末っ子ってつらいよね。
1人や2人や3人兄弟ならともかく僕なんて13人居る兄弟の末っ子なんだよ?信じられないよね!?
そんなわけでストレスがたまっていた僕は家出をすることにした。
クリスのところに行くと、きっとクリスに怒られるから、バーニィのところに行くことにした。

バーニィ「そっか、でもなぁアル、聞いてくれよ。」
アル「なに?バーニィお説教なら聴きたくないよ。」
バーニィ「違う違う、おまえんち兄弟多いけどさ、うちも兄弟多いだろ。」
アル「ウン、しかも変な人ばっかりだよね。」
バーニィ「そうなんだよ!!だからクリスにもクリスの両親にも家族を紹介できないんだよォ。」
アル「大変だね、バーニィも。」
バーニィ「弱肉強食だかなんでも兄貴達のおこぼれとかお古しかもらえないし…。」
アル「マイMSもザクだもんねぇ…。あれもお古なの?」
バーニィ「そうだよ、シャア兄さんの…壊れかけてたやつを押し付けられたんだ。がんばって直したから何とか動くようにはなったけどね。」
「信じられるかアル!赤くてツノがついてたんだぞ!?」
アル「悪趣味だねぇ。」
バーニィ「アルんちもそうだろ?」
アル「えーっと…ぼくんち?(回想)」

年下だからってバカにしないで僕の相手をしてくれるコウ・キラ・ウッソ兄ちゃん。
ちょっと恐いけどホントに困った時は助けに来てくれるドモン・カミーユ・ヒイロ兄ちゃん。
たまに僕のことからかうけど、頼りになるし、楽しいシーブック・ガロード・ジュドー兄ちゃん。
いつも僕達家族の為に働いてくれてるアムロ・シロー・ロラン兄ちゃん・・・・・・

アル「うっ、ううっ…うわぁぁ~ん!」
バーニィ「ど、どうしたアル!」
アル「っく、えっく、ボ、ぼくうちかえるうっ!」
バーニィ「???とりあえず作戦成功……かな。」

僕はバーニィに送られて家に帰った。
安心する兄もあり、怒る兄もあり、「早かったじゃーん。」なんて言う兄もいて、無関心な兄もいる。
でもね、僕は知ってるんだ。皆ホントは心配して待ってたんだよね。
バーニィが庇ってくれたおかげでお咎めは無かったけど、僕はもう家出しないと思う。

バーニィ「いい兄貴ばっかりじゃないか。アル」
アル「まーぁねー♪」
バーニィ「こいつぅ!兄貴自慢かよ、俺への嫌味かぁー?」
アムロ「フフ、君もうちの子になるかい?いまさら1人増えても変わらないからね。」
アル「それいいね!僕がバーニィのお兄ちゃんになってあげるよ!」
バーニィ「とーんでもない!兄弟はもうたくさんだね!」
一同「アハハハハ」

数日後・・・
バーニィ「おじゃまします!俺をここのうちの子ににしてください!!」
アル他兄弟達「ポカーン…。」
冗談だと言ってよ!バーニィ!


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最終更新:2017年05月24日 21:50