ティファ「着たきり雀は…あまり、よくないと思います…」
セレーネ「……ティファちゃん、ガロードと一緒にいる時間、楽しい?」
ティファ「え?は、はい。…その、とても楽しいです。時間があっという間に過ぎてしまうくらい…」
セレーネ「私も同じよ。ずーっと研究をしているとね、風のように時間が過ぎていくの。だから気がつけば
     次の日になっていたりしてね。でもあと少し、このプログラムを組むだけだからって思っていると
     ついつい着替えとかを忘れたりしちゃうのよねー。これも愛よ、AI」
ティファ「愛…ですか?」
セレーネ「そう。ティファちゃんも、ガロードが一緒にいなければ、寂しいでしょ?」
ティファ「私は…どこにいても、ガロードが感じられるから…大丈夫」
セレーネ「(ぬ、手強い…)そう?でも、やっぱり一緒だった方が嬉しいでしょう?」
ティファ「…はい///」
セレーネ「私も、AIをいじっていたいから、料理とか、着替えとか、洗濯とか、そういうことは全て
     後回しなの。好きな物とは出来るだけ一緒にいたい。これは女の性だからしょうがない。
     うん。私たちって案外似た者同士ね」
ティファ「はぁ……」




ティファ「ごめんなさい、無理でした…」
ガロード「仕方ないさ。人生経験の差があるしな。
     あの姉ちゃんがいきなり女っぽくなったりしたら、それこそ驚きだ」
セレーネ「ガロード、何か言った?」
ガロード「いいえ、何も言っておりませんです、お姉様」

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最終更新:2013年09月16日 23:32