはいつものことだから……」 〇〇(そういう意味じゃないんだけどな) : 紺野「クラスメイトが呼んでるから行くよ。それじゃ。」
紺野「〇〇さん、メリークリスマス!」 〇〇「紺野先輩、メリークリスマス!」 紺野「会場に着いてすぐ君に気付いたよ。」 〇〇「……ちょっと派手でした?」 紺野「あっ、そうじゃないんだ!そこだけやけに目立ってたというか、輝いて見えて……」 紺野「……何言ってるんだ僕は……」 〇〇(真っ赤になっちゃった) : 紺野「そろそろプレゼント交換会の準備を始めなきゃ……ごめん、ちょっと行ってくる。」
〇〇「紺野先輩、メリークリスマス!」 紺野「メリークリスマス。駄目じゃないか、こんなところにいちゃ。」 〇〇「えっ?」 紺野「はは、彼も来てるんだろ? こんな日くらい、積極的に話しかけてみたら?」
紺野「あ、それ、僕が出したプレゼントだ。君に当たったのか。」 〇〇「あっ、紺野先輩が持ってるのは、わたしの……」 紺野「えっ、本当? そんな偶然あるんだな……」
紺野「君が持ってるそれ、僕が出したプレゼントじゃないかな。」 〇〇「ホントですか?あっ、紺野先輩が持ってるのは……」 紺野「……もしかして、君が? 先生、すごいな。」 〇〇「?」 紺野「サンタの中の……いや、なんでもない。それじゃ、開けるよ?」
紺野「〇〇さん。」 〇〇「紺野先輩。」 紺野「君が持ってるの、僕が出したプレゼントなんだ。なんだか嬉しいな……」 〇〇「あっ、紺野先輩が持ってるのは、わたしの……」 紺野「えっ、そうなのか。先生に感謝しなくちゃ。」 〇〇「?」 紺野「サンタの中の……いや、それじゃさっそく開けてみようか。ははっ。」
紺野「ああ、これ欲しかったんだ。どうもありがとう。」 〇〇(やった! バッチリ喜んでもらえたみたい)
紺野「あっ、これは大当たりだ! こういうの欲しかったんだよ、ありがとう!」 〇〇(やった! バッチリ喜んでもらえたみたい)
紺野「いいね、これ。どうもありがとう。」 〇〇(よかった、わりと喜んでもらえたみたい)
紺野「あ、これはいいな。ありがとう、大切にするよ。」 〇〇(よかった、わりと喜んでもらえたみたい)
紺野「ああ、うん……どうもありがとう。」 〇〇(うーん、喜んでもらえた……かな?)
紺野「ん? えーと……何かにつかえそう、かな?ありがとう。」 〇〇(うーん、あまり喜んでもらえなかったみたい)
紺野「……もし君にこれが渡ったら、君は喜んだのかな?」 〇〇(うぅ、変なものあげちゃったみたい……)
紺野「……そうだな、相手によってはこういうのも喜ばれるかもしれないな。」 〇〇(うぅ、変なものあげちゃったみたい……)
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