ロラン「…ちょ、姉さん!なんて格好してるんですか!」
セレーネ「無礼講」
アムロ「・・・・・」
ロラン「ナニがですか!いくら家の中とはいえ、せめてバスタオル位は巻き付けて下さい!!」
セレーネ「あら、貴方は気にしないの?久し振りに磨いた珠の肌よ?」
ロラン「実の姉に欲情するほどボクは瀬戸際じゃありませんから」
セレーネ「ふうん・・・(チラ)」
アムロ「・・・・・」
ロラン「とにかく、間違っても他の兄弟の前ではそんなあられもない格好は慎んで下さいッ!」
セレーネ「アラ、ワタシだって見せる相手は選ぶワヨ?ねえ、兄さん?」
アムロ「・・・・・」
ロラン「……そういう台詞は他の殿方に聞かせるべきものでは!?」
セレーネ「あらカワイイ。相変わらずのお兄ちゃんコね」
アムロ「セレーネ」
セレーネ「はいはい、仰せの通りに…フフフ」


ロラン「もう、姉さんは、すぼらにも程があります!」
アムロ「だからさ、あいつはお前たちが可愛くて仕方ないのさ。だからあんなにオープンなんだ」
ロラン「・・・・兄さんの前でだけ、ですよ・・・・」
アムロ「ん?」
ロラン「なんでもないです…晩酌の続きはしますか?僕も少し飲みたいです」


セレーネ「……ねえ、あの時のロランの顔見た?顔真っ赤にしちゃって」
アムロ「君が刺激的なモノを見せ付けるからだろ?」
セレーネ「残念、あのコ私の裸なんて眼中になかったわよ。気になるのは傍にいたお兄様のし・せ・ん♪」
アムロ「真逆だね」
セレーネ「姉弟だからこそ通じるモノがあるのよ、兄さんに酌してるあのコは従順な奥様そのもの。初々しいったらなかったわ」
アムロ「…なら僕はもう寝るぞ。そして明日はロランに付き添って買い物にでも行こうか」
セレーネ「だ、駄目よ!に、二週間振りの共同作業なんだもの、その為にキレイにしたんだから!!」
アムロ「ならさっさと再開させよう。夜更かしは美容にもよくないよ」
セレーネ「もう、こんな時くらい説教は止めて……」




ENDE 

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最終更新:2013年09月20日 21:49