文化祭1ヶ月と1日前、教員会議
ギレン校長「明日より、文化祭の準備が始まるが…。絶対に学園の質を問われかねない出し物はさせないように。」
教員 「分かりました。」
遂にやってきた中、高、大学合同文化祭1ヶ月前の日。
この日より文化祭の準備が始まる事となる。皆の雑談の話題にも文化祭の話が登り始める頃だ。
キラ 「今日が文化祭準備開始の日だね。」
ラクス 「そうですわね。楽しみですわ…。文化祭。」
アスラン 「そうだな…。」
フレイ (文化祭…面白そうね。)
ジェリド (文化祭でカミーユに赤っ恥掻かせてやる!!)
…そして放課後、キラ達のクラスでは
担任の魔乳と副担任のナタルが進行をつとめ、出し物を決めようとしていた。
魔乳 「では、出し物を決めようと思います。」
ナタル 「起立、着席、礼!」
魔乳 「誰か、いい案はない?案があるものは挙手しなさい。」
少しの間、皆考える。一番最初に挙手したのがジェリドだった。
ナタル 「ジェリド、言ってみろ。」
ジェリド 「ロラン、カミーユ、キラを代表として、女装の似合いそうなのが多い。女装の似合いそうな男を10人くらい選抜して、
オカマコンテストでも…。(カミ-ユに屈辱を与えるにはこれが一番だ!!)」
カミ-ユ 「ふざけるな!!何で女装なんかしなきゃならないんだ!!」
ロラン 「そうですよ。そんな勝手なの、認めませんよ。」
シーブック(出番があるなら女装でもいい…。出番を…。)
ナタル 「駄目だ。校長より、学園の質を問われる恐れのある出し物は禁じられている。(キラの女装は見てみたいがな…。)」
ジェリド (クッ…。他の手を考えるか・・・。)
イザ-ク 「先生、学園の質を問われるか、問われないかは物の見方です。私は、逆に周囲に先鋭的試みをした学園だと判断されると思います。
(キラに屈辱を与えられる手を逃すわけには逝かない)」
ジェリド (ナイスフォローだ、イザ-ク。)
それを傍目にわきでは…。
アスラン 「あの馬鹿…なんてこと言い出すんだ…。」
キラ 「女装なんて…
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
イザ-ク (キラ、哀れだな(藁))
ラクス 「キラ様、まだ決まったわけではありませんわ。」
キラ 「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
本筋に戻る。
ナタル 「そんなもの・・・認めん!!次!!」
魔乳 「そうね…流石にそれは・・・ね。それに、とくにこの学園はラクスさんがいる分、文化祭にも注目されているの。無茶は出来ないわ。」
その後、数人の挙手がある。
シーブック「舞踏会なんてどうでしょう?」
そして、このときキラ達は…。
キラ 「うあ゛ぁあ゛ぁぁ…却下されたのか…よかった…。」
二コル 「全くですね…。」
アスラン 「一瞬驚いたよ・・。全く。」
そしてシーブックの提案が聞こえる。
キラ 「舞踏会…と言う事は…うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ラクス 「(ヒソヒソ声で)何で舞踏会でキラ様が…?」
アスラン 「(ヒソヒソ声で)フレイの虐めのネタになるからだよ。キラは君と踊ったとしたら後でフレイに何されるかわからない。
かといってフレイと踊るのは嫌だ・・といった感じだろう。」
また本筋に戻る。
ナタル 「皆が皆彼女がいるわけじゃない。メンバーの問題もあるだろう。次。」
カクリコン「このクラス、いい女がいっぱいいる訳だし、観客の投票で選ぶタイプのミスコンとかは。」
ナタル 「学園祭でそんな馬鹿なこと出来るか。それにどうせアイドルであるラクスが優勝で終わるだけだ。次。」
又わきで
キラ 「何かもう地獄を見てきた気がするよ…。」
アスラン 「お前は決まっても無いのに泣くなって」
本筋
ラクス 「キラ様とアスランでハッキング講座でも」
ナタル 「犯罪を促進する講座をしてどうする、次!!」
ディアッカ「文化祭恒例のMS大会を、オールドタイプ部門、ニュータイプ部門それぞれ賭けの対象にしてやるってのはどうだ?」
ナタル 「犯罪だ。却下。次。」
キラ 「ハロやトリィみたいな手作りロボットの販売でも。製作はアスランに任せて。」
アスラン 「1ヶ月だったら精々30個しか作れない上、体力が持たないだろう!!」
キラ 「ごめん…アスラン。」
ナタル 「そういうわけで却下。次。」
二コル 「ミラージュコロイド系装置の理論公開とか」
ナタル 「あんな物が出回ったら大変な事になる。却下。」
ジェリド 「青年の主張とか」(ここで男女みたいな名前の奴を男女みたいといって何が悪い!!と…。)
ナタル 「どうせ一部の馬鹿が挑発的発言をして大喧嘩になる。却下。」
ジェリド (ばれたか・・・。)
魔乳 「バジルール先生!!そんなことをいっていたらいつまでたっても決まりません!!」
ナタル 「規律を守ることを教えるのが教員です。こういうところを甘くしては意味がありません。では…次。」
アスラン 「ありきたりですが、お化け屋敷でも・・。」
ナタル 「やっとまともな意見が出たか・・。それで行こうか。他に意見はあるか……無いようだな。ではお化け屋敷で決定で良いな?」
全員 「………」
ナタル 「ではお化け屋敷で決定だ。後、隣の開き教室を使ってやっている恒例の2つに分けた食事拠の兼任担当代表は臨機応変にやってくれ。」
全員 「分かりました。」
ナタル 「そして、お化け屋敷の係決め(ここまで細かく決めると面白くない為中略)…これで決まったな。明日から準備だ。では解散。」
こんな感じで、全てのクラスが文化祭の準備を始める事となった。
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最終更新:2017年05月20日 20:48