校内魔窟 by:膝小僧
不快に思われたら消します。
やるからにはかなりの厨二クオリティを発揮します
また書けるようになってからテンションの上がりまくり
設定変更のお知らせ。すまないが、設定を変更させてもらう。
全16話予定と思ってたけど、ネタが次々に浮かぶので人物の追加したりするかも。そこは許してくださぁ。1日に4~5レス書けたら良いな、と思っています。
意見矛盾はこちらへ
趣里[西沢… あれ何やってたんだ?]
西沢を支えて、目に写った行動を聞いてみる。
西沢[……ん?あれか…ここ最近、事件や事故が多いって思ったことないか?]
趣里[それがどうした?お前のワケわからん行動に関係あんの?]
校庭の隅っこの自販機やベンチが置いてあるところまで運ぶと、
西沢[サンキュ。……いいや、なんも関係ねぇ]
西沢の姿を見て、疑問に思う点がいくつもある。
まず、変な眼鏡。腕に付けてる機械。剣…槍にも取れそうな武具。
人々は思うだろう。今、現時点でおかしな方はどっちか、百人中百人が間違いなく西沢の格好をおかしい、と思うはずだ。
劇かなんかの練習?撮影?西沢は自販機で飲み物を買い、機械らしき物を操作していた。
趣里[西沢?さっきの衝撃みたいのなんだったんだ?僕のバイクぶっ飛ん…あ!]
慌て校庭を走り、校門へ行く。バイクはベコベコに凹みまくっていて、もはや鉄屑の以外の何物でもないくらいに廃品だった。
趣里[…あ……僕のバイクが…西沢!お前どうしてくれんだよ?…西沢?]
西沢はいつの間にかいなくなっていた。涙が込み上げる最中、冬の寒い道を僕はバイクを押して、一時間かけて帰宅した。
里兎[ちょっと兄ちゃん遅いよ~晩飯まだなんだかんね~]
不機嫌そうな顔をしながら里兎が玄関まで来た。
趣里[うっせ…色々あったんだよアホ]
袋からクーリッシュを取り出して投げつける。
里兎 [よっと…サンキュ兄ちゃん。あ、なぁなぁ、兄ちゃん事故った?]
趣里[…ギクウッン…じ、じゅこってねぇしみたいなぁ!]
事故…あれは事故だったのか?僕の記憶違いなのか?あの時、確かにバイクが止まった。別に衝突したワケじゃない。降りたと同時にバイクが吹き飛んだんだ。
里兎[お母さ~ん。兄ちゃん事故ったってぇ]
趣里[ばっか…事故ってねぇって…]
正気に戻り、叫ぶが遅かった。
里兎[だって、兄ちゃん頭から血が出てんだもん…事故ったんじゃないの?]
言われて頭を触った。微かにだが、指に血がついていた。何故だろう、言われるまで何の痛みもなかったのに、いきなり激痛が脳内を走った。走馬灯のように子供の頃の思い出が駆け巡り、1つの声が頭に響いた。
[あなたもあの人たちと同じ…同じモノ。逃げてばかりの嫌な人]
声が響いた後、全身の力が抜けて起きているのか寝ているのかもわからなくなった。
数時間後、少しの頭痛と共に目が覚めた。そこには母さんと里兎がいた。僕は気を失っていたらしい。それにしても救急車呼ばないとか、どんだけパニクってたんだよ。周りが酷く散らかってた。
里兎[…兄ちゃん!起きたか?なぁ、兄ちゃん起きた?ちゃんと見えてる?息できる?記憶ある?日本語理解でき…]
趣里[あ~うっせうっせ…頭に響くはボケ]
母[このバカタレが、どこで事故ったの?]
この家族は…まぁ心配してくれるだけ感謝しとかないとな。
趣里[…いや、事故ってはないんだ]
記憶をたどってみてもやはり事故などしてない。頭の傷はなにでできたものなんだろうか…
里兎[でも兄ちゃんのバイク凄いベコベコになってるじゃん]
う~ん…それは僕にも理解できない。校庭で西沢が変な儀式を………西沢!?
趣里[西沢だ!]
急に大声をあげる僕に、二人は驚いていた。
母 [ニシザワ…って]
趣里[ほら、クラスにいるじゃん?西沢って奴。めちゃくちゃおとなしくてひ弱そうな…]
僕はなにか変な事に気づいた。めちゃくちゃおとなしくてひ弱そうな…さっき会った西沢は全くの正反対だぞ!?意味不明だ。不意に母さんの声が聞こえた。
母[あ~西沢さんね。西沢さんがどうしたの?]
趣里[………やっぱなんでもない…勘違いだった]
これ以上、考えても無駄だな。明日本人に聞いてみるか。それに眠くなってきたしな。ゆっくり起き上がり、二階へ上がろうとしたが止められた。
里兎[兄ちゃん晩飯は?今日はおで~んだよ?いらないの?]
趣里[……ちょっと待て、そこは体調の事を聞くだろ?]
里兎[兄ちゃん大丈夫なの?今日はおで~んだよ?]
趣里[それじゃかわらん]
里兎[兄ちゃんおで~んなの?頭大丈夫?]
趣里[…うっせうっせ…食欲ないし眠たいから寝る]
下らないやり取りしたせいで頭痛が酷くなってきた…でも大丈夫なはず、なんの根拠もないのに自信だけはあった。
とある冬の日の一件から僕の日常が変わった。
最終更新:2010年07月18日 00:29