602 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/06/12(木) 06:19:31 ID:???
ある都市伝説について
テルコット「本当だよ、一人でお風呂に入ってたら、女のお化けがぶわーっと出るんだって。
……ママが言ってた」
ドロシー「バカじゃないの男子って。まだそんなうわさ信じてるの?」
アル「この場合バカはテルコットだけだよ。こっちまでバカって言うなー」
チェイ「そうだよ。自分の母ちゃん見て勘違いしただけだろ」
テルコット「違うよ、いきなり出てきて『私の子供になれ』とか言うんだって!ママが言ってた!」
兄弟たちが通っている学校では、女のお化けに関するうわさが流れていた。
960 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/06/27(金) 23:32:57 ID:???
602で放置してた都市伝説の再投下です。
都市伝説「妖怪るぺしの」・接触編
テルコット「本当だよ、一人でお風呂に入ってたら、女のお化けがぶわーっと出るんだって。
……ママが言ってた」
ドロシー「バカじゃないの男子って。まだそんなうわさ信じてるの?」
アル「この場合バカはテルコットだけだよ。こっちまでバカって言うなー」
チェイ「そうだよ。自分の母ちゃん見て勘違いしただけだろ」
テルコット「違うよ、いきなり出てきて『私の子供になれ』とか言うんだって!ママが言ってた!」
兄弟たちが通っている学校では、風呂に現れるという女のお化けに関するうわさが流れていた。
アルは信じなかったが、魔法も精霊も見たことがあると主張するシュウトは信じていた。
ウッソは実際に女のお化けを見たと主張した。
ウッソ「独りで風呂に入ってるととても怖いものを見たんだ!
兄さんたちはみんな笑いながらエロ漫画の見過ぎだって言うけど、僕は絶対に絶対にウソなんて言ってない!」
シュウト「信じないなんて夢を忘れた古い地球人だよね」
ウッソ「いや、こんな夢なら見ない方がいい!突然現れて、自分の子供になれって迫って、嫌だと言ったら沈められそうになるんだぞ。
アルもシュウトも妖怪るぺしのの恐ろしさを知らないんだ!」
妖怪るぺしのとやらに遭遇して以来、ウッソは独りで風呂に入るのが怖いらしい。
961 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/06/27(金) 23:35:11 ID:???
都市伝説「妖怪るぺしの」・とある幼女の場合
風呂に現れるお化けの話は男子から先に広まったが、すぐに女子にも広まっていた。
プルツー「怖くないのか?」
プル「ぜんぜんー?どうせ独りだったら赤いおじさんが侵入しようとするし。
お風呂に出るだけのお化けよりいつ来るかわからないそっちの方が怖いよ」
ミネバ「私は父上や母上と入ったりハマーンと入ったりお前たちと入ったりで独りになることは無いから、そのお化けは関係ないな」
マリーメイア「小学生にもなって一人でお風呂には入れないなんてお子様ですわね」
ミネバ「だって、独りで入ってたらお化けは子供になれって言ってきて嫌がったら風呂に沈めようとするんだぞ」
プルツー「赤い服着て幼女を狙うんだぞ」
プル「ビーム輝くフラッシュバックに影が映るんだよ」
プルツー「でも白い悪魔像を置いておくとお化け除けになるっていうな」
ミネバを小ばかにした態度を見せるマリーメイアにミネバは反論し、
プルとプルツーは悪乗りして赤い変態のイメージも合わせて妖怪るぺしのについてあることないことを話した。
マリーメイア「べ、別に私なら独りで入っても平気ですわ!」
レディ・アン「なるほど、出るかも知れないと。では今日は私が一緒に…それでは意味が無い?…わかりました」
妖怪るぺしのの話をされたレディ・アンは、結局マリーメイアの意思を尊重して一緒に風呂に入るのは控えた。
代わりに、彼女はマリーメイアを守るため彼女なりの方法を取ることにした。
ゼクス「…それが我々プリベンターが招集された理由だ」
五飛「馬鹿馬鹿しい!猛魂戦隊のリハーサルを休んで来たのにそんな程度の理由だったとは」
ヒイロ(……早く任務完了してMGS4の続きやりたい)
一方、マリーメイアは妖怪いつでも来やがれと思いつつもこれまでに無く緊張して入浴していた。
緊張しすぎたのが良くなかったのかも知れない。親子として接する時間が少なかったのが悪かったのかも知れない。
トレーズ「マリー、たまにはお父さんも一緒に入っていいかな?」
それが父トレーズだとすぐには気づかず、マリーメイアは驚きの声を上げたが、
その時風呂場をモニターしていたのが他の面々ほどトレーズとの親交の無いサリィ・ポウだったのも不運だった。
サリィ・ポウ「
妖怪?侵入者?とにかく照明弾!」
ゼクス「これで妖怪とやらの正体はわかったか?」
五飛「妖怪だと?馬鹿馬鹿しい。あれはトレーズだ…」
ゼクス「……そうかわかった妖怪だな」
ヒイロ「…妖怪退治任務了解」
五飛「…妖怪退治は正義だ!」
レディ・アン「トレーズ様?!貴様ら撃つな!撃つな!絶対に撃つな!」
五飛「あ~?聞こえんな」
ゼクス「ただいま電波の届かないところにおりますのでお繋ぎ出来ません」
ヒイロ「ダチョウ倶楽部的に撃てという意味で任務了解」
結局、妖怪は居なかったんだから良かったじゃないか、と浴場をボロボロにされてもトレーズは寛大に笑って済ませてくれたが、
ヒイロと五飛とゼクスはレディ・アンとマリーメイアに散々罵倒されて帰されたのだった。報酬も当然出ない。
ゼクス「傷どころか汚れ一つつかずタオル一枚でエレガントに笑いながら出てくるのが妖怪以外の何だというのだ。
あの時、普通なら
ミンチになるほど撃ったのだぞ」
ヒイロ「五飛教えてくれ、俺は後どれだけ働けば保存用と布教用のMGS4を買えるようになるんだ」
五飛「知るか!あの風呂の弁償が済むまではただ働きだぞ俺達は!」
最終更新:2013年09月16日 23:49