888 名前:敬老の日すぺしゃる! :2008/09/15(月) 10:39:07 ID:???
ミネバ「おじいちゃま、いつもお仕事ご苦労様です」
デギン「む? 見事な菊じゃが…どうしたんじゃ?」
ミネバ「学校で、園芸部の人たちに花壇をお借りしました。
     いっぱい手伝っていただいてしまいましたが…」
デギン「そうか…ミネバが育ててくれたのか…」ウンウン
ギレン「やれやれ、孫に花を贈られて涙ぐむとは…父上も老いられましたな」
ガルマ「ふ~ん、で、その背中に隠しているバラの花束は、誰に贈るんだい?ギレン兄さん」
ギレン「ぐっ!!」
キシリア「ミネバと被ってしまって、出すに出せなくなった、と言ったところですか?」
ギレン「じょ、冗談は、よせ(滝汗」
デギン「ギレン…」キラキラ
ドズル「やれやれ、相変わらず兄貴は素直でないのぅ」


マイッツァー「ベラ! 急に来るとは、どうした」
セシリー「ずいぶんご無沙汰していますので…ご挨拶に参上いたしました」
マイッツァー「全くだ! もう少しでワシは孫の顔を忘れてしまうところだったぞ」
セシリー「まぁ、それは大変ですわ。
      それじゃあ味覚にも訴えておかないといけませんわね。 はい、お爺様」
マイッツァー「ほう…お前が焼いたのか」
セシリー「はい。 まだ父やザビーネにはかないませんけど…今日のは良い出来だと思うんです!」
マイッツァー「ふむ。 それは早速試してみないとな。 誰か! 紅茶を頼む!」



889 名前:敬老の日すぺしゃる! :2008/09/15(月) 10:40:35 ID:???
ドクターJ「ふむ…」
プロフェッサーG「温泉で無いのが残念じゃが…」
ドクトルS「大自然の中での風呂というのも…」
H教授「悪くないな」
 老師O「どうですかな?」
ロメロ「お、いいですな!」
レオニード「風呂酒はやはり日本酒ですな!」
 伯爵「おいおい、レオニード。 医者があまり飲みすぎるなよ」
レオニード「ふん! 今飲まんで何時飲むと言うんじゃ。
       ウッソ! お銚子が足りんぞ!」
ウッソ「はぁ~い! …なんで、こんなことに…」
デュオ「全くだぜ…っと、気をつけろよ、カトル」
カトル「はいはい」
  心配性の友人に笑って応えると、カトルはシャベルですくい上げた焼け石を、
  川岸を石で囲って作り上げた湯船にゆっくりと沈める。
  湯玉が走り、盛大な音を上げた。
カトル「湯加減はこれくらいでいいですか?」
H教授「ふむ、もう少し熱い方が好みではあるが…」
レオニード「湯の温度が高いと、回るのも早いぞ。
       とりあえずはこれくらいでよかろう」
ドクターJ「うむ、そうじゃな」
 老師O「五飛、つまみはまだか?」
 五飛「今用意している! もう少し待て!」


シロー「ジタン!」ホイ
ジタン「あん? おっとっと…なんじゃ、これは?」
エレドア「いつも爺さんには世話になってるからな」
サンダース「俺たちからの、心ばかりの礼だ」
カレン「あんまり飲みすぎないでよ?」
ジタン「こいつぁ…いいのか?安くはなかっただろう?」
シロー「それが…ちょっとしたツテで市価よりかは幾分安く手に入ってね」
ミケル「ああっ、隊長! 言っちゃダメですよぅ」
エレドア「今のでありがたみが3割は減ったな」
シロー「ええっ!そんなに? …いや、だけど」
サンダース「それでこそ隊長という気はしますがね」
カレン「違いない」
ジタン「まぁったく、お前さんたちは変わらんのぅ…」
  テンガロンハットを深くかぶりなおすジタン。
  わいわいと騒いでいるシローたちを尻目に、サンダースとカレンはにやにやと
 人の悪い笑顔で老整備士を眺めていた。



890 名前:敬老の日すぺしゃる! :2008/09/15(月) 10:41:38 ID:???
ガロード「アムロ兄!」
ジュドー「いつもご苦労様です!」ハイ
アムロ「…なんだ?急に…」
セレーネ「だって、今日は敬老の日…」
アムロ「俺は二十代だと、何度言えば…(怒」ゴゴゴゴ
セレーネ「退避ー♪(脱兎」
ガロード&ジュドー「「わはははははは!」」ドピュン!
アル「うわぁ…」
シュウト「早いなー」
アムロ「遅いっ!」
セレーネ「ぐえっ!」
アムロ「今日という今日は許さん!」ギリギリ
セレーネ「あだだだだだ!」
ロラン「あ、あの、アムロ兄さん、それくらいで…」フタリガオビエテマス…
アル&シュウト「「………」」ガクガクブルブル
アムロ「はっ!」ドサッ
セレーネ「きゅぅ………」ピヨピヨ

シュウト「姉さん、大丈夫?」
アル「はい、濡れタオル…」
セレーネ「うう、いつもすまないねぇ」ゴホゴホ
ロラン「(やれやれ)それで、プレゼントは何だったんです?」
アムロ「これか? 軽いし、どうせ空き箱だろう」
ロラン「そうですかぁ? じゃあ、僕が開けてもいいですか?」
アムロ「ああ… 別にかまわないが…」
  がさがさ…
ロラン「へぇ…これは、セレーネ姉さんの趣味じゃないですよね?」
アムロ「ん?」

  次の日。
チェーン「あら、柄物のネクタイなんて珍しいですね」
アムロ「もらい物だよ」
チェーン「ふ~ん、それはどなたの趣味なんです?」
アムロ「それが、逃げ足が速くてね。 聞きそびれたよ」
チェーン「はぁ?」ニゲアシ?

おわり。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年09月20日 22:21