――イザークの家。

イザーク「遅い!一体奴等は何処をほっつき回っているんだ!!」
ディアッカ「落ち着けよイザーク。あいつ等なんか放って置いて俺達だけで先に始めようぜ」

ガチャッ

キラ「ご免。遅れて!」
イザーク「遅いぞキラ!・・・って、何だそいつは?」
アル「こんにちは~」
キラ「いや、今日は僕の家、みんな留守でさ・・・アルの友達もみんな居ないって言うから僕が面倒みる事になっちゃったんだ」
イザーク「だからと言ってここまでつれてくる事はないだろうが!!」
キラ「アルもゲームに興味があってさ・・・今日も着いてきたいっていうから・・・」
イザーク「うるさい!しかも1時間も遅刻しやがって・・・罰として、コンビニでジュースとか何か買って来い!!」
キラ「わ、分かったよ・・・あと、アスランとニコルももうじき来るそうだから」
ディアッカ「たく・・・これだから臆病者は困るぜ」
キラ「じゃあアル、直に戻ってくるからあのお兄ちゃん達と待っててくれ」
アル「うん、分かった」

ディアッカ「それじゃあ先に俺達で始めとこうぜ」
イザーク「ああ・・・この鬱憤、まとめてゲームで晴らしてやる」
ディアッカ「今日はどのキャラで・・・ん?」
アル「(じーっ)」
ディアッカ「何だ?お前もやりたいのか?」
イザーク「このゲームは子供の玩具じゃない。素人は引っ込んでろ!」
アル「・・・ううっ(ひっく)」
イザーク「って泣くなよおい!!」
ディアッカ「まぁまぁディアッカ、いいじゃねえか。
アルとかいったな、とりあえず俺と対戦してみるか?」
アル「(目を輝かせて)うんっ」
ディアッア「という訳だ。その子と代われイザーク」
イザーク「俺に指図するな!!」

――30分経過。

アル「キラ兄ちゃん遅いなぁ・・・何処まで行ったんだろ?」
アスラン「遅くなって済まない」
ニコル「あれ?2人ともどうしたんですか?」

イザ―ク「ブツ・・・・・・・・・ブツブツ」
ディアッカ「俺が・・・俺が負けるなんて・・・」

アル「こんにちは」
アスラン「おや、君はキラの弟の・・・」
アル「アルです。今日はキラ兄ちゃんに連れられてここに来ました」
ニコル「そうだったんですか。ははぁ~ん・・・さては2人とも、アルと対戦してボロ負けしたんですね?」
イザ―ク・ディアッカ『(ビクッ)・・・』
アスラン「成る程な・・・しかし小学生に負けるとは・・・・・・」
イザ―ク「うるさい!黙れ!!臆病者!!!」
ニコル「今そんな事言っても迫力ないですよ」
アル「ねえ、お兄ちゃん達も僕と対戦しようよ?」
アスラン「ん?ああ、いいとも」
ニコル「言っておきますけど、僕もアスランもイザ―ク達とは違いますよ?」
アル「宜しくお願いします♪」

――更に30分経過。

キラ「ごめんよみんな、駅前でフレイに出くわしちゃってさ。撒くのに苦労しちゃって・・・って、みんなどうしたの!?」

アスラン「チチウエ・・・モウシワケアリマセン・・・」
イザ―ク「ママ・・・ゴメンヨ・・・」
ディアッカ「モ・・・モドレナイ・・・」
ニコル「ジーマンカンチョウ・・・」

アル「あ!キラ兄ちゃん、お帰りなさい」
キラ「アル、みんなどうしちゃったんだ?」
アル「あのねあのね、このお兄ちゃん達ね、みんな弱いの」
キラ「え?」
アスラン「キラ・・・すまないが今日は帰らせて貰うよ・・・」
キラ「ア、アスラン・・・?」
ニコル「僕もちょっと・・・この辺で」
ディアッカ「今日はもう・・・グゥレイト!にはなれそうにないから・・・」
キラ「え?え?みんなどうしちゃったの?」
イザ―ク「キラ・・・」
キラ「うわっ!」
イザ―ク「帰れ・・・そして明日コロス!」

ばたんっ

キラ「な・・・何なんだよ一体・・・?」
アル「何だもう終わりかぁ~・・・もう少し遊びたかったなぁ」



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最終更新:2017年05月22日 21:09