ネーナ  「こんにちはーっ!」
アムロ  「やあいらっしゃいネーナちゃん。刹那に用事だねもちろんいるよ何十分でも何時間でも貸してあげるよ
       あいつの部屋は完全防音で何話しても音が漏れないから将来の話し合いとかじっくりみっちり濃密に」
ジュドー 「兄さん必死すぎ」
ガロード 「なんでこう最近の兄さんは俺らの相手を見つけようと躍起になってるんだろう……」
ネーナ  「あはは、ありがとアムロさん。でもねー、今日はせっちゃんに用事があってきたんじゃないのよねー」
アムロ  「なに? じゃあ誰……」
ネーナ  「今日はねー、あの子に用事があってきたのよ!」

 ビシッ、と指を向けた先にいたのは、

アル   「へ……僕?」
ネーナ  「そう、アル君!」
アムロ  「なにぃ!? ……いや、年の差を考えればありか……?」
ガロード 「ねーよ!」
ネーナ  「まあそんなわけで、アル君を三ヶ月ぐらいお借りしたいのよね」
アムロ  「さ、三ヶ月!? そんなに長い間、一体どこに……」
ネーナ  「その内分かるから。で、どう、アル君?」
アル   「えー、でもなー、何やるんだかよくわかんないし……」
ネーナ  「バイト代出るから」
アル   「行ってくるよ兄さん!」
アムロ  「決断早いなお前!?」
ガロード (Myザク買うために貯金してるんだもんなアル……)
ジュドー (あっさりついていっちゃったが、本当に大丈夫なのか……)

 ~3ヵ月後~

アムロ  「ううむ……アルとネーナちゃんは一体どこに行ってしまったんだ……」
ロラン  「たまに連絡入っても、詳しいことは何も教えてくれませんものね……」
アムロ  「『テレビの、特にバラエティ番組はよくチェックしておいてね!』とかなんとか……一体何の話なんだ」
ロラン  「探検隊にでも出演するんですかねえ?」
アムロ  「ははは、まさか……」
ジュドー 「に、にいさーん!」
ガロード 「て、テレビを見てくれ!」
アムロ  「テレビって……」
ロラン  「まさか、本当に……?」

 ドタドタと居間に移動してテレビを見てみると、そこには……

アル   「はーい、どーもどーも」
ネーナ  「『アルアルネーナ』でーす!」

アムロ  「なんじゃそりゃあああああっ!?」
ロラン  「ええと……お笑い番組ですか、これ?」
ガロード 「そうなんだよ」
ジュドー 「最近頭角を現してきたコンビの名前が妙に聞き慣れた感じだったんで、もしかしたらと思ったら……!」
アムロ  「一体何を考えてるんだ二人とも……!?」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年09月14日 22:27