あらすじ---------------
シカゴ郊外にあるキャンベル研究所では
人の精神世界、脳の潜在意識へとダイブし治療を行うという実験を試みていた。
そして今、この研究所の心理学者キャサリン・ディーンは
精神分裂により昏睡状態に陥っている一人の男の心にダイブしようとしていた。
彼の名はカール・スターガー
シカゴで起こった怪奇連続殺人の犯人と思われる人物である。
連続殺人の最後の被害者を助けるために
男の心中で手がかりを探るキャサリンは
異常ともいえる精神世界を目の当たりにする。
はたしてキャサリンは「セル」に閉じ込められた被害者を
助け出すことはできるのだろうか。
総評(ネタバレ)---------
脚本というよりも精神世界の芸術的ともいえる描写を楽しむべき映画か。
多少血なまぐささが露骨すぎて、下品さが否めない部分もあるが
奇跡とも思える描写力には圧倒される。
ストーリに関する意見としては、
探していた被害者とカール自身の対比が見事であり、
生還する現実の被害者と、生還を許されないカールとのシンクロが見所。
とはいえ観る者を虜にする映像美と迫力だけでも十分楽しめる作品だと思う。
キャスト---------------
- キャサリン・ディーン:ジェニファー・ロペス
- FBI捜査官ピーター・ノヴァック:ヴィンス・ヴォーン
- カール・スターガー:ヴィンセント・ドノフリオ
- ミリアム・ケント博士:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
- FBI捜査官ゴードン:ライジー・ジェイク・ウェバー
- カールの少年時代:ジェイク・トーマン
- クーパーマン博士:ゲリー・ベッカー
注意事項---------------
- 多少えぐい表現がある。
- THE CELL 2なる映画もあるが監督が違い論外
最終更新:2011年06月15日 13:16